The Division 2

【ディビジョン2】コラム『エリス大統領についてのあれやこれや。』

2025年6月14日

『The Division2』
DLC『Battle for Brooklyn/バトル・フォー・ブルックリン(ブルックリンの戦い)』

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現在、『Year7Season1『Crossroads/クロスロード』と、新DLC『Battle for Brooklyn/バトル・フォー・ブルックリン』が配信中の本作『ディビジョン2』。

今日は、『カサンドラ作戦』での、権限移譲などが明らかになった作中の『エリス大統領』の考察などを含む『あれやこれや』について。

新DLC『Battle for Brooklyn/バトル・フォー・ブルックリン』の内容に関しては、公式であるこちら。を。

※【ディビジョン2】公式より次期アップデートとお楽しみについての報告は、こちら。

【ディビジョン2】公式より次期アップデートとお楽しみについての報告

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※【ディビジョン2】次期DLC『Battle for Brooklyn/ブルックリンの戦い』の詳細と『Year7』の計画詳細については、こちら。

【ディビジョン2】5月27日 配信決定‼次期DLC『Battle for brooklyn/バトル・フォー・ブルックリン』

『The Division2』 DLC『Battle for Brooklyn/バトル・フォー・ブルックリン(ブルックリンの戦い)』   先ごろ、Youtubeにて、放送された『ディビジョン ...

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※【ディビジョン2】次期DLC『Battle for Brooklyn/ブルックリンの戦い』と『Year7』の計画については、こちら。

【ディビジョン2】次期DLC『Battle for brooklyn/ブルックリンの戦い』と『Year7』の計画について

『The Division2』 TU23『Year6 Season3『Burden Of Truth/真実の重み(バーデン・オブ・トゥルース)』』 ※【ディビジョン2】コラム『エリス大統領についてのあ ...

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新DLC『The Battle for Brooklyn/バトル・フォー・ブルックリン』について

『The Division 2/ディビジョン2』にて、DLC『Battle for Brooklyn/バトル・フォー・ブルックリン』が配信開始されました。

本DLCでは、新たなストーリーキャンペーンに加え、複数の新ミッション、新スキル、ハンターに関する謎解き、エキゾチック装備など、数多くの新要素が登場します。

また、同時に、『The Division 2/ディビジョン2』の最新シーズン『Year7Season1『Crossroads/クロスロード』も開幕されています。

今シーズンでは、初代『The Division/ディビジョン』を彷彿とさせる要素を取り入れたシーズン限定モディファイアや新たなギアが登場します。

さらに、『The Division 2/ディビジョン2』Xbox Game Passでもプレイ可能となり、Ultimate加入者の方は、5月29日から期間限定で無料の『EMSアウトフィット』をアンロックできます。

また、新規プレイヤーの参加を後押しする為、レベル40を超えるプレイヤーがゲーム内の『バックアップ要請』に応答すると、今後2週間にわたり追加報酬が得られます。

これは新たに実施される『a new Project Chain Event/プロジェクトチェーンイベント』の一環であり、イベントを完遂したプレイヤーには、『an Exclusive Named Weapon/限定ネームド武器』が授与されます。

ディビジョン2:「バトル フォー ブルックリン」DLC & Year 7ショーケース

ロケーション、迫りくる脅威、新スキルなど、必要な情報をすべて入手し、それらの先に垣間見えるYear7の内容に合せて準備を整えましょう!

ー上記Youtube概要欄より引用

ディビジョン2:バトル フォー ブルックリン DLC:ディープダイブトレーラー

新DLC「バトル フォー ブルックリン」は5月27日登場予定!

