『Monster Hunter Wilds/モンスターハンターワイルズ』
2025年2月28日発売
発売日:
2025年2月28日
メーカー:
(株)カプコン
ジャンル:
アクション
音声:
イタリア語, スペイン語, ドイツ語, フランス語 (フランス), ポルトガル語 (ブラジル), ロシア語, 日本語, 英語
表示言語:
アラビア語, イタリア語, スペイン語, スペイン語(メキシコ), ドイツ語, フランス語 (フランス), ポルトガル語 (ブラジル), ポーランド語, ロシア語, 日本語, 英語
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以下はPlayStationStoreより引用
荒々しく獰猛な自然が、襲い来る。
刻一刻とダイナミックにその姿を変貌させるフィールド。
二面性をもつ世界に生きる、モンスターと人々の物語。あなたは、強大なモンスターの狩猟を生業とする“ハンター”として狩猟で得た素材から、より強い武器や防具を作りながら、その世界と人々との関わりを解き明かしていくこととなる。
進化したハンティングアクションと、途切れることのない没入感を追求した究極の狩猟体験が、あなたを待っている。
STORY
数年前、ギルドが調査したことのない未踏の領域「禁足地」との境界で、一人の少年「ナタ」が保護された。
謎のモンスターの襲撃から単身逃げ延びた彼の言葉を手掛かりに、ギルドは調査隊を結成。
「白の孤影」と呼ばれるモンスターの調査と、襲撃された守人一族の救助を任命されたハンター達「調査隊」の旅がいま、始まる。A LIVING WORLD / 生きた世界
飢えた肉食モンスターが群れて争う過酷な「荒廃期」と、 「異常気象」を経て迎える、豊かな生命が溢れる「豊穣期」という二面性を持っており、ひとところにいたとしても、 時によって全く異なる表情を見せる。
MONSTERS / モンスター
登場するモンスターはどれも特徴的。それぞれの特徴を活かしながら環境に順応している。
「異常気象」が発生すると、その生態系の頂点を司る強大なモンスターまでもが姿を現す。HUNTING / 狩猟
多彩な武器や装備と、新たなアクション。
モンスターの行動や環境を見極めながらの狩猟は、新たな進化を遂げる。
新アクション「集中モード」では、狙いを定めて攻撃やガードを行なうことができる。
モンスターの急所を狙うことで特殊な派生に移行して大ダメージを与えることも可能に。CHARACTERS / キャラクター
心強いパートナーや、調査隊の仲間など、ハンターの狩猟生活を支える存在が多数登場。
引用ここまで
いよいよ発売となった本作。
本編ストーリー部分をクリアしたので、そのレビューをば。
ネタバレもあるので、注意。
『これは”世界”と”一人の少年”、そして、その”意思”の物語』
本作『モンスターハンターワイルズ』は、長年続いてきたカプコンの人気アクションゲームシリーズ『モンスターハンター』(その歴史は今年でなんと21年目。)の最新作として、2025年2月28日に発売された。
以下のメッセージは20周年記念サイトより引用
親愛なるハンターの皆さんへ
おかげさまで「モンスターハンター」は、2024年3月に20年目を迎えます。
我々スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます!このシリーズが20周年を迎えることができたのは、ひとえに皆さんのおかげです。
20年前の2004年春、たった5種類の中から選んだ武器を手にココット村や
ミナガルデの街より挑む狩猟生活が、雪山から海底、遺跡から新大陸まで
こんなにも長く続いていることに感慨無量です。
皆さんからの大きな愛情とあたたかなご支援があってこそだといえます。私たちは20年という歳月を共に過ごしたユーザーの皆さんとのコミュニケーションを大切に
タイトルアップデートや、次のシリーズに活かせるよう心掛けてきました。
「モンスターハンター:ワールド」の登場で、グローバルのファンに向けても伝播し成長できたこと。
コロナ禍の中でイベントや外出さえままならない中で、ハンターの皆さんと直接会う
機会が激減しても、SNSなどで多くの声を届けていただき支えてもらったこと。
皆さんの深い「モンハン愛」に改めて感謝しています。私たちは皆さんからの応援を活力に、そしてこの20周年を迎えた誇りを胸に、
より快適で新たな驚きをもたらす狩猟生活を引き続き楽しんでいただけるよう邁進していきます!
