『Cyberpunk2077/サイバーパンク2077』
プラットフォーム:
PlayStation 4, Xbox One, PC
ジャンル:オープンワールドRPG
発売日:2020年12月10日予定
希望小売価格通常版:7,980円+税
コレクターズエディション:29,800円+税
プレイ人数:1人
CEROZ(18才以上のみ対象)
販売元:
PlayStation 4パッケージ版:
スパイク・チュンソフト
PlayStation 4・Xbox One・PCデジタル版:
CD PROJEKT RED
─ヴィー、どんな物語にも始まりの場所ってもんがある。─
この街がすべてを変える
『サイバーパンク2077』は、巨大都市ナイトシティを舞台に、謎めいたインプラントを追うことになった主人公“V(ヴィー)”を操るオープンワールド・アクションアドベンチャー。外見からサイバーウェアによる身体強化まで、豊富なカスタマイズ要素を用意。無数の選択肢を通じて、自分だけのストーリーを語れ。
未来の巨大都市がオープンワールドに
己の選択と行動によって変化していく物語の結末を見届けろ。
リスクを冒せ
強大な力をどのように使い、どのような自分になるかーすべては己の選択次第だ。
設定内容の紹介や、いくつか気になった点など。
ゲームの設定要素について(PS4バージョン)
ボタン配置
・カスタム設定は無し
難易度設定
・イージー(ストーリーを楽しみたいプレイヤー向け。戦闘でつまずくことはないだろう。)
・ノーマル(敵はあらゆる手段を駆使してVに立ち向かってくるが、レベルの高い敵でなければ倒しにくいということはない)
・ハード(手ごたえのある戦闘を楽しめる。生き延びるには適切なパークで自身を強化し、サイバーウェアや戦闘ガジェット、消耗品などを駆使する必要がある)
・ベリーハード(この難易度に挑むのなら覚悟を決めろ。キャラクター育成やアイテム、環境などを最大限に活用できなければ、Vに生き残るすべはない
キャラクリエイトについて
ゲームを開始すると、3種類から用意されている自身の出自(ライフパス)を選択し、性別とキャラの容姿を設定する。
三種類のプリセットとランダム、それから細かい各項目を設定する事ができる。
サウンド
ダイナミックレンジ(各種スピーカー向けのオーディオプリセット)
・スタジオモニター
・ヘッドフォン
・テレビスピーカー
・スモールスピーカー
・低ブースト
・高ブースト
音量
・マスター
・効果音
・会話
・BGM
・カーラジオ
その他
・発見音をミュート(敵に発見された時の音を再生しない)(オン/オフ)
・著作権保護楽曲の無効化(著作権で保護されたゲーム内楽曲を再生しない)(オン/オフ)
字幕
・シネマ(音声の字幕を画面下部に表示する)(オン/オフ)
・オーバーヘッド(NPCの会話を頭上に表示する)(オン/オフ)
・テキストサイズ(字幕のテキストサイズ)※←この値を少し高くした方が読みやすかった
・背景の透明度(字幕の背景の透明度)
操作
・コントローラーの振動(コントローラーの振動レベルを調整する)
・アウターデッドゾーン(スティックを倒した際、入力が最大値に達するまでの距離を調整する。アウターデッドゾーンが大きいほど、入力が最大値に達するまでのスティック操作が小さくて済む)
・インナーデッドゾーン(入力が認識されない、スティックの中立ポジションを囲む円の大きさを調整する。インナーデッドゾーンが大きいほど、スティックを倒してからカーソル/カメラが動くまでの余裕ができる)
一人称視点カメラ(コントローラー)
・水平感度(水平軸の感度を調整する)
・水平軸反転(水平軸の操作を反転させる)(オン/オフ)
・垂直感度(垂直軸の感度を調整する)
・垂直軸反転(垂直軸の操作を反転させる)(オン/オフ)
・ズーム時の感度(ズームした際のカメラ感度を調整する)
・詳細オプションを表示(カメラ操作に関する詳細設定を表示する)(オン/オフ)
↑の項目で詳細オプションをオンにした場合
・レスポンス曲線(感度適用前にコントローラーのダイレクト入力を曲線にマッピングする
(推奨/ダイレクト/センシティブ)
・水平回転アシスト(カメラ操作時に最大まで入力すると回転スピードが増していく)