ダークゾーンと敵対する派閥がマンハッタンを荒廃させたのに対し、市民が協力し合い、再び繁栄の兆しと平和を取り戻しつつあったブルックリン。しかし川を越えてやってきたクリーナーズによって、始まりの地に再び危機がもたらされる。

ー上記Youtube概要欄より引用

6年目は、エンドゲームの統合、シーズン・コンテンツ・モデルの見直し、シーズン・モディファイアによる新たなチャレンジの導入など、『ディビジョン2』にとって、変革の年でした。

そして、『ディビジョン2』の7年目においても、その旅は続きます。

『Battle for Brooklyn/ブルックリンの戦い』とは

新DLC『Battle for Brooklyn/バトル・フォー・ブルックリン』では、『Brooklyn Heights/ブルックリン・ハイツ』と『Dumbo/ダンボ』という2つの新たなエリアを舞台に物語が展開されます。

一部のロケーションについては、初代『The Division/ディビジョン』を彷彿とさせるかもしれませんが、大部分は今作ならではの新しい探索エリアとなっています。

舞台となる季節は秋。シリーズとしては初めて、
紅葉に染まる街路樹や鮮やかな秋の色彩が街並みに彩りを添えます。

ストーリーは『WoNY/ウォーロード オブ ニューヨーク』の数か月後を描いており、最近のシーズンストーリーに関する予備知識は必要ありません。

その為、シリーズ経験者はもちろんの事、今回プレイするのが初めてだという新規プレイヤーの方々にとっても、適した内容となっております。

今、『the Brooklyn settlement/ブルックリン・セトルメント(居住地)』の命運が揺らいでいます。

これまで、比較的、平穏だったこの区画は、『The Cleaners/クリーナーズ』が、壊滅的な兵器『Purple Flame/パープルフレイム(紫の炎)』を携えて進攻した事により、状況が一変する事となりました。『Purple Flame/パープルフレイム(紫の炎)』は、ただ燃やすだけの火炎ではありません。この強化型の炎は、『腐食(Corrosion/コロージョン)』と呼ばれる多層効果を引き起こし、初期の燃焼ダメージに加えて、継続的にアーマーを侵食していきます。この爆発に巻き込まれたエージェントには迅速な対応が求められます。

アーマーキットを使用すれば一部効果を除去でき、戦闘から離脱すれば時間の経過とともにダメージは徐々に回復していきます。

これまで一部のミッションでのみ確認されていたこの壊滅的な兵器『Purple Flame/パープルフレイム(紫の炎)』ですが、現在では、『The Cleaners/クリーナーズ』によって量産され、彼らの『ブルックリン』侵攻の原動力となっています。

キャンペーンを進める中で、エージェントたちはこの新たな脅威の正体を解明し、『Purple Flame/パープルフレイム(紫の炎)』の生産を阻止すべく、『The Cleaners/クリーナーズ』との正面対決に臨む事に。

そして、更には、『ブルックリン』の混乱に火を注ぐ存在として、『the Rikers/ライカーズ』も登場し、事態は一層混迷を極めていく事となります。

『Collectibles/収集アイテム』

アンドリュー・エリス大統領に関する記録

姓:エリス
名:アンドリュー
年齢:53
居住地:ワシントンDC
職業:アメリカ合衆国大統領

プロフィール
アンドリュー・エリス大統領は代々裕福な公務員の家系の出である。

私立の学校で教育を受け、
アナポリスの海軍兵学校で4年を過ごし、
そこで生まれながらの指導者であることを証明した。

前回の選挙で大統領選に出馬することを考えていたが、
タイミングがよくないと判断した。

エリスはまったく新しいアメリカを築くことを目指しており、
その目標のためならどんなことでもするつもりでいる。

プロフィール:重要な人物

 

『Ellis at Camp White Oak/キャンプ・ホワイトオーク:エリス』

『Ellis' memoirs: Advice/エリスの回顧録:助言』

・エリスがデイビスからの助言について思案する。
(Ellis considers Davis's advice.)