これからも「モンスターハンター」が、皆さんの傍らにいられたら幸いです。さぁ、「一狩りいこうぜ!」
「モンスターハンター」シリーズ スタッフ一同
ー引用ここまで
本作では、これまでの「モンスターハンター」シリーズのゲームプレイを継承しつつも、ゲーム内設定やショートカットなどユーザーの利便性をより高め、新たなシナリオやキャラクターを通して、物語主体(主にムービーパートで)のゲームプレイが提供されている。
(これ自体は、ハンターが喋るようになったりと、以前のシリーズから少しずつ兆候はあった。)
※だから、キャラクリは自身の気に入るまで、何度もするんだぞっ。本作結構喋るし、結構いい感じに本編でアップになるぞ。
キャラクリエイトについて
男女ともに色々と設定できる。
また有名人を模したようなクリエイトのレシピなどもあるので、興味のある人は検索して、再現してみてもいい。
ローカライズについて
翻訳については、概ね問題無し。語調、口調の切り替えもできている。
(筆者のプレイ環境は、英語音声の日本語字幕。)
世界観とストーリーについて
▼『モンスターハンターワイルズ』英雄の証 (Wilds version)トレーラー
『モンスターハンターワイルズ』の舞台は、広大でダイナミックな環境が特徴的。
シリーズの流れとしては、『Monster Hunter: World/モンスターハンターワールド』を汲むものとなっている。
(ストーリー上の繋がりではなく、ゲームシステムや写実的なキャラの描き方、風景の描写など)
本作でのプレイヤー(ハンター)の役割は、
まるで異世界のようにも思える広大な自然環境で生息し、
時に脅威として、襲来する巨大なモンスターたちを狩猟し、様々な人や他種族とも交流し、
ゲーム内で構築された世界の生態系の謎や、
それにまつわる物語を掘り下げて行く事となる。そして、この『世界観』と『物語』の重要性が、これまでのシリーズよりも増している。
プレイヤーが関与する事によって、”世界”と”一人の少年”の運命が交錯し、展開されていく。
物語の主軸となるのは、『ナタ』と呼ばれるある一人の少年。その少年が、主人公である『ハンター』(プレイヤー)たちと出会い、
小さく非力なその身に、否が応でも突き付けられる現実と事実に傷つきながらも、
一生懸命悩み、皆との絆を育みながら、歩みを進める。
そんな物語。
本編で、彼の成長を追いながら展開されていくストーリーは、単なるモンスターを討伐するというゲームの一要素を超えて、終盤からラストにかけて、胸にジーンと来る感動を与えてくれた。
(もう多分これは、実プレイヤーの親目線とかそういった類のものだろう。
事実、ゲーム内でのカットも三人で映る部分は、疑似家族として、最初はギクシャクしながらも、最後にはって感じだし。)
プレイヤーである『ハンター』は、それぞれの『人』や『種族』が持つ『意思』と『力』、
それは時に『繋がり』を生み、
それは時に『崩壊』を引き起こす。
ふと考えさせられるような、そんな場面に多く出くわす事となる。
ただ、これも人によっては、良し悪しで、ストーリーを追っていくパートでは、ゲーム内でムービーが展開される事となり、ゲームプレイのテンポが悪くなってしまうと感じる部分も。
(少しぶつ切りのような印象を覚える。)
なので、もうこれはストーリーはストーリーとして、しっかりと楽しんで、その後、狩猟やそれに関係するシステムや装備集めを楽しんだ方が良いと個人的には思う。
また、今これを書いている筆者自身が、もうこのシリーズを長い間、プレイしてきたので、上位が解放されるまで装備を更新しなかったりと、初めてこのシリーズをプレイする人とは、乖離してしまった意見にもなっているしね。
なので、シリーズ初めての人は、是非ゆっくりと自分のペースで、ゲームを楽しんでほしい。
色々な武器を、あーでもない、こーでもないと試してみたり、新しい鉱石を拾って、装備を更新したり、新しいモンスターの動きに戸惑ってみたり。
そして、そうやってプレイを続けて行く内に、オトモネコの優秀さに、本体は『ハンター』ではなく、オマエなのかと思ってみたり。(ブンドリで、素材(希少なヤツ)を、持ってきた時(しかもあと1つ、それだけが出ないという時に)は、思わず敬語でお礼言いたくなるもんね。)
だから、上記のテンポ部分の感想についても、あくまでも、シリーズ経験者の意見の一つとして、受け取って欲しい。その上で、自身は、今作のストーリーは楽しめた。
『ハンター』の物語における役割や立ち位置、その目線についても、実際にプレイしている人の年齢や環境も含めて、色々と変化しているだろうしね。
ちなみにストーリー部分は、20時間弱くらいだったかな。
これをボリューム不足と捉えるかはそれぞれだけど、自身はこれ位でちょうど良いかな。
これ以上はちょっと胃もたれしそうではある。
ゲームプレイと新要素について
今作『モンスターハンターワイルズ』では、戦闘の基本的な流れや狩猟の楽しさについては、従来のシリーズ作からしっかり受け継いで、発展させている。
なので、新規の人も経験者の人も、ここは安心していい。
伊達にここまで、シリーズは続いちゃいない。
シリーズ最初期からの『ハンター』としては、もう『モンスターハンターライズ』あたりから、ゲームプレイの速度と便利さが段違いだよね。
もう『ライズ』の忍犬同様、『セクレト』を手放せなくなった人も多いのでは?
(この辺りのゲーム内設定の便利を追求した記事も書けるといいなとは思っている。)
手帳もウィッシュリストも素材関連も便利になったしね。
『セクレト』に乗りながら、素材が収集できるのを知った時は、感動した!
『ワールド』でもあった、モンスター同士の『縄張り争い』や『環境利用』もゲームプレイのコア(核)である狩猟体験の良いアクセントにもなっていると思った。
(これは筆者自身が『ワールド』路線のモンスターハンターが好きな事も影響している。)
グラフィックとゲーム内での処理落ちなどについて
筆者がプレイした環境は、『PS5』の有線環境。
なので、Proでのグラフィックや処理落ち等については、分からないが、ゲーム内設定でFPS優先設定にし、プレイした感想としては、処理落ちを感じた場面は無かった。
マルチプレイを行った時もガクガクになってしまうという場面には遭遇しなかった。
グラフィックについては、問題無し。
それぞれのゲーム内の環境を、ムービーパートで上手く表現できているなと思った。
『セクレト』に乗って、のんびりと素材採取している時は癒された。
インベントリ周りのUIとオンライン関係の分かりにくさについて
これは記述の通り。
特にオンラインに関しては、集会所が無くなった事も相まって(後のアップデートで実装される予定との事)、少し直感的ではなくなり、救援関係も含めて、少し分かりづらくなってしまったように感じた。
※追記:上記集会所の件は、『大集会所』として、第一弾アップデートで4月4日に追加された。
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ただこれも慣れれば、リンク関係も多人数の場合はそれぞれ好き勝手にやって、合流という緩い繋がりが再現できるのかな。
以上ここまで。
よし、これから装備突き詰めていくぞー。
ではまた。