【GAME】The Surge 2 Premium Edition／サージ2・プレミアムエディション

『The Surge2 Premium Edition／サージ2・プレミアムエディション』

今日紹介するゲームは『The Surge2 Premium Edition／サージ2・プレミアムエディション』

これは、『The Surge2／サージ2』にシーズンパスが付与されているもので、年始のセールで購入。

The Surge2 Premium Edition

※こちらのセットに含まれる商品は単体でもご購入いただけます。重複購入にご注意下さい。

内容の説明
ゲーム本編と全てのシーズンパスコンテンツを収録したプレミアム・エディションでThe Surge 2の世界を楽しもう。

【シーズンパス内容】
- 追加武器セット「Public Enemy Weapon Pack」
- 追加ギアセット「Jericho's Legacy Gear Pack」
- シーズンパス購入者限定の追加武器「BORAX-I量子メイス」
- 拡張パック「Kraken」

PlayStation Store説明より引用

巷ではSF版ダークソウルなどと呼ばれていたりする。
（個人的には、アクション部分はブラッドボーンに近いかなと思う。）

前作の『The Surge／サージ』もプレイ済みで、ゲームシステムが気に入っていたので、今回そのプレミアムエディションを購入。

バージョンはPS4。

ゲーム紹介：

世界観について

・世界観は前作『The Surge／サージ』からのものを引き継いでおり、未来の荒廃した世界を強化外骨格という装備で強化した人や、機械などと戦って、この世界を生き抜いていくといった内容。

▼The Surge2-Story Trailer（字幕にて、日本語可能）

ストーリーについて

飛行機事故で昏睡状態になっていた主人公は、あることをきっかけに目を覚ます。見覚えのない研究所から抜け出すと、外はミサイルの影響で廃墟と化していた。機械や人間は暴走し突如襲い掛かる。過酷な環境下でロボット兵器や敵から生き延びるために、装備を充実させ、壮絶な戦いに打ち克ち、真相へ辿り着こう。

PlayStation Store説明より引用

ローカライズについて

翻訳部分で気になった点は無し。

問題なく、違和感なくプレイできた。

ロードや処理落ちについて

ロードはエリア移動時に少し掛かるかなという印象。

処理落ちに関しては、多数に囲まれてエフェクトが発生した時に、一瞬入ったかなぐらい。
（PS4 Proの場合）

総じてそこまでは気にはならなかった。

グラフィックについて

グラフィックはHDR表示にも対応しており、荒廃した街並みも含めて、結構キレイに描写されており、楽しめた。

操作性について

操作性については、引っかかる所はそんなになかった。

戦闘場面では、特に不便を感じる事はなかった。

ボリュームについて

プレミアムエディションは本編＋シーズンパスの内容諸々なので、このゲームをやり尽くすには十分だと思う。
諸々の部分を以下に記載しておくので、購入時の参考にしてほしい。

またそれぞれのコンテンツは、単体でも購入できるので、単体時の価格も併せて記載。

Public Enemy Weapon Pack（単体購入時、650円）

Jericho’s Legacy Gear Pack（単体購入時、650円）

BORAX-I量子メイス（単体購入は不可）

拡張パック「Kraken」（単体購入時、1,580円）

使用できるキャラについて

主人公は男女、二つの性別から選択し、キャラをクリエイト。 クリエイト要素はそこまで深くない。
（どのみちゲームが進むにつれて、露出している大部分は、装備で隠れる。）

ゲーム内でのオプションについて

・選択可能なオプションは四種類

・ゲームプレイ

・ビデオ

・オーディオ

・操作

コントローラーのカスタム設定は有り

固有アクションについて

このゲームでは、敵の部位を切断し、装備の設計図を手に入れたり、武器を入手する。

もうこれがたまらなく面白い。

正直、後述するこのゲームのマップの面倒臭さもあって、ストーリー本編時でも、これ（敵の部位切断）の為だけに、クエストや探索そっちのけで、メディベイ（ゲームのセーブポイント、ターミナルステーション的な場所）付近で敵を狩っていたくらいに面白い。

