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【MUSIC】Jesse McFaddin/ジェシー・マクファーデン

今日紹介するアーティストは、Jesse McFaddin(ジェシー・マクファーデン)

Jesse McFaddin(ジェシー・マクファーデン)

RIZE/The BONEZのボーカル

プロフィール
”JESSE(ジェシー、本名:マック・ファーデン・ジェシー・ソラト(Jesse McFaddin)、1980年8月11日 - )は、日本のミュージシャン。ロックバンドRIZE、The BONEZのボーカリスト、MCおよびギタリストである。”

Wikipediaより引用

皆にはこっちの方が伝わりやすいかな。
▼RIZE - Why I'm Me

だいたい、毎回、同じメンバーと再会し、そして、色々と世間を騒がせた後、彼が2020年12月にこの名義で、ソロアルバム『Crescent』を発表。

CLOUDLAND33
上記サイトで、彼が手掛ける洋服なども販売されている。

その中のこの曲が特に素晴らしかったので、紹介。
▼Jesse McFaddin - "Dali"

このMVの冒頭に登場している男性が、彼の実父で、ギタリストであるChar

プロフィール
”1955 年6 月16 日東京生まれ。本名・竹中尚人(たけなか ひさと)。ZICCA REDORDS 主宰。8 歳でギターをはじめ、10 代からバックギタリストのキャリアを重ねる。

1976 年『Navy Blue』でデビュー以降、『Smoky』『気絶するほど悩ましい』『闘牛士』等を発表。Johnny, Louis & Char 結成翌年、1979 年に日比谷大野外音楽堂にてフリーコンサート「Free Spirit」を行う。

1988 年 江戸屋設立以降、ソロと並行して、Psychedelix、BAHO での活動を行う。2009 年にはWEB を主体としたインディペンデントレーベル「ZICCA RECORDS」を設立し、自身が影響を受けたギタリスト( エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ベンチャーズ、ジミ・ヘンドリックス等) のカバーであるTRADROCK シリーズ(DVD/CD) 全7タイトルを発表。”

zicca netよりプロフィール紹介を引用

曲自体も父がかつて結成していたバンド『ピンククラウド』の曲をサンプリングしている所もエモい。

今までのキャリアの中で、背伸びしたり、無理やりに明るく振舞ってみたり、本心ではない部分もあったよう。

そして、これまで続けていた活動を、立ち止まらざるを得ない状況になった時に、色々と振り返り、考えた様子。

そのあたりはBARKSのインタビューでも本人が語っている。

全文はリンク先のインタビューを見てもらうとして、その内容を一部引用。

もちろん、あのことを笑い話にできるようになるにはまだ10年も20年もかかると思ってるけども、いつか本当に笑い話にできるように、どこかのタイミングから始めなきゃいけないな、とも思ってて。ただ、RIZEやThe BONEZでなくこうして一個人として動き始めるというのは、俺にとって自分なりの“筋通し”なんですよね。

―中略―

でも今回の場合は、初めて……ある意味、背伸びできなくなったことに気付かされて。

―中略―

ところが俺は、どう頑張っても背伸びができない状態に陥ってしまった。結局、どんな人にとっても「自分らしく生きるってどういうことなんだろう?」というのは、共通する課題だと思うんですよ。だけど実際、自分のことを把握するのって難しいし、死ぬ間際とかにならないと気付けないことっていうのもきっとあるはずだし。

barksインタビューより引用

上記アルバムより公開されているMVの『I talk』

▼Jesse McFaddin - "I talk"

I’ve been thinking
about this lately

So let me share a little with you so are you with me

家に閉じ込めた大事なもの程
心も感情もそこ

勝つ事考えるのも1つだよ
負け繰り返す方が学ぶけど

I’ve been tellin’ myself for a while now
って言いたくて 今役立ちたくて

▼Jesse McFaddin - "Welcome"

We are all different shades of the same color

I welcome all colors
I welcome all types
I welcome all cultures with different minds

We all bleed the same color
We all bleed the same color

世代で言うと、日本のミクスチャー、ラウドミュージックのメイン寄りを走ってきていたバンドの印象。

しかし、ここで表現されている歌詞や内容は、内省的な部分も含めて、音楽的な成熟を感じる事ができた。

人には、それぞれ様々な事が起こり、その中で色々な思いを抱くのだと思う。

時には嬉しくなったり、また、時にはツラくて悲しくなってしまったりと。
失敗し、つまづいてしまって、立ち止まってしまう事も。

それでも少し休んでから、また立ち上がって、歩き出せるといいな。
これを書いている自分も、それを読んでいるあなたも。

ではでは、また。

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