デイビスは何度も忠告しようとしていた。彼の言うことを聞いておけばよかった。

彼は善人ではなかったが賢かった。こいつらの正体が分かっていたんだ。

賢すぎて真っ向から私を非難することもできず、もしそうしたならば私が彼をひどい目に遭わせるだろうことも分かっていた。

だが、彼は少なくとも私以上にこいつらのことを理解していた。

こいつらを見くびっていた。もう同じ過ちは犯さない。

+ クリックして下さい(英文)

(Davis tried to warn me. I should have fucking listened to him. The man was not a good man, but he was smart. He knew what these people were. He was too smart to outright question me, knew I probably would have found some way to fuck him over if he did, but he knew what these people were, at least better than I did. I understand them. I won't make that mistake again.)

『Ellis' memoirs: Succession/エリスの回顧録:継承』

・エリスが前任者について考える。
(Ellis thinks about his predecessors.)

私はただ大統領になりたかっただけだ。そんなに贅沢な願いじゃないだろう?

ウォーラーにメンデス、私は2人を合わせた以上に優秀だった。

彼らは過去の時代の遺物だ。彼らはあまりにお人好しで、あまりに優柔不断だった。厳しい選択は渋るばかり。

いや、そもそも何の選択もしようとしなかったじゃないか。重大な選択は何一つだ。

ウォーラーがDirective51を発動した時でさえ、ちゃんと選択したとは言えない。

彼はその事を喜んでも、理解してもいなかった。目的を果たす為の手段でしかなかった。

彼が自由にできる道具でしかなかったんだ。そしてあの愚か者はそれを無駄にした。

とんでもない物資と力を備えたエリート兵の部隊を、彼は市民を守り、街を一掃する為に派遣した。

家庭菜園を造り、トマトを育てる為に。なんて無駄な使い道だ。

+ クリックして下さい(英文)

(I just wanted to be President. Is that so much to ask? Waller and Mendez. I'm a better man than both of them put together. They are relics from a different era. They were too soft and too indecisive. They weren't willing to make the hard choices. Hell, they weren't willing to make any choices. Not any that really mattered. Even when Waller ordered Directive 51, that wasn't a real choice. It wasn't something he was excited about, or understood. It was a means to an end. A tool that he had at his disposal. And, that idiot wasted it. An army of elite soldiers with unlimited resources and power, and he sends them to protect civilians and clean up the streets. To build garden boxes and grow tomatoes. What a fucking waste.)

『Ellis' memoirs: Crisis/エリスの回顧録:危機』

・エリスが自分なら危機にどう対処したか考える。
(Ellis thinks about how he would have handled the crisis.)

最初から私に決定権があったら、こんなにひどい状況にはならなかったはずだ。

ものの1ヶ月でアマーストのデタラメから回復していただろう。

感染者を隔離し、紙幣を燃やし、CERAに治療薬を見つけさせれば終わりだ。

そんなに難しいことじゃないだろう。ある程度の巻き添え被害は仕方ない。特に勝利が約束された時には。

ウォーカーは絵空事を並べるばかりで、大局を掴めていなかった。意志薄弱でニューヨークを爆撃することもできなかった。

そして彼の尻ぬぐいを私がするハメになった今、あのクソエージェントどもが邪魔してくる。

奴らは本来私のために働くべきだろう。

私は大統領様だぞ。

+ クリックして下さい(英文)

(If it was up to me in the beginning, it never would have gotten this bad. We could have recovered from Amherst's bullshit in a month. Quarantine the sick. Burn the cash. Get CERA to find a fucking cure and call it a day. It's not that hard. Collateral damage is always acceptable, especially if it ensures a victory. Waller was too much of a libtard to understand the big picture. Too much of a pussy to nuke New York when we had the chance. And now, it's up to me to clean up his mess, but his fucking agents are getting in my way. They're supposed to work for me dammit. I'm the President.)

『Ellis' memoirs: Legacy/エリスの回顧録:功績』

・エリスが自分の功績について考える。
(Ellis thinks about his legacy.)

