今日紹介するゲームはRuiner(PS4)
ニンテンドーSwitchでの発売も発表された今作。
考えるなっ、感じろっ!とにかくその手の銃をブッ放せっ。
ジャンルは見下ろし型のアクションゲームで、コテコテのサイバーパンク。
サイバーパンクというと今度発売される期待の新作『サイバーパンク2077』があるので、
その前にサイバーパンクな気持ちになりたくて、このゲームをやってみた。これが想像以上に面白かったので、紹介してみようと思う。
汚物は消毒だぁーーー。も勿論デキマス。
サイバーパンク(Cyberpunk)とは?
まずサイバーパンクって何なの?っていう話だが、おおざっぱに言うとSFの世界観、設定、ジャンルの1つ。
ここを細かく話すと長くなってしまうので、ここでは割愛。
とにかくこのRuinerで表現されているのは、映画ブレードランナーとかAKIRA(大友克洋)等で描写されている様な世界観。
文字では分かりにくいかもなので、動画でどうぞ。
▼AKIRA 4Kリマスターセット
ちなみにこのアジアンテイストな世界観。
海外のアーティストの間でも結構根強く広まっていて、このEminemのPVや、
▼Eminem-Phenomenal
先日、衝撃の引退発表をしたNicki MinajのPVでも見受けられる。
▼Nicki Minaj-Chun-LI
ああ、そうそう。
米津玄師のフラミンゴのPVも上手くアジアンクールな要素が散りばめられているね。曲も勿論良し。
▼米津玄師-Flamingo
『サイバーパンク2077』の作中でも、AKIRAへのリスペクトが感じられるバイクが登場している。
Catching a break with Yaiba Kusanagi... ??#Cyberpunk2077 pic.twitter.com/Trn3OEhncc
? Cyberpunk 2077 (@CyberpunkGame) 2019年7月19日
漢字のフォントとか独特の電飾、それと街並みの雑多な感じがクールだって事なのか。
っと話が横道にそれてしまった。
Ruinerについて
Ruinerのストーリーは2091年の近未来でのお話。
その世界に存在する巨大サイバー都市”レンゴクシティ”で、謎の勢力に兄を誘拐されてしまった主人公が、突如現れる少女のハッカーと共に兄を救う為、そして、真実を解き明かしていく為に戦うというもの。
作品の総ボリュームは10~12時間くらいで終わるけども、その後はプレイ内容を突き詰めたり、難易度を上げてニューゲームプラスでもう一度挑んてみたりと、トライアンドエラーを繰り返して、自身最高のプレイを突き詰めるという事になる。
ステージをクリアした際、このようにリザルトが表示される。
そしてこのプレイを突き詰めるという作業。
この作業を行って行く上で最も重要な要素が、キャラの操作感とロード時間。
ここがダメだとやる気がかなり無くなってしまう。
このゲーム、油断していると本当にサクッと死ねちゃう
その点、このゲーム、そこの部分がほんとに良く出来ていて、キャラを動かしていて楽しいし、自分の操作が上手くなったという感覚もきちんと得られる。
ロードにもストレスは無く、何度も繰り返しプレイしたくなる仕上がりになっている。そして、ここも評価ポイントなのが、主人公の強化はプレイヤー自身がスキルを選択して、強化していく。それが何度でも振り直し可能になっている所だ。
この仕様はスキルビルドを色々と試す事が出来て、嬉しい。
スキルの種類は様々。シールドを強化したり、ダッシュを強化したりと色々試そう。
プレイ中に流れる音楽も相まって、繰り返しプレイする事でどんどん気持ち良くなってくる。
そうそう、誰かも言っていたね、『悩むより一服のソーマ』だって
これはそんな『ソーマ』なゲームなのかもしれない。
ゲームの舞台となる街並みは、刺さる人には刺さる街並み。
難易度を下げて、無双感を楽しんだり、難易度を上げて、容赦無くボコられてみたりと、それはアナタ次第。
値段もそんなに高くなく、コストパフォーマンスはとても良いかなと思う。(筆者はPS4版をプレイした)
ここまでで興味が出てきたならば、是非。