The Division 2

【ディビジョン2】TU25 Year7 Season2『The Pact/協定(ザ・パクト)』マンハントスカウト詳細(前半)

2025年9月11日

『The Division2』
TU25『Year7 Season2『The Pact/協定(ザ・パクト)

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現在、TU25『Year7 Season2『The Pact/協定(ザ・パクト)』が配信中の本作『ディビジョン2』。

ここでは、ゲーム内で用意されている『マンハントスカウト』の内容について、記載。
(合計10週の前半部分。)

 

※Year7 Season2.2パッチノート詳細については、こちら。

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※【ディビジョン2】Year7 Season2 『The Pact/協定(ザ・パクト)』マンハントスカウト詳細(後半)については、こちら。

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※【ディビジョン2】TU25 Year7 Season2『The Pact/協定(ザ・パクト)』パッチノート詳細については、こちら。

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折り畳んではいるが、謎解きの回答部分も記載されているので、ネタバレ注意。

また前回のシーズンより、マンハントスカウトの仕様が変更となった。

これまで同様、新しいマンハント・スカウトが毎週配信されるが、クライマックスミッションに挑戦する為に、すべてのスカウトをクリアする必要はなくなった。

クライマックス・ミッションへのアクセスをアンロックするために必要なのは、ハイバリュー・ターゲットに指定されたスカウト・ミッションのみ。

それ以外のミッションについては、どのような順番でクリアしても構わないし、完全にスキップしても構わないとの事。

公式については、こちら
(一部加筆修正して、掲載)

『YEAR 7 SEASON 2: 『The Pact/協定(ザ・パクト)』について:

次のシーズンが間近に迫っている!トゥルーサンズ、ハイエナ、アウトキャストが同盟を結み、大きな計画を進めているようだ。エージェントたち、準備を整えろ――一刻の猶予もない!『ディビジョン2:協定』は9月9日開始。

ー上記Youtube概要欄より引用

今シーズン(Year7 Season2『The Pact/ザ・パクト(協定)』)では、新たな勢力争いの舞台が用意されています。

(ディビジョン2内の)各敵勢力は、もはやその勢力を維持するだけでは飽き足らず、これまでよりも激しく攻勢を仕掛けてき、(プレイヤーであるエージェントたちは)一区画一区域ごとに、戦いを強いられる事となります。

この(ゲーム内での)緊張感が、(今回)新たに導入されるオープンワールド・アクティビティである『Retaliation/報復(リタリエーション)を促進させる事となります。

これは(既存の)コントロールポイントの仕組みを拡張し、(プレイヤーにとって)エキゾチック装備を入手する新たな選択肢となるものです。

そして、各領土争いを牽引する事になるのは、グローバルMODである『Divide and Conquer/分割統治』となります。

このグローバルMODは、今シーズン(Year7 Season2)を通じて、領土支配を決定的な力とします。

これらのシステムが合わさって、これから繰り広げられるであろう戦いの基調を決定づけて行きます。

それでは、次に『The Pact/協定(ザ・パクト)』について、掘り下げていきましょう。

第1週目『スカウト1(1/10)』

情報

ブラックタスクが材料を集めて何かを企んでいる。対応できるように、こちらも備えておかなければ。
(Black Tusk are amassing resources for something.We need to be prepared to respond.)

アクティビティ

目標1

Q:『シアターのショップで装備の在庫が底をつきそうだ。補給を急げ。』(0/15)
(The Theater Vendor is running low on equipment and needs a  resupply.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:シアターのショップで装備か武器を売る。

目標2

Q:『ホワイトハウスのすぐ東で敵の動きがある。該当エリアを守り切れ。』(0/2)
(We're seeing enemy action just east of the White House.We need to hold that area.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:ダウンタウン・イーストまたはフェデラル・トライアングルのコントロールポイントを解放する。

目標3

Q:『包囲された場合に備え、ダウンタウン・イーストとフェデラル・トライアングルにある前哨基地に物資を送れ。』(0/150)
(Our outposts in Downtown East and Federal Triangle need to be supplied in the event of a siege.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:ダウンタウン・イーストまたはフェデラル・トライアングルのコントロールポイントに材料を寄付する。

通信

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

『Debrief/報告』

・マニーはナタリア・ソコロワが生産拡大を迫っている件について、マネージャーに話を聞く。
(Manny interviews the Manager about Natalia Sokolova's pressure to ramp up production.)

マネージャー
『水を一杯貰えるか?』

The Manager:
(Can I get a glass of water?)

マニー・オルテガ
『ああ。これは事情聴取だ、拷問じゃない。』

※『拷問』に相当する語は、英文では、(an interrogation)で、これだと『尋問』という意味合い。
ここは、『これは水を飲ませないといった拷問ではない』という意を強調した和訳なのかもしれない。

Manny Ortega:
(Of course.This is a debrief,not an interrogation.)