ロクでもない秘密結社と契約を交わしたとき、結社のメンバーと会うつもりだった。

※ロクでもない秘密結社とは、『The Cabal/カバル』の事。作中、『Deep State(DS)/ディープステート』扱いされている組織。

だが、今私は残ったBTSUのクソ野郎どもと一緒に、忌々しいバンカーに閉じ込められている。

通信『バンカー』より引用ー

バードン・シェーファー
『ああ、カーマンズとは違う。あちこちにブラックタスクのバンカーがあるわけじゃない。だが半日も歩けばセーフハウスがあるし、車を使えばバンカーだって。ヘリなら、天候や着陸場所の必要性にもよるが、1、2時間で行き来できる。』

※ここは英文だと、(but less than a days walk to a safehouse,half a days drive between bunkers.)となっており、これだと『ブラックタスクのバンカーがそこらじゅうにある訳じゃない。だが、セーフハウスまでは歩いて一日もかからないし、バンカー間は、車だと半日だ。』みたいな感じになり、少しニュアンスが異なる。

また、後半のヘリ(a helo)のくだりも、『その場合、着陸地点が要るか、飛び降りるかだ。(パラシュートなどで)』

・『a helo』は、ヘリコプターの略称。『Helo operations』 
『US Air Force from USA』

『a chopper』もヘリコプターの略称だが、『Chopper landing』

『a helo』の語の方が、やや軍事的性格が強い言い回し。

(ここを少し丁寧に訳出しているのは、『The Bunker/バンカー』の戦略的性質や構造に関わっている所だと、個人的に考えているので。

・そんなに『バンカー』が、建造されているのに、ここまで隠し通せている(少なくとも『マニー』は『シェーファー』に教わるまでは、『バンカー』の存在に気づいてさえいない。)のは、地下に建造されており、必要な時だけ、ヘリポートを露出させているのか?

そして、レーダーには、映らないように、後述される『ナットの技術』で、ステルス的迷彩が施されているのだろうか?

ここまでを踏まえると、『The Bunker/バンカー』は、そのものが『戦術中枢を持つ閉鎖型都市要塞』もしくは、最小単位で移動可能な『移動型要塞』との混合と考えられるのではないだろうか?

推測される施設像は、

・地下に構造を持ち

・上空からのアクセスも受け入れ可能

・また周囲との短距離連携も可能

・そして、情報、人員、武力の中継地点としても、使用可能。

Bardon Schaeffer:
(No,it's not like Kermans.There isn't a Black Tusk bunker on every corner,but less than a days walk to a safehouse,half a days drive between bunkers.You've got a helo,you can get from one to the other in an hour or two,depending on weather conditions,but you need a landing site or can jump in.)

ー引用ここまで

私は英雄になるはずだった。

だがあの愚か者どもたちのおかげで、史上最悪の大統領に成り下がろうとしている。

F・D・ルーズベルトは数十万もの人々に爆弾を落としたのに、ニューディール政策が経済を救ったという理由で、いまだに英雄扱いされている。

『フランクリン・デラノ・ルーズベルト(Franklin D. Roosevelt、FDR)
アメリカ合衆国第32代大統領(1933〜1945年)』

以下内容はWikipedia『フランクリン・ルーズベルト』の記述より、抜粋引用し、加筆修正を行っている。

ここからー

ここの流れとしては、まず

『ニューディール政策』

→ 大恐慌の混乱から脱し、多くの人々を救ったリーダーとして賞賛。

・時期:1933年〜1939年ごろ
・内容:世界恐慌からの経済回復を目指し、公共事業・社会保障・銀行改革など多岐にわたる政策を実施。
・ルーズベルトが大統領に就任してすぐ、主に1930年代前半〜半ばに集中。

『原爆投下』

戦時大統領としての評価
 → 第二次世界大戦の勝利に導いた「強い指導者」。

原爆投下とその評価
 → 実際の投下決断はトルーマン大統領。

しかし、ルーズベルト政権下で原爆開発(※マンハッタン計画、これにはアルベルト・アインシュタインも関わってくる)が進められた為、後世から「責任の一端がある」とも見なされる。

