『Xdefiant/エックスディファイアント』
発売日:2023年 配信予定
ジャンル:First-Person Shooter
デベロッパー:Ubisoft
対応プラットフォーム: Xbox Series X|S / PlayStation®5 system / PC
基本プレイ無料での配信が今夏に予定されていた『Xdefiant/エックスディファイアント』。
その配信日について、Ubisoftエグゼクティブプロデューサーである『Mark Rubin/マーク・ルービン』氏よりアナウンスがあったので、紹介。
詳細については、こちら。
(内容を一部加筆修正して、掲載)
※パブリックテストについては、こちら。
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【ディビジョン2】『エックスディファイアント』パブリックテストのお知らせ
『Xdefiant/エックスディファイアント』 発売日:2023年 配信予定 ジャンル:First-Person Shooter デベロッパー:Ubisoft 対応プラットフォーム: Xbox Ser ...
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『Xdefiant/エックスディファイアント』の配信日についてのお知らせ
『Xdefiant/エックスディファイアント』ファンの皆さん、こんにちは!
今日は、皆さんに、本作『Xdefiant/エックスディファイアント』に関しての重大なお知らせがあります‼
なぜ本作『Xdefiant/エックスディファイアント』の具体的な発売日がまだ明言されていないのか?について、少し詳しくご説明させて頂きたいと思います。
また、時に内実を詳らかに説明するという事は、どうしても情報量が多くなってしまうので、皆さんが戸惑わずに前向きに受け入れてくれると、嬉しいです! 😀
(※訳注:(慣用表現)like drinking from a firehose)
まず初めに。
ここでは、『the submission/提出』の流れについて、詳しくご説明します:
『the submission/提出』とは、ゲーム(作品)をファーストパーティ(ソニー、Xboxなど)に提供し、それらの環境下において、ゲームが正しく動作するかどうかをチェックする、開発の一部を指します。
その為、私たち開発は、社内のQA(Quality Assurance・品質保証)/コンプライアンスチームと共に、セルフテストを行い、提出プロセスの過程で、引っ掛かってしまう可能性のある問題を見つけようとします。
『the submission/提出』までに必要だと思われる、またはやっておきたいタスクをすべて修正、または完了した後、提出用の最終バージョンと思われるCM(Candidate Master/マスター版候補)の準備と検証に、更に約2~3週間を費やします。
その後、複数のユービーアイソフトチームによる1週間に及ぶ厳重なQA&コンプライアンステストが行われます。
そのテストに、合格すれば、その後、ファーストパーティに提出され、作品の販売承認を得ます。
ファーストパーティは1週間かけて提出された作品の最終調査を行い、私たちに『合格』の通知を行うか、『不合格』通知の際は、次回の『the submission/提出』の際までに、必要な修正事項のリストを添えて、知らせてくれます。
また、この『the submission/提出』プロセスではっきりさせておきたい事は、ユービーアイソフトのQC(Quality Control/品質管理)チームがビルドの機能的バグを探し、PC、ソニー、Xboxのグループに分かれたユービーアイソフトの別のチームがコンプライアンス上のバグを探すという事です。
上記2つは、異なるタイプのバグとなります。
『機能的、機能性バグ』とは、「このゲームプレイ機能が意図したとおりに機能するか」という事になります。
(例えば、あるアビリティを使用した後、武器のダメージが変化するバグがあるといった)。
そして、機能性バグに関しては、ファーストパーティが行うテストの妨げにならない限り、ファーストパーティが発見する類のものではありません。
それらバグを発見するのは、我々の仕事となります。
そして、『コンプライアンスバグ』とは、ファーストパーティが自分たちのプラットフォームに沿ったゲームにするべく要求するシステムや全体的なゲーム体験に関連するものとなります。
(例えば、トロフィーは適切にトラッキングされているか、フレンドリストはゲーム状況により、適切に更新されているか、などです)。
すべてのファーストパーティから承認を得た後、配信の準備を整え、承認の日付にもよりますが、配信するまでには、おそらく1~2週間を要します。
もし承認がもらえなかった場合は、再度、1カ月ほどかけて提出された問題を修正し、上記のプロセスを繰り返す事となります。
では、『Xdefiant/エックスディファイアント』の現状は?