・上下回転アシスト(カメラ操作時に最大まで入力すると回転スピードが増していく)
・回転アシストの適用時間(回転アシストが最大になるまでの時間を設定する)
・回転ディレイ(回転アシストが適用されるまでのディレイ)
・水平回転(ADS)(エイム時の水平回転アシスト)
・上下回転アシスト(ADS)(エイム時の上下回転アシスト)
・回転アシストの適用時間(ADS)(エイム時に回転アシストが最大になるまでの時間を設定する)
・回転ディレイ(ADS)(エイム時に回転アシストが適用されるまでのディレイ)
三人称視点カメラ(コントローラー)
・水平感度(水平軸の感度を調整する)
・水平軸反転(水平軸の操作を反転させる)(オン/オフ)
・垂直感度(垂直軸の感度を調整する)
・垂直軸反転(垂直軸の操作を反転させる)(オン/オフ)
・レスポンス曲線(感度適用前にコントローラーのダイレクト入力を曲線にマッピングする
(推奨/ダイレクト/センシティブ)
ゲームプレイ
アクセシビリティ
・エイムアシスト(遠距離戦闘のエイムアシスト強度を設定する)(オン/オフ)
・エイムアシストー近接戦(近接戦闘のエイムアシスト強度を調整する(オフ/軽/標準)
・追加のカメラモーション(カメラの動きを調整する。軽減することで画面酔いが改善される場合がある)
(オフ/軽減/フル)
・エイム中の揺れ(エイム中の武器の揺れ。カメラか武器自体で再現するかを選択する)(武器/カメラ)
※このゲームFPSなので、ここの項目をいじると、画面酔いがマシになるかも。
運転時カメラ
・三人称視点時の高さ(運転時のカメラの高さを調整する(三人称視点)(低/高)
その他
・チュートリアル(ゲーム中およびメニューでチュートリアルを表示する)(オン/オフ)
・会話のスキップ(会話をスキップする際のモードを選択:『セリフをスキップ』で各セリフ単位でスキップ、『まとめてスキップ』で長押し中のセリフを全てスキップする。(セリフをスキップ/まとめてスキップ)
・分析許可(プレイヤーアクティビティについての匿名データを送信する)(オン/オフ)
・フォトモード有効(プレイ中に誤ってフォトモードに移行しないよう、無効にすることも可能)(オン/オフ)
グラフィック
ベーシック
・フィルムグレイン(写真のフィルムを再現したエフェクト。画面全体にかかる)(オン/オフ)
・色収差(カメラレンズの光の屈折作用を模し、画面端の光を若干ぼやけさせる)(オン/オフ)
・被写界深度(遠くのオブジェクトがぼやけるようになる)(オン/オフ)
・レンズフレア(レンズ内の光の散乱を模し、画面上にフレアやスポットが表示されるようになる)(オン/オフ)
・モーションブラー(高速移動時に周りをぼかすことで速さを表現するエフェクト)(オン/オフ)
※モーションブラーをオフにすると、画面酔いが軽減されるかもしれない。
ビデオ
ディスプレイ
・HDRモード(ハイダイナミックレンジモードを選択して有効化する)(なし/HDR10 PQ)
レバー左押し込み(L3)でHDR設定
最大の明るさ(画面の最大輝度)
トーンマッピング中点(トーンマッピングカーブの中点)
ペーパーホワイト(ユーザーインターフェースの基本輝度)
言語
・音声(英語/日本語)
・字幕(英語/日本語)
・インターフェース(英語/日本語)
インタフェース
・色覚サポート(オフ/第1/第2/第3)
・ダメージ値モード(ダメージ値の表示方法を選択する)(オフ/個別/累積/両方)
・ダメージ値常時表示(ダメージ値をターゲットの頭上に表示させ続ける)(なし/個別/累積/両方)
・ヒットマーカー(Vの攻撃が相手にヒットすると表示および音声で知らせる(オン/オフ)
・脅威/ダメージマーカー(敵の攻撃時にダメージ(赤)と脅威(青)を色別に知らせる(オフ/ダメージのみ/オン)
HUD表示
・ミニマップ(HUDのミニマップ表示/非表示を切り替える)(オン/オフ)
・HPバー(HPバーの表示/非表示を切り替える)(オン/オフ)
・スタミナと酸素(スタミナと酸素バーの表示/非表示を切り替える)(オン/オフ)
・ボスのHPバー(ボスのHPバー表示/非表示を切り替える)(オン/オフ)