マネージャー
『ああ、ありがとう。』

The Manager:
(Thanks.)

マニー・オルテガ
『いいんだ。で、生産能力の話だが…。』

まずタイトル概要にある英文(to ramp up production.)の『ramp up』が、『(活動・生産などを)増やす・強化する・本格化する』というような慣用表現になる。

類義語の『increse(増加させる)』が、中立的な表現に使用する事に比べ、こちらはやや圧が強めな表現。

なので、それに『Natalia Sokolova's pressure to(ナタリアのプレッシャー)』がつくので、『ナタリア』が『マネージャー』を含む現場に対し、『増産、生産体制を強化、加速せよ!』みたいな圧を掛けているという意味に。

Cambridge Dictionaryより引用ー

『ramp something up/(活動・生産などを)増やす/強化する/本格化するなど』
(phrasal verb with ramp verb:動詞 ramp を使った句動詞(phrasal verb))
uk /ræmp/ us /ræmp/

例文:
『The company announced plans to ramp up production to 10,000 units per month./→ 「→ 同社は、生産量を月1万台にまで引き上げる計画を発表した。」

ー引用ここまで。

で、『マニー』は「ディビジョン陣営」として、「敵陣営であるBT(ブラック・タスク、ナタリア側)」の生産能力を、物流などを管理していた『マネージャー』に聴いている場面。また、その生産能力についても(production capacity/生産能力/生産キャパシティ)なので、『ある工場や組織が、一定期間内にどれだけの製品を生産できるか』といった理論的または実際的な上限量を問うている感じ。

マニー・オルテガ:
『で、さっきの話の続きなんだが、実際、BT(ブラック・タスク、ナタリア側)の生産体制、能力はどれくらいになる?』

Manny Ortega:
(Sure.So we were talking about production capacity.)

マネージャー
『ああ。生産能力は軒並み低下してる。ナットはそれを回復させようと必死だ。
だが、我々は人材を失い、施設を失い、供給路も寸断された。

そもそものコンディションが理想的ではなかったんだ。まあ、それらを考慮すれば、期待以上の働きをしてたと思うよ。

※ここの前半部分の英文(Capacity's down across the board,you know?)の(you know?)は、『filler/フィラー(間を埋める言葉/間投詞的表現)』として、使われるが、その際も「ある程度の前提を聞き手と共有している」と想定している状況で使用される。

なので、『ああ、そちら(ディビジョン陣営)もご存じの通り、生産能力は軒並み低下してるさ』となる。

((ディビジョン側がBT(ブラックタスク)陣営を破壊、妨害した(てる)ので。)

で、続く英文(Nat's been pushing~)は何となく分かる。
『ナット(ナタリア)』が、そのダメージを修繕、回復しようと躍起になっているのは。

ただ、少し疑問なのが、and以下の英文(we weren't exactly working under ideal conditions to start with.)の部分。
これは、『そもそも最初から理想的な条件で働いていたわけじゃなかった』みたいな意。

だとすると、マネージャーは『そもそも、ディビジョンにやられる前から、(生産や増産体制の)環境は十分に整ってなかった。そこに(ディビジョン側の)追い打ちで人員・施設・供給を失ったんだ』みたいな事を言っている。

このラインは、今回の通信の伏線となるポイント。

The Manager:
(Right.
Capacity's down across the board,you know?Nat's been pushing hard to get it back up,but we've lost people,lost facilities,supply chain disruptions,and we weren't exactly working under ideal conditions to start with.

Frankly,given everything,I think we exceeded expectations.)

マニー・オルテガ
『おい、俺は上司じゃないんだ。言い訳は必要ない。
ただ状況だけを教えてくれ。』

※ここは、あまり考察する部分はないが、

ひょっとすると、『マネージャー』は『ナタリア』に対して、
とにかく常に言い訳を用意していたのかなと思わせないでもない。
ほら、『ナタリア』、怖いから。

Manny Ortega:
(Hey.I'm not your boss.You don't gotta justify yourself,just tell me what's going on.)

マネージャー
『おっと、失礼。ナットには何か大きな計画がある。
1大隊分の装備を準備してるようだった。』

※で、ここが、先の疑問となった伏線部分。

どうして、『ナタリア』は『マネージャー』が言う、『そもそものコンディションが理想的ではなかったんだ。』といった環境を放置したんだろう?

そもそも古今東西、古くから現在に至るまで、歴史を紐解いてみても、軍事的な観点からすれば、兵站――つまり補給・輸送・生産基盤――は戦の勝敗を左右する根幹となる部分。

『ナタリア』が、十分なお膳立てをせずに『ramp up/増産体制の強化』を現場に強いるのは、戦略の基本を軽視しているようにすら見える。

そんなに焦っているのだろうか?