7月末に『提出』プロセスを開始し、8月中旬に、『不合格』の通知を受けました。
その際、私たちの予想以上に、コンプライアンスに関する修正事項が多い事に気づきました。
もしこのテストに『合格』していれば、(当初の予定通り)8月末に配信できたと思います。
しかし、そうはならなかったので、我々はここ3~4週間、これらの問題を修正し、再提出の準備を進めてきました。
現在、『Xdefiant/エックスディファイアント』は、そのプロセスのCM(Candidate Master/マスター版候補)準備の段階にあり、これよりおよそ2週間以内には、ファーストパーティに提出できるかと思います。
そのテストを順調に通過する事が出来れば、9月中旬から下旬の配信となる見通しです。
しかし、条件付きで『合格』となる可能性も存在します。
つまり、それは、コンプライアンスを確保する為、いくつかの最終的な修正を加えた『初日(デイワン)』パッチを行わなければならないという事になります。
もし『初日(デイワン)』パッチが必要という事になれば、作品の配信は、10月上旬から中旬にずれ込む事となります。
では、なぜ配信日をはっきりと決めないのか?
もし私たちが今作『Xdefiant/エックスディファイアント』を、ゲーム発売(配信)の慣例に倣って、スケジュールを進行していたならば、私たちは十分な猶予を持って、自信のある配信日時に設定していたと思います。
しかし、このゲームに関する様々な事柄と同様、私たちはその典型的な選択肢を選びませんでした。
ゲームが完成するずっと前に、何百万人もの人々にプレイしてもらうといった事は、普通の事ではありません。(筆者注:慣例、慣習にはない)
未完成の時点のゲームを、欠点だらけのまま、何百万人もの人々に見せる事を恐れず、躊躇わず、皆さんにお見せする事は、普通の事ではありません。
これらの出来事は、実際のテストであり、単なるマーケティングイベントではありません。
なので、いつ配信するのかと問われれば、本当の答えは "できるだけ早く "となります。
そして、私たちが行う事は、皆様にお伝えする情報があり次第、皆様にご報告し続ける事となります。
結論として、私たち開発陣は、このゲームのコンセプトにより、コミュニティに対して、より作品の透明性を高め、プレーヤーの声に耳を傾け、そのフィードバックに基づいて行動する事を目指しました。
私たちは、プレイヤーの要望に基づき、作品が開発途中の段階であっても、今後機能追加を行う予定があるという事でさえも発表してきました。
現在実装されているマップ投票や、後に実装予定の『サーチ&デストロイ』のようなモードがその例となります。
私たち開発陣は、今作『Xdefiant/エックスディファイアント』を、皆さんのゲームにしたいと考えています!
皆さんに、いきなりたくさんの情報をお伝えしてしまった事は、承知しています。
ここまで時間を割いて、読んで頂き、ありがとうございました。
本作『Xdefiant/エックスディファイアント』がここまで辿り着くのに、非常に険しい道のりでした。
そして、この険しい道のりを、共に歩んでくれたすべての人、それぞれに感謝したいと思います。
本当に私たちも、『Xdefiant/エックスディファイアント』配信本番が今から待ち遠しいです。
そして、無事配信された暁には、『Xdefiant/エックスディファイアント』への情熱と愛を、皆さんと分かち合いたいと思っています。
それでは、『Xdefiant/エックスディファイアント』で、間もなく皆さんに、お会いできる事を楽しみにしています!
- Mark Rubin/マーク・ルービン
以上ここまで。
これまた結構ざっくばらんに話したね。
とりあえずは、ゲームの機能的には問題ないけど、コンプライアンス的にはって所かな。
また情報が更新されたら、書くよ。
では、また。