【攻略】サイバーパンク2077／ギャング／タイガークロウズ

タイガークロウズ

様々な文化や人種のるつぼであるナイトシティだが、その中でもアジア系に限れば、中国と日本の影響力は疑いようがない。そして、タイガークロウズもまた然りだ。

ギャングとしては組織力があり、手際がよく、有能であると同時に、次に何をするかわからないところがある。ビジネスはあくまでも合理的に行われるが、敵や裏切り者に対しては想像を絶する処置をとるのだ。

活動拠点は主にジャパンタウン、リトルチャイナ、カブキ、チャーター・ヒル。主な収入源はナイトクラブやカジノ、そしてブレインダンスクラブだ。ナイトシティの住民はとにかく遊び好きで、それを金に換える方法にかけてはタイガークロウズの右に出るギャングはいない。

拠点（ウェストブルック）

最も住みたい地区はどこかーナイトシティ市民に聞けば、大抵の人がウエストブルックと答えるだろう。美しい景観を誇るノース・オークをはじめとして、街で最も裕福で影響力のある人々が住むエリアだ。出世街道を邁進せんとばかりの野心的なコーポたちが住むチャーター・ヒルに、ナイトシティ随一の歓楽街であるジャパンタウンーウエストブルックは多くの人にとって夢の場所であり、目指すべきゴールなのだ。しかし、常にそうだったわけではない。50年以上前、2023年にアラサカ社が核爆弾で爆破された後、ウエストブルックのシティ・センターに隣接したエリアは深刻な被害を受けた。爆発による地震でジャパンタウンの高層ビル群は倒壊し、その後20年間に渡り、骨組みのまま放置された。チャーター・ヒルには避難民が殺到し、ノース・オークでさえ、丘の斜面にボロ小屋やテントが急場しのぎで建てられたのだ。幸い、40年代にはナイトシティの大復興が始まり、メガビルディングの廃墟は取り除かれ、主にアジア系企業のビルが建ち並ぶようになり、ジャパンタウンはかつての栄光を取り戻した。チャーター・ヒルも一掃され、やがて企業の従業員向けのアパートが築かれた。一方、ノース・オークの避難民やホームレスのキャンプは他のエリアの復興後も居座り続け、その結果、犯罪発生率は街でトップを記録し、一時はコンバット・ゾーンを凌ぐほどだったこともある。最終的には、傭兵たちの協力のもと秩序がもたらされ、ほどなくして現在の我々が知るノース・オークーナイトシティで最も高級で安全なエリアになった。

小地区：ジャパンタウン

観光客に人気のジャパンタウンは常に活気に溢れている。地元のバーや高級レストラン、アーケードや桜花マーケット、そしてこのエリアに行くなら見逃せない観光スポットである神社も、毎日たくさんの人で賑わう。どこで写真を撮っても様になり、ジャパンタウンは訪れる者の期待を決して裏切らない。だが、何事にも裏はあるものだ。ジャパンタウンは金がかかる。－特に夜の遊びの場合はなおさらだ。ブレインダンスクラブ、カジノやバーには毎晩大量のエディーが流れ込む。クレジットチップにたっぷり余裕のあるコーポたちが多忙な一日を終えると、はぶりのいい観光客に混ざって思いっきり羽を伸ばすのだ。ただし、ジャパンタウンを仕切るギャング、『タイガークロウズ』にだけは気をつけろ。

関係するフィクサー：ワカコ・オカダ

これまでに5人の夫が亡くなっている。9人の息子は全員タイガークロウズの幹部

ウエストブルックで稼ぎのいい仕事が欲しいなら、ジグジグ・ストリートのパチンコ屋に行くといい。ワカコ・オカダというフィクサーが経営する店だ。彼女は夫を何人も亡くしており、様々な噂が飛び交うも、直接尋ねる勇気のある者は未だ現れていない。と言っても、彼女が殺したわけではないだろう（おそらくだが）。それより重要なのは、夫を何人亡くそうと彼女の勢いはとどまることを知らず、日ごとに富と力を膨らませていることだ。

ナイトシティの実力者は皆、ワカコに敬意を払う。彼女との会合は、ライオンの檻に入るようなものだ。ライオンは一見おとなしく見えるが、頭の中では次の獲物のことを考えている。ワカコの仕事が常に迅速かつ完璧に遂行されるのは、それが理由なのかもしれない。そして彼女は、それを当然のことと考えている。

ワカコはジグジグ・ストリートのパチンコ店内にオフィスを構えている。日中の店は比較的静かだが、夜になればだんだんと賑わってくる。しかし、古風なワカコのオフィスだけは、常に優雅で落ち着いた雰囲気に包まれている。

・構成員の外見はジャパニーズヤクザ、ヤンキースタイルが特徴的。また近接武器にカタナを好んで、用いる。

・幹部構成員

・ジョウタロウ・ショウボウ

最も性根が腐ったクズ人間のコンテストを開催したとしたら、ジョウタロウ・ショウボウはなかなかの有力候補になるだろう。1位まではいかずとも、上位は確実だ。ジョウタロウはタイガークロウズの幹部の1人で、持ち前の才覚と忠誠心、残虐さのおかげで、とんとん拍子に組織の序列を駆け上がった。部下は鉄拳制裁で厳しく締めあげ、上に納める金は決して遅れない。その見返りとして、上層部は彼の身の安全を保障し、個人的な”趣味”にも目をつぶっている。その趣味の1つがブレインダンス制作であり、作品を体験した者は、彼を”カブキの悪魔”と呼ぶ。