それとも『ナタリア』が混乱しているだけ?

あの『ナット』が?

あんなに怖いのに…。

で、ここで浮上してくる可能性としては、

これが無能ではなく(ナットの)計算であるという所

彼女は兵站の脆さを承知の上で、それを補う『別の策』(外部支援や他の隠しリソース)を見込んでいる。

その為、現場から見れば「お膳立て不足」に映るが、裏では別の供給線を準備しているかもしれないという所。

その証拠に後半の英文(planning to outfit a whole other battalion.)は、『大隊1つ分にあたる装備を用意している』とある。
→ これは軍事的に言えば「新しい兵力を投入する準備」と思える。

つまり生産量の増加の指示=補充・拡張のためにも見える。
(※ちらっとLMBなんて、言葉もよぎったりするな。)

『Battalion_march.jpg』

The Manager:
(Yeah.Sorry.Nat's gearing up for something big.Like she's planning to outfit a whole other battalion.)

マニー・オルテガ
『勧誘活動の情報は入ってないが。』

※で、ここは、マニー的には、『We/私たちサイド(ディビジョン)』の諜報の網には、そんな情報は引っ掛からなかったと言っている。(a recruitment drive)は新兵募集みたいな意味。

マニー・オルテガ:
『おいおい、そんな話は知らないぞ、もし本当に大隊規模の増兵なら、分からない訳ないだろ?』

Manny Ortega:
(We haven't heard anything about a recruitment drive.)

マネージャー
『そりゃそうだ。』

※ここは英文と和訳で少しニュアンスが異なるように思える所。

英文だと(There isn't one.)となり、もう少し事実だけを述べているというか、淡々と表現している。
『(新兵募集なんて)ないからな。』みたいな。

で、和訳だと『そりゃそうだ。』となっており、これだと『マネージャー』は「分かってて言ってる」といった少しの含みがあるように、聞こえなくもない。

The Manager:
(There isn't one.)

マニー・オルテガ
『じゃ、何の為の装備だ?』

※ここは、もうドラマで言うと、典型的な次回予告に繋がる「引き」のセリフ、「続きは来週」って感じ。

Manny Ortega:
(So what's she doing with all of it?)

第2週目『スカウト2(2/10)』

 

情報

DCの東側が敵の後方支援の拠点となりつつある。ブラックタスクの動きと関連しているかもしれない。
(The eastern side of DC is becoming a hotbed for enemy logistical ops.Could be related to whatever Black Tusk is planning.)

アクティビティ

目標1

Q:『敵の物資供給路を妨害する。』(0/2)
(Disrupt enemy supply chains.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:物資輸送隊のアクティビティを完了する。

目標2

Q:『ジュディシャリースクエアで敵のアクティビティを制圧する。』(0/1)
(Suppress enemy activity in Judiciary Square.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:ジュディシャリースクエアでアクティビティを完了する。

目標3

Q:『ジェファーソントレードセンターの支配を固めろ。』(0/1)
(Solidify our control of Jefferson Trade Center.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:いずれかの難易度で「ジェファーソントレードセンター」を完了する。

通信

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

『Recruitment/リクルート』

・バードン・シェーファーがマネージャーを二重スパイとして引き込む。
(Bardon Schaeffer recruits the Manager as a double agent.)

※今回の通信はおそらく、『シェーファー』が昏睡する前のBT(ブラックタスク)在籍時、内部工作の一環として、マネージャーを二重スパイとして引き込む時点の会話。ここから時が流れ、前回のマンハントクライマックスミッションに続く形となる。

【ディビジョン2】野良でもできるもん『マンハント・スカウト(クロスロード)クライマックスミッション』【攻略】

『Master Climax Mission/クライマックスミッション難易度『マスター』』 ※追記(9月11日時点):Year7 Season2『The Pact/協定(パクト)』のクライマックスミッ ...

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マネージャー
『ああ!シェーファー大佐。どうしたんだ?』

※ここの『マネージャー』の返答は、通常だったらちょっとフランク(砕けた)な言い方に聞こえなくもない。

特に相手が大佐(Colonel)だけに。
(↑これは役職の話。『大佐』という位は、軍組織だと、メチャメチャ偉いし、軍だと、上下関係、役職には絶対の格差がある。
あやふやにすると、現場の指揮、命令系統が崩れて、人命に関わるから。)

『アメリカ軍の階級(Wikipedia)』で見ると:

少佐(Major)

中佐(Lieutenant Colonel)

大佐(Colonel) ← ここ

将官(Brigadier General/准将)

