book
-
伊藤計劃『ハーモニー』レビュー
今日紹介する本はこちら、『ハーモニー』伊藤計劃(新版)(ハヤカワ文庫JA) この新版は、2010年に出版された本編に加え、「伊藤計劃インタビュー」が追加収録されている。 『 ...
-
エヴゲーニイ・ザミャーチン『われら』レビュー
今日紹介する本はこちら、『われら』(エヴゲーニイ・ザミャーチン)(集英社文庫・小笠原豊樹/訳) 立ち竦む波。すべては洗練される。私は細菌だ。 後のディストピアSF物の源流の一つとして、評 ...
-
オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』レビュー
今日紹介する本はこちら、『すばらしい新世界』(オルダス・ハクスリー) 文明とは消毒である/civilization is sterilization ディストピアSF物として、名作と名高 ...
-
ジョージ・オーウェル『動物農場』レビュー
今日紹介する本は、ジョージ・オーウェルの『動物農場』 四本足は悪い。二本足は良い。 作品のレビューの前に、簡単に作者の紹介を。 ”ジョージ・オーウェルはイギリスの作家(19 ...
-
スティーブン・キング『ドクタースリープ』レビュー/後編
前編よりの続き。 今作の『ドクタースリープ』は前作『シャイニング』の続編になるが、作者のキング自身もシャイニングの登場人物のその後は気になっていたようで、折に触れ、設定を考えていた様子。 ...
-
スティーブン・キング『ドクタースリープ』レビュー/前編
今回紹介するのはスティーブンキングが2013年に発表したシャイニングの続編小説である『ドクタースリープ』 2015年に邦訳版が文春文庫より発売されている。この作品の映画化が2019年の冬 ...
-
酉島伝法『皆勤の徒』レビュー
今日紹介する本は、酉島伝法『皆勤の徒』 そうだ。お前の名前はグョヴレウウンンだ。 君は一体、何回目の君なんだい? 第2回創元SF短 ...