『Albert Einstein/アルベルト・アインシュタイン』

『大統領からアインシュタインへの手紙』

 → 原爆投下については「戦争終結のための必要悪」とする意見と、「非人道的な大量破壊」として批判する声が今もなお並立している。

・時期:1945年8月6日(広島)、8月9日(長崎)『長崎の原爆』


・状況:第二次世界大戦末期、日本への降伏を促すため、アメリカ軍が原子爆弾を投下。
・ただし、原爆投下の最終決定を下したのはルーズベルトの後任であるハリー・S・トルーマン大統領。
・ルーズベルトは1945年4月に死去しており、原爆投下の「計画」には関与したものの、「実行」を命じたのはトルーマンとなる。

『時系列のまとめ』

・1933〜1939年:ニューディール政策(経済改革期)

・1945年4月:ルーズベルト死去

・1945年8月:原爆投下(トルーマン大統領時代)

となり、アメリカ社会におけるルーズベルト大統領への評価は、「ニューディール政策による国民的英雄」というイメージがまず強く、その後の戦時指導者としての側面が続く。

ーここまで

しかし、このエリス大統領は、華やかで魅力ある時代が火あぶりになっている時に、森の避難所に逃げ込んだクソ野郎として人々に記憶されるのだ。

+ クリックして下さい(英文)

(When you sign up for a secret fucking society, you expect to meet the members of that society. Instead, I'm trapped in a fucking bunker with what's left of the BTSU and all their fucking bullshit. I was supposed to be the hero. And now thanks to these jarheads, I'm going down as the worst President in history. FDR bombed hundreds of thousands of people and he's still a hero because New Deal saved the economy. But, President Ellis will be remembered as the asshole who went to his retreat in the woods while Camelot burned.)

『Lost Ellis Memos/失われたエリスのメモ』

『Ellis' memoirs: Mistakes/エリスの回顧録:過ち』

・ナタリア・ソコロワと組んだことを嘆くエリス。
(Ellis bemoans his decision to work with Natalya Sokolova)

この組織はまるでダメだ。

あの間抜けどもと手を組んだのは間違いだった。連中は私を都合よく利用できると思っている。

なんでも言われたとおりに動く“チキンホーク”だとな。

引用ここから

『chicken hawk』
noun
pluralchicken hawks

1
: a hawk that preys or is believed to prey on chickens
2
:disparaging : a person who strongly supports or promotes a war or warlike policies but who has never served in the military
3
:slang : a man who pursues boys or young men for sexual purposes

チキンホーク
名詞
複数形 チキンホーク(ス)

1
:鶏を捕食する、または捕食すると信じられている鷹。
2
:disparaging(侮蔑的な意味合い) : 戦争や戦争的な政策を強く支持または推進するが、軍務に就いたことのない人。
3
:slang(俗語) : 性的な目的で少年や青年を追いかける男(同性愛者)

-上記英文、『merriam-webster』より一部引用、その上、意訳。引用ここまで

また上記2の意味合いを補足する目的で、Wikipediaより引用。

引用ここから

チキンホーク(Chickenhawk, タカ派チキンとも)は、アメリカ合衆国で用いられる政治の俗語で、好戦的で戦争など軍事活動に大いに賛成しているが従軍して戦地に赴いたことがない政治家、官僚、評論家等をいう。

チキンとは俗語で「臆病」をいい、タカ派の主張をしているが実は自分は戦地に行きたくない言行不一致の腰抜け野郎という批判的な意味で用いられる。

ベトナム戦争時に兵役適齢時の徴兵対象者だった者が親のコネや免除制度を悪用して徴兵や出征を避けたタカ派を指した。

徴兵制が停止された1973年以降から現在まではもっぱら軍事活動の熱烈な賛成派だが外征軍に志願して出征したことがないタカ派を指す。
アフガン戦争に関していう場合もあるが稀である。

大抵はハト派(批判する側の出征の有無は関係ない)が共和党支持者に対して用いる。

以前は徴兵が意図されていなかったため女性にはあまり言われない。
この言葉に対して人身攻撃である、立場に関係なく政治に意見することに問題はない、といった批判的な意見もある。

ー引用ここまで。

私はアメリカ合衆国大統領だぞ?