つまり、大佐は「将官の一歩手前」。
通常、数百~千人単位の部隊を束ねる指揮官クラスであり、軍内では相当な権威を持つ存在。『3rd_Brigade_Combat_Team,_101st_Airborne_Division_(Air_Assault)_transfers_authority_to_3rd_Brigade_
Combat_Team,_10th_Mountain_Division_at_Mihail_Kogalniceanu_Air_Base_(8531124).jpg』

上記画像説明文より内容を意訳ー

アメリカ陸軍第10山岳師団第3旅団戦闘団の指揮官、ライアン・バーネット大佐は、2024年7月15日、ルーマニアのミハイル・コガルニチャヌ空軍基地にて、第101空挺師団(エア・アサルト)の第3旅団戦闘団からの権限移譲を受け入れるにあたり、「責任の引き継ぎ」を保証する歓迎のスピーチを行った。

ラッカサンおよびパトリオットの名で知られる各タスクフォースに所属する兵士たちは、アメリカ陸軍第5軍団の任務を支援しており、その任務とはNATO東側の防衛を強化し、欧州の同盟国およびパートナーに安心を与え、さらなるロシアの侵略を抑止することである。
(米陸軍、ジュリアス・ハリス三等軍曹撮影)

ーここまで

この文章からも分かるように、大佐(Colonel)は旅団戦闘団(Wikipedia)=およそ3,000〜5,000人規模を直接率いるクラスの指揮官。

しかし、『マネージャー』と『シェーファー』とは、旧知の間柄なので、こう答えているのかもしれない。

ただ、それでも冒頭の(Oh!)は驚きとかを表しているので、何か考え事などをしていて、いきなり『シェーファー』と遭遇してしまって、少し動揺しているようにも見える。

マネージャー:『おっと、これはシェーファー大佐。何かご用でしょうか?』

The Manager:
(Oh!Colonel Schaeffer.Can I help you?)

バードン・シェーファー
『様子見さ。今朝のブリーフィングで不安そうだった。』

※ここはブリーフィング時に、『シェーファー』から見て、『マネージャー』がどこか気もそぞろ、心ここにあらずって感じに見えたんだろう。

Bardon Schaeffer:
(Just checking in.You seemed troubled during this morning's briefing.)

マネージャー
『あー…いや、特に問題はないんだ。ただ、その…』

※で、ここはシェーファーからの問いかけが、かなり核心を突く内容だったので、もうただただ狼狽えている、動揺している。

英文でもほぼ、何も意味のある事は言っていない。しどろもどろ。

The Manager:
(Uh,well,no,I mean,it's fine,I was just...)

バードン・シェーファー
『正義の側についたか、と聞きたいのか?』

※ここは和訳と英文で少しニュアンスが異なって見える部分。

和訳だと少し主語が曖昧。

これは『マネージャー』が『シェーファー』に対して、『大佐は、自身が正義の側についていると言えますか?』と聞いているのではなく(和訳)、『シェーファー』が『マネージャー』に『(お前自身)──結局の所、正義の側(ここではブラックタスク側)に立っているはずだと思い込みたいんだろ?』と問うている。

なので、ここで『マネージャー』が『BT/ブラックタスク』の行っている作戦や、『ナタリア』の指示に少しの疑問を抱き始めている様子が伺えるし、そこを『シェーファー』は察知し、こちら側の陣営(この時はローグエージェント側)に引き込もうと、心理的に揺さぶりを仕掛けているように見える。

Bardon Schaeffer:
(Wondering if you're on the side of the angels after all?)

マネージャー
『いや!違う、そんな事じゃなくて。俺は職務をまっとうするのみだから…

※ここは冒頭から続く緩やかな間柄の表現から、一気に緊張感が増して、ピリッとする所。

英文だと、(No!No,no sir,nothing like that at all,I'm totally committed to the work.)となり、『マネージャー』は非戦闘員であり、しかも『シェーファー』は「Colonel(カーネル)=大佐」。
→ 上官の鋭い眼で内心を見抜かれた時点で、彼にとってはほぼ「詰問」に等しい状況。

一歩答えを間違えれば、査問に掛けられてもおかしくない状況。

驚きと恐れから、反射的に「否定+忠誠アピール」で返す場面。

マネージャー:『い、いえ!全然そんなことはありません、違います、大佐。私はこの仕事に完全に尽くしております!』

The Manager:
(No!No,no sir,nothing like that at all,I'm totally committed to the work.)

バードン・シェーファー
『忠誠心を試してるんじゃない。正当な質問だ。少し前の俺なら、「ああ、もちろん」と答えていた。』

※そして、ここでは、そんな『マネージャー』の不安を和らげるかのように、『シェーファー』自身がこれは『詰問』ではなく、『正当な質問(正真正銘の対話)』であると、強調し、『以前の自身(シェーファー)なら、自分も間違いなく正義の側(「on the side of the angels」=『ブラックタスク』や『ナタリア』に