今日紹介するアーティストはGrace VanderWaal(グレース ヴァンダーウォール)という人。
その声は、神様からの贈り物
ますはこの動画を見てほしい。
▼オーディション動画
まさにEMINEMのLose Yourselfの一節を見ているようなたった一発で、たった一撃で
その声で世界が変わった瞬間である。
いやはやその表現力、物怖じしない姿勢、胆力に只々驚愕するばかり。
末恐ろしい歌手が出てきたものだ。
▼プロフィール
2004年1月15日生まれ、ニューヨーク州サファーン出身。3歳のころから、自分で歌を作って歌っていた。11歳でウクレレ演奏を始める。ウクレレはYoutubeを見て学んだ。本格的に作詞作曲を始めたのは、この2、3ヶ月後という。自宅から30分程離れたコーヒーショップ等で歌っていたことはあったが、番組に出演するまで、学校のほとんどの友達はグレースが歌うことを知らなかった。
2016年6月7日、米NBCテレビの大人気オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント(第11シーズン)』の予選に出演、弱冠12歳にして、オリジナル曲「I DON’T KNOW MY NAME」を自身のウクレレ伴奏で歌い、ゴールデンブザーを獲得する。(ゴールデンブザー=審査員が1シーズンで1度きりしか使えないボタンで、一気に準々決勝への進出が決定する)。ゴールデンブザーを押した審査員のホーウィー・マンデルは、グレースが演奏前に「奇跡はおきるもの」と言ったのになぞらえ「君こそが生ける美しき歩く奇跡だ!」と絶賛。また同じく審査員でワン・ダイレクションなどの大人気歌手の才能を見出してきた毒舌音楽プロデューサー、サイモン・コーウェルも「100%スター、彼女は特別だ」「君は未来のテイラー・スウィフトになる」と称えた。それはグレースの歌声だけでなく、“強い心“や“自分の意見を持っていること”といった堂々としたステージングも含め、そう称したという。
▼Grace VanderWaal-Gossip Girl
子供から大人、少女から女性への変貌を遂げる過程でのあどけなさと大人らしさとの間の独特のゆらぎ、感性。
そこから紡ぎ出される歌詞とメロディーの世界観。Siaにも通じる胸を締め付けられるようなエモーショナルな歌声。
▼Grace VanderWaal-Moonlight
先のオーディション動画の審査員が評した様に、まさに歩く奇跡なのかもと思わせる確かな力が、
彼女には備わっているように思える。その力はまさに神様からの贈り物である。
これから様々な出来事を経験し、様々な要素を吸収し、どのような感性で、
彼女がこの世界を表現していくのか今から楽しみでならない。