『Lies of P/ライズ・オブ・P』
2023年9月19日発売
プラットフォーム:
PS4, PS5
1人のプレイヤー
リモートプレイ対応
PS5バージョン:振動機能対応(DualSenseワイヤレスコントローラー)
レーティング:D
発売日:
2023/9/19
メーカー:
NEOWIZ
ジャンル:
アクション、RPG
このゲームをPS5でプレイするには、システムソフトウェアを最新バージョンにアップデートしてください。
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詳細については PlayStation.com/bc を参照してください。
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以下はPlayStationStoreより引用
『Lies of P』とは?
童話でお馴染みのピノキオをベースにしたダークファンタジーアクションゲームこのダークなソウルライクゲームの原作は、まさかの「ピノッキオの冒険」。
カルロ・コッローディの名作を残酷なコンセプトで再構築した本作。主人公のピノキオは、ゼペット爺さんを探す冒険へと旅立つ。冒険の舞台はベルエポック時代をモチーフにした街「クラット」。そこは、狂気と殺人人形に支配されていた。
ピノキオはさまざまな武器や、特別なアビリティを持つ切り替え可能な義手(Legion Arm)を駆使して生き延びなければならない。敵以外のキャラクターとの出会いも待っている。人間になるという夢を叶えるため、嘘をついてピノキオを導こう。
引用ここまで
いよいよアーリーアクセスが可能となった本作。
デラックス版を購入し、アーリーアクセスをプレイしたので、さっそく作品の感触を。
ゲーム紹介:
世界観について
・今作『Lies of P』は、ベル・エポック的な時代背景を参考にしつつ、SFの1ジャンルであるスチームパンク的な要素を融合させたゴシックホラーとなっている。
▼『Lies of P(Pの嘘)』- ゲームプレイトレーラー | PS5™ & PS4®
ストーリーについて
地獄がクラットの街に低く垂れ籠めている。ゼペットの作った人形となり、敵と対峙しよう。
エルゴの発見によって恩恵を受けていたクラットの街は、かつては栄華を極めていた。
しかし…狂乱した人形たちの暴動により、クラットは絶望の地となり果てた。
数え切れないほどの命が奪われ、生き残った者はなすすべもなく希望の兆しを待つことしかできることはなかった。
公式ページ ストーリーより引用
キャラクリエイトについて
主人公は定められた容姿を持っている。衣装は装備が反映される仕様となっている。
ローカライズについて
翻訳については、若干の誤字、脱字があったが、概ね問題なし。作中人物の性別や小道具などによる演出の口調などの区別は付けられていた。日本語吹替は無く、英語音声、日本語字幕。
ロードや処理落ちについて
・ロードと処理落ちについては、ほとんど気にならなかった。
(PS5、パフォーマンス重視の場合)
ロード中に表示されるTipsが1つか2つ読めるかどうかぐらい。
処理落ちも、自身は体験しなかった。
グラフィックについて
グラフィックについては、かなりキレイな印象。 雨や服の質感、ライティングの表現は、なかなかのもの。
操作性について
操作性については、特に引っ掛かる所はなかった。
アイテムのショートカットも感覚的に使える。
アクション部分については、体験版や発売前レビューなどを見ると、
かなりジャストガード重視、比率が高めの意見が多かったが、自身としては、回避とジャストガードの割合はちょうどこれ位で良いかなという印象。
ジャストガードだけでなく、回避も十分使えるようになっているという感じ。
この辺りは、開発側でも体験版発表後、意識して調整したようだ。
難易度について
難易度設定は無し。難易度の印象は、導入部分(ホテル入口の門番)までは、
チュートリアルをしっかりとこなすという部分でもあり、
そこまで難しく感じなかった。ソウルで言う所の『エスト瓶』も無くなれば、戦闘でゲージを溜める事ができる。
ただ、これは筆者がソウルシリーズや同様のゲームを多くプレイしてきたので、これがシリーズ初といったプレイヤーは、少し手こずるかもしれない。
使用できるクラスについて
冒頭部分で武器とキャラタイプを3種類から選択可能タイプについては、キャラのステータス値がそれぞれチューニングされている。
武器については、少しストーリーを進めると、
他のタイプも購入可能となるので、気にしなくても大丈夫。
筆者は回避タイプを選択。
独自の要素『嘘』について
今作の要素『嘘』だが、
これが個人的にはストーリーに絡んでいて、
悩ましく面白いと感じた。プレイヤー自身に選択をさせるという点においては、
懐かしの『ソウルサクリファイス』などでもあった演出。『人形』と『人間』。
その狭間で揺らぐ『選択』。この辺りは、古典である『ピノキオ』を下敷きにしつつも、
作品の世界観とうまくマッチさせているなぁという印象。
思わず魅了されてしまう『作中の建造物や小道具』について
これはもう一目瞭然、刺さる人には、刺さる部分。これまた『フォールアウト』シリーズや、
レトロフューチャー的な『何か』、
はたまた近年流行りのサイバーパンク的なネオンサインとも違った、
耽美的な装飾品、建造物の数々。
こういったゴシック的な表現が好きな人は好きだと思う。
個人的にはスチームパンクな表現が好きなので、楽しめた。
あとは、効果音やBGMの使い方が印象的だった。
ホテルに入る前は、ほぼ環境音。
その雨の音などもヘッドホンでしっかりと聞き取れ、没入感が増した。
以上取り急ぎここまで。
めちゃくちゃ個人的には、
藤田和日郎氏の名作『からくりサーカス』を思い出したよ。
まだ未見の人は面白いので、こちらもぜひ。
では、また。