『Steam Deck』
『Steam Deck』の出荷から一か月が経ち、
公式より現状と見通し、またフィードバックについて、コメントされたので、紹介(一部加筆修正している)。
日本国内での販売も年内を目途に動いているそうだ。
アカウントの作成やクライアントのインストールについてはこちら。
ゲームの購入方法などについてはこちら。
Steam Deckの出荷から1か月
Steam Deckの出荷が始まってから1か月が経ちましたが、実際のプレイヤーの手元にSteam Deckが届くのを目にするのは感慨深いものです。
その中でも特に嬉しいのは、Steam Deckの使用感について、ようやく皆さんの声を聞けるようになったことです。
この1か月間は、今後数か月、数年をかけて、Deckを改善していくために必要な皆さんからのフィードバックを集め始める機会となりました。
Deckで「確認済み」は2000本以上、さらに増加中
わずか1か月間で、2000タイトルが正式にDeckで「確認済み」「プレイ可能」となり、大きなマイルストーンとなりました。
コミュニティがさまざまなゲームをプレイしているのを見るのは嬉しいものです。
新旧、大小、ジャンルなどを問わず、プレイヤーはDeckで存分に楽しんでくれているようです。
今後もSteamカタログから、継続的にゲームを追加し続けていく予定です。
次のマイルストーン到達を皆さんにお知らせできる日が今から待ちきれません。
また、Deck Verifiedプログラムがその役割を果たしていることを確認するため、ユーザーからのフィードバックにも注意深く耳を傾けています。
そのために、フィードバック機能を追加し、ユーザーが各タイトルのDeck Verifiedレーティングに同意するかしないかを示せるようにしました。
アンチチートの進歩
私たちの最優先事項の一つは、Steam上のできるだけ多くのタイトルをサポートすることです。
これには、アンチチート技術を採用するタイトルも含まれます。
開発者、サービスプロバイダー、そしてProtonの貢献者の協力のおかげで、これらのゲームをSteam Deckコミュニティに届けるための大きな進展を遂げることができました。
二大アンチチートサービスであるBattlEyeとEasy Anti-Cheatは、現在、ProtonとSteam Deck用のサポートを有効にすることを選択した開発者のための効率的なパスを提供しています。 『Elden Ring』と『Apex Legends』は、これを活用しているゲームの好例です。
Steamストアとライブラリ
DeckのSteamストアの操作性とレスポンスを向上させるために時間を費やしました。
さらに、ゲームが大量にある場合、ライブラリ内の移動が面倒になることもあるため、高速スクロールで操作を簡単にしました。
また、タグやその他のゲームの特徴に基づいて、ライブラリ内の動的なコレクションを作成する機能も追加しました。
Steamを超えてゲームに接続...
Microsoft社と密接に協力し、Microsoft Edgeブラウザーを通して、Xbox Cloud GamingをSteam Deckユーザーに提供できるようにしました。
コミュニティのメンバーは、Steam DeckでこれにアクセスできるようにするEdge Flatpakに貢献してくれました。
Edge(Chromiumベースのブラウザー)の入力を可能にするため、Google Chromeチームと協力して、Deckコントローラのネイティブサポートを追加し、Webサイトから直接検出できるようにしました。
キーボード
発売以来、オンスクリーンキーボードのエクスペリエンスも改善しました。
デュアルトラックパッドでのタイピングが可能になったほか、ゲームモードキーボードがデスクトップモードで使用可能となりました。
さらに、新しいキーボードテーマも数多く追加し、その時々の気分に合わせて選択できるようになりました。
電源
Steam Deckのバッテリー駆動時間を改善する方法を見つけることは、常に私たちの最優先事項の一つです。
使い方次第で、2時間から8時間のゲームプレイが可能ですが、さらにバッテリー駆動時間を最適化したい場合は、追加のオプションを利用できます。
先月には、フレームレートを15FPSまで下げる機能を追加しました(この設定は、ビジュアルノベル、パズル、および多くのシミュレーションゲームに最適です)。
また、カスタマイズ好きの方が自分で電力をさらに最適化できるように、TDP(プロセッサー電力)、GPUクロック制御、およびFSR(画面スケーリング)の設定を利用可能にしました。
Windows
ドライバーに関する作業はまだ残っていますが、Windows 10(そしてまもなく11)がインストールできるようになりました。
現在、AMDやその他のパートナーと協力し、Windowsドライバーの開発を着実に進めています。
fTPMサポートは現在ベータ版ですが、リリースされればWindows 11がインストールできるようになります。
最後に、重要なWindowsのオーディオドライバーに関しては、近日中に良いニュースをお届けできる予定です。
DeckはPCです!
Steam Deckの発売から1か月が経過しましたが、仕事用のコンピューターやメインデスクトップとして使う人、コードを書いたり3Dモデリングに使ったりする人、さらにはSteam Deck専用のソフトウェアの制作を始めたコミュニティも見受けられるようになりました。
飛行機の機内や、電車や自動車で
そしてバスや、駐車場や、他の場所で。
通勤中や、待ち時間、または子供たちの課外活動中に、Steam Deckがいかに楽しい気晴らしになっているかを人々は投稿や写真で共有しています。
皆さんが次はどんな場所でプレイするのかを見せてもらうのを楽しみにしています。
私たちの今後の目標:さらなる改善
私たちの今後のさらなる目標は、Steam Deckのエクスペリエンスを改善する方法を見つけることです。
これは、皆さんのフィードバックに今後も耳を傾けていくことを意味します。
ぜひ、掲示板でご連絡ください。
Steam Deckで問題が発生した場合は、遠慮なくバグを報告してください
(クイックアクセスメニューから、バグ報告のリンクへすばやくアクセスできるようになりました)。
Steam Deckに対する皆さんからの嬉しい反響に感謝しています。
そして、より多くの皆さんのお手元にSteam Deckをお届けできるのを楽しみにしています。
出荷数はさらに増え、生産も加速し続けています。 皆さんからのご意見をお待ちしています。 今回は以上となります。
次回もお楽しみに。
以上ここまで。
『エルデンリング』、Steam Deckでやってみたいなぁ。
これだけ売れていると、力入れて、最適化してそうだしね。
ワクワクするな。
情報が追加され次第、随時追記や記事作成を行っていく。
ではまた。