世界で最も偉大な国の大統領だ。私は決して屈しない。

死んだ父親の間違いを証明しようと躍起になっている金持ちのクソ女になどな。

あの女は灰の上に帝国を築こうとしている。

せいぜい頑張ればいいさ。本当に、彼女を妨げるものは2つしかないらしい。

彼女の弟と“ボタン”だ。どういう意味かはわからないが。

【ディビジョン2】プロパガンダを聴いてみよう。『ナタリア・ソコロワはかく語りき』

『The Division2』 TU23『Year6 Season3『Burden Of Truth/真実の重み(バーデン・オブ・トゥルース)』』 現在、TU(タイトルアップデート)23 Y6S3『B ...

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プロパガンダ放送より引用ー

私の弟フィリックスに何が起きたのか、皆さんに真実を明らかにしたいと思います。 弟はブラックタスクの衛生兵でした。医者になる予定だったのです。

『KESTREL/ケストレル(チョウゲンボウ(小型のハヤブサ))』
『Felix Sokolov/フィリックス・ソコロワ』

『フェリックス・ソコロフ、コールサインはケストレル。
戦闘時の医療支援と護衛任務の専門家。
大学(a top-tier school/一流の大学)で医学の学位を取得。

家業のおかげでディビジョン内でも影響力を持ち、
それを最大に活かした。ブラックタスクが彼を欲しがるわけね。』

Felix Sokolov,callsign Kestrel.
Specialized in combat medical support and escort duties.
Medical degree from a top-tier school.

His family business gave him enough clout to make the Division ranks,--
-- and he's made the most of it.Black Tusk jumped at the chance to recruit him.

ーレガシー・マンハント 『エンドオブウォッチ』 ブリーフィング映像より

父の死後、私が医学部に通わせました。幼い頃の弟の事は知りませんが、彼がああなった一因は私にあります。

しかし、彼がディビジョンにいた事はまったく知りませんでした。弟は若く、多感で、過ちを犯しました。でも私は弟を傷つけたり、危険な目に遭わせたりはしていません。

大切に思っていました。今でもそうです。

大切な弟を殺したディビジョンのエージェントには、罪のない男を殺したという事実を知っていてほしいのです。』

ー引用ここまで

+ クリックして下さい(英文)

(This whole organization is a complete shit show. I never should have agreed to work with these idiots. They think I'm their patsy, their ''Chickenhawk'', that I'm just going to roll over and do whatever they want. I'm the goddamn President of the United States of America. The greatest country in the whole damn world, and some rich bitch obsessed with proving her dead daddy wrong is not going to take me down. That woman is trying to build an empire on the ashes. Good luck with that. She told me there's only two things standing in her way, her brother and the button. Whatever that means.)

『Ellis' memoirs: Reparations/エリスの回顧録:償い』

・自分が引き起こした被害の大きさに気づくエリス。
(Ellis realizes the damage he has caused)

おめでとう、アンドリュー。お前は天才だ。

これ以上ないタイミングで自由世界の指導者になったものだ。

世界の番人たる精鋭市民軍が動きだそうという時にな。

責めるべき相手は自分しかいない。

政府は完璧でこそなかったがファシストではなかった。

そして今、悪魔のごとき女と取引した愚か者には2つの選択肢がある。

彼女に従い、ボタンを押して世界を破滅させるか。

お前を操ろうとする連中に勇気を出して抵抗するか。

お前の許可がなければ連中にプロトコルを発動させることはできない。

通信『計画』より引用ー

バードン・シェーファー
『ネットワークを葬り去るには、クレアが必要だ。”フットボール”と大統領権限も。この3つが揃えば完璧だ。』

※ここのネットワーク(the network)は、スカウト2の通信でも出てきた『ダイアモンドネットワーク』の事。

そして、シャットダウンするには、『クレア(・オルティス)』、『フットボール(これはおそらく核の発射コード、及び国家的、国家レベルのアクセス権を含むのだろう)』、『大統領権限』の3つが必要との事。

【ディビジョン2】Year6 Season3『Burden of Truth/真実の重み』マンハントスカウト(エージェント・ケルソ)詳細(前半)

『The Division2』 TU23『Year6 Season3『Burden Of Truth/真実の重み(バーデン・オブ・トゥルース)』』 現在、TU(タイトルアップデート)23 Y6S3『B ...