ただ、レーティングZ指定なので、結構グロい描写はある。

苦手な人は、設定でフィニッシュをカットできたりするので、試してみてほしい。

キャラの攻撃方法について

・攻撃方法

攻撃方法はR1が水平（横）の攻撃。R2が垂直（縦）の攻撃。

それを組み合わせて、コンボを行ったり、ダッシュや回避からの攻撃があったりする。部位をロックオンして、その場所への攻撃を意識する必要がある。

狙うのが、頭なら縦方向の攻撃を使用するなど。

武器以外にも、ドローンなどを使用して、部位を狙えたりもする。

・ブロックと回避について

このゲーム、敵の攻撃方向に、適正なタイミングで方向キーを入力し、ブロックする事（ジャストガード）で、かなりのチャンスを生み出す事ができる。

（正直これが強すぎて、待ちの戦法一択になってしまうぐらい。）

ただ、それでも敵の攻撃方法やそのタイミングを覚える必要があるので、初見の敵では、とてもスリリングな展開が楽しめる。

また、囲まれたり、路地に追い詰められた時の絶望感も良かった。

キャラの立ち回りを常に考える必要があり、終盤まで戦闘に緊張感を保つ事ができた。

武器もお気に入りをショートカットに登録し、戦闘中でもすぐに切り替えられる所もグッド。

キャラの装備と強化方法について

キャラはテックスクラップを使用して、レベルアップを行い、モジュールポイントを振り分けて強化する。

項目は3つ
体力
スタミナ
バッテリー効率

振り直しも容易に行えるので、特化ビルドなどを気軽に試せる所はとても良い。

装備は武器を含めて、全部で8ヵ所。それからインプラントというパワーコストを使用して、セットするキャラ強化に繋がるものがある。それぞれ素材を使用して、強化可能となっている。素材も変換できる所が良い。

このゲームの気になったポイント

このゲームで気になったポイントは、プレイヤーへのメインクエストの導線が不親切という事と、とにかくマップが分かりづらい。

このマップが分かりづらいという部分の説明だが、マップが見づらい（暗いなどと言った視認性）といった話ではなく、クエストやプレイヤーの進行の必然性に比べて、マップそのものの繋がりが分かりづらいという事。

前作『The Surge／サージ』でも同様に、この分かりづらさはあったが、今作ではマップの縦の広がり（下層、高層といった）もあるので、それがより分かりづらくなってしまった。

この部分を好意的に解釈すれば、進むべき方向はプレイヤーに委ねられており、マップを探索、踏破する喜びは失われずに済んでいるとも言えるが、それはプレイヤーが色々と進んだ先でお宝や強敵と出会えたり、収集物を集めるといった事を行えるから。

もちろん本作でもそれは可能。

少し背伸びして、格上を倒し、素材を手に入れたり、音声ログを集めたりといった事。

ただ、どこにいってもその先は現時点では、進行不可となる場所にぶち当たるので、結局本編をさっさとこなして、必要な部分を揃えてから、もう一度という展開になってしまう。

そう、そして最初の話に戻るが、本編をさっさとクリアしよう、クエストをこなそうとなった時に、マップの分かりづらさ、不便性が顔を出してくる。

まずミニマップがない。

ショートカットもあちこちにあるが、発見そのものが結構手間なのと、複数のショートカットの繋がりが分かりにくい。

ファストトラベルの解放時期がゲーム終盤。こういった所から多分、ハクスラゲーム的観点では、ストーリークリアからの周回プレイが本番という事は理解できるんだが、そのクリアまでが少し面倒かなという印象。

進めなかった場所や扉はスクショを撮るなり、紙でメモするといった事をおススメする。
（これはこれで本来のTRPGだったりするけども）

一応オンライン要素として、ソウルやSEKIROのような緩いオンライン要素があり、各プレイヤーのバナーやタグといった痕跡が表示される。

オフラインにして、表示させないようにもできる

バナーを見つけると、経験値や通貨として、使用できるテックスクラップが入手でき、グラフィティタグは、マップの隠しポイントを発見するヒント要素にもなる。

以上ここまでを踏まえて、セールでの割引を考慮すると、コストパフォーマンスはかなり良かった。
ゲームの世界観と装備の外観（SFチック）が気に入った、もしくは気にならないならば、面白いゲームだと思う。

さぁ、装備をよこせ、コノヤロー。

その他のハクスラゲームおススメもいくつか。

ではまた。