・背景チャット(背景にいるキャラクターの字幕表示/非表示を切り替える)(オン/オフ)
・弾数カウンター(弾数カウンターの表示/非表示を切り替える)(オン/オフ)
・ヒント(HUDのヒント表示/非表示を切り替える)(オン/オフ)
・アクションボタン(アクションボタンの表示/非表示を切り替える)(オン/オフ)
・アクティビティログ(アクティビティログの表示/非表示を切り替える)(オン/オフ)
・クロスヘア(武器クロスヘアの表示/非表示を切り替える)(オン/オフ)
・ジョブ追跡(追跡中ジョブの表示/非表示を切り替える)(オン/オフ)
グラフィックについて
グラフィックに関しては、ゴーストオブツシマなどで感じた驚きほどではない。
PS4proなので、PCバージョンだと違うかもしれないが。それでも、ゲームプレイや没入感が損なわれる程ではなく、十分にクオリティのハードルは越えていると思う。
ロード時間について
これも特筆すべき速さではない。
といって、あちこちで読み込みが発生し、ストレスに感じるという事もない感じ。
操作性
これに関しては、フィールド部分よりも、ステータス画面やインベントリ辺りのUI(操作性)が悪かったように思う。
フィールド部分では、とにかくパラメーターなどの文字が小さいので、システムを理解し、直感的にパラメーターを理解できるようになるまでは、少し不便に感じるかもしれない。
今後のアップデートに期待。
ローカライズについて
英語音声、日本語字幕でプレイ。
翻訳については、気になった点はなく、むしろ、とても丁寧に作業をしたんだろうなという印象。
関西弁などが出てきて、ニヤッとするほど。
一部のモブとの会話では、字幕が表示されない事もあったが、ごく僅かの短いものだった。
戦闘について
近接と遠距離、それからハックを駆使して戦う。
ただ、次から次に敵を倒して、アイテムを収集するというようなゲームではないので、どちらかという一回の戦闘のウェイトが重いタイプになる。
TRPGライクという事(会話をこなし、ギミックを活用し、敵を殺すか、気絶させるか、など戦闘前に考える必要がある)
ハックを活用できるようになれば、面白くなりそうだなとは思うが、前述の操作性とシステムの難解さが合わさって、少し取っつきにくい印象。この部分については、キャラの育成部分が進行すれば、違った感想になるかもしれない。
1つ気になったのが、遠距離の銃を使用して、戦う時のエイムに違和感があった。
具体的にはカメラの挙動が少し不安定になる感じ。
この辺も設定をいじれば、解消できるかもしれないが。
キャラの育成要素について
キャラの強化は『能力値ポイント』と『パークポイント』と呼ばれるポイントを使用して行う。キャラクターの能力値は5つに分けられており、その5つの各能力値がパークに分かれている。 ここで、それぞれの特徴を伸ばし、キャラを色付けていくといったシステム。
ゲームの進行について
ゲームの進行は大筋となるメインジョブと、サイドジョブに分かれており、サイドジョブでは、キャラの強化に繋がるものなどがある。
武器、防具は素材を使用して、作成し、強化していくシステムとなっている。
以上ここまで。
個人的にはこのゲーム、TPSからFPSへのスタイル変更は正解のように思える。
本当に没入感が違う。
まさにロールプレイをしているという気分になる。
世界観とゲーム内で出てくる描写については、結構エグイのもあるので、ここに関しては、人を選ぶかもしれない。
が、この世界観とストーリーに惹かれたならば、間違いなく楽しめる作品になっていると思う。
車に乗って、適当に流し、音楽を聴きつつ、風景を見るだけでも、軽いトリップ感を味わえる。
上記のトリップ感は、GTA(グランド・セフト・オート)やRDR(レッド・デッド・リデンプション)などにも、確かに存在するのだが、それらのものとはまた一味違った、このゲーム独特の感覚が味わえた。(ちょっとサイケだけど)
ただ、UI周りやシステムの不安定さなどはある。
手放しでスゴイという訳ではないが、この辺りの事も含めて、今後のアップデートや、PS5へのアップグレード時のコンテンツ内容の更なる飛躍を楽しみにしたい所。
ではまた。