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※通信『Mission/任務』より内容を引用ー

アーロン・キーナー
『だが大統領だし、辞任して後任を指名するか死なない限りは、”アークプロトコル”にアクセスして、発動できる唯一の人物なんだ。』

※:ここの"アークプロトコル”のラインは、続く『ヴァイパー』の『call it the football?/フットボールって呼ばない?』という繋がりから考えて、恐らく『Nuclear football/核のフットボール』の事を指していると思われる。

『President Nixon,H.R.Haldeman,and military aide boarding Marine One』

『President Barack Obama is met by Sen.Chuck Schumer』
(カバンを持ったお付きの人が、後ろで控えているね。)

 

引用ここから

『nuclear football, a specially designed briefcase that accompanies the president of the United States when the president is away from the White House and whose contents would enable the president to decide upon and order the use of nuclear weapons in the event of a national emergency.

『Nuclear football/核のフットボール』とは、大統領が『ホワイトハウス』を離れている際に携行する、特別に設計されたブリーフケース(邦訳正式名称:大統領緊急カバン)の事を指し、その中身によって、大統領は、国家非常事態が発生したときに核兵器の使用を決定し、命令する事が可能となっている。

-上記英文、『Britannica』より一部引用、その上、意訳。引用ここまで

ー引用ここまで

次に何故3つ必要なのか?

おそらく、セキュリティ上の懸念や、独裁での使用を防ぐ為に、単独、単一認証ではなく、複合認証システムを採用しているのだろう。

そして、ここで、『システム』に、三重の封印が施されていると仮定すると、じゃあ、『ナタリア』(カルも含むか?)と、『シェーファー』たちローグ一派は、この鍵を先に得ようと、争奪戦を繰り広げていたという事になるね。

そして、『ディビジョン(マニー側)』は、その事情を呑みこむまでに、ここまでの通信のやり取りを振り返ってみても、かなりのタイムラグがあったと考えられる。

ー引用ここまで

そのためのフェイルセーフが用意されている。

お前の惨めな生涯で1つでもまともな決断をしたいなら、今がその時だ。

こんな風に三人称で綴っているのは決して良い兆候ではない。アンドリュー、しっかりするんだ。バカみたいな真似はもうやめろ。

+ クリックして下さい(英文)

(Well, Andrew, congratulations, you're a fucking genius. You became the leader of the free world just in time to install a global elite militia as warden. And you have no one to blame but yourself. The government was not perfect, but it wasn't a fascist nightmare. And now, thanks to your stupid fucking deal with the literal she-devil, you've got two options. Do what she says, push the button and blow up the world or for once grow a fucking pair and stand up to the people trying to control you. They can't activate the protocol without your permission. There are fail safes against it. If you make one good decision in your whole fucking miserable make this one. And, now I'm journaling in third person, this is not a good sign. Andrew, get your shit together, stop acting so fucking crazy.)

『Ellis' memoirs: Amends/エリスの回顧録:改心』

・ソコロワとマクマナスからアメリカを守り抜くと誓うエリス。
(Ellis pledges that America will be safe from Sokolova and McManus)

ナタリア・ソコロワに屈してボタンを押してはならない。

お前の一番得意なことをやれ、アンドリュー。

嘘をつくんだ。従うふりをしろ。

言われたとおりにすると彼女に伝える。死神を演じて彼女をあざむき英雄になれ。

私ならできる。彼女の得意分野で打ち負かしてやれ。

20年後、私の回顧録を読んだ人々は知るだろう。私がどんな苦難をくぐり抜けたのか。

世界の滅亡を防いだ英雄がアンドリュー・エリス大統領だったということを。

英雄になるのだ。必ずやこの国を立て直し、恐ろしいパンデミックの危機を乗り越えてみせる。

私が生きている限り、ナタリア・ソコロワにもマクマナスにも、アメリカに手出しはさせない。

※ここの最後の一節、『私が生きている限り、ナタリア・ソコロワにもマクマナスにも、アメリカに手出しはさせない。』が、少し気になる所。

英文だと(As long as I'm alive, America will be safe from Natalya Sokolova and that snake McManus.)となっており、『マクマナス』は『snake/スネーク(蛇)』と表されている。

では、『エリス大統領』は、何故ここで『アメリカ』を強調しているんだろうか?

『Natalya Sokolova/ナタリア・ソコロワ』はロシア系、では『Calvin McManus/カルヴィン・マクマナス』は?

作中で『Calvin McManus/カルヴィン・マクマナス』の出自は明らかになっていないので、まずその名から推察して行こう。

『Calvin/カルヴィン』から

『コトバンク』より引用ー

Calvin
プログレッシブ英和中辞典(第5版)の解説
Cal・vin
/kǽlvin/
[名]カルバン,カルビン(◇John Calvin,1509-64;フランスの神学者;スイスにおける宗教改革の指導者).

出典 小学館「プログレッシブ英和中辞典(第5版)」プログレッシブ英和中辞典(第5版)について 

ー引用ここまで

なので、おそらくこれはキリスト教を背景にした名だと考えられる。

次に『McManus/マクマナス』

Wikipediaより引用ー

マクマナス(McManus, MacManus)は、スコットランド系の姓。

またアイルランド系の姓としても、使用される。

John Patrick McManus (born 10 March 1951) is an Irish businessman and racehorse owner.

ー引用ここまで

ここから、読み取れる『Calvin McManus/カルヴィン・マクマナス』の人物像は、アイルランド系、もしくはスコットランド系の移民か、もしくは、その背景を持っている。

だとすると、ニューイングランド、ボストン出身か?

Dropkick Murphys "Who'll Stand With Us?" Music Video

 

次にこれがアメリカのアイリッシュ・パンク・バンド『Flogging Molly』のバンドロゴ。

『Snake/蛇』があしらわれているね。

Flogging Molly-A Song Of Liberty(Official Video)

ここまで、進めてきて、冒頭の英文(As long as I'm alive, America will be safe from Natalya Sokolova and that snake McManus.)を振り返ると、

この発言が『アメリカ』という国の主導権、支配権をめぐる争奪戦とも読み取れる。

・『Andrew Ellis/アンドリュー・エリス』:(ホワイトアングロサクソン系(主流派))

・『Natalya Sokolova/ナタリア・ソコロワ』:(ロシア系)

・『Calvin McManus/カルヴィン・マクマナス』:(移民系)

で、エリスの(that snake)って発言も、『裏切り者』としての比喩というより、移民系に対する白人主流派(WASP/ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)の蔑視的ニュアンスが感じられる。(“移民系白人”を信用しない本音が滲んでいるのか?)

『君の腕時計に権限をコピーし、私のは削除する。
絶対にナットには渡すな。』
『腕を、エージェント・ラウ』『ご尽力に感謝します、大統領。』

+ クリックして下さい(英文)

(Do not allow Natalya Sokolova to bully you into pushing the button. Do what you do best, Andrew. Lie. Pretend that you will do it. Tell her you will do it. Play the harbinger of death so that you can fuck her over and be the hero. I can do this. I can beat her at her own game and when people find out what I've gone through, when they read my memoirs in twenty years they will know, the real hero of the story, the person who saved them from the brink of annihilation in the face of danger was President Andrew Ellis. I will be the hero of this story. Mark my words, I will get this country back on track and out of this godforsaken pandemic. As long as I'm alive, America will be safe from Natalya Sokolova and that snake McManus.)

 

 

 

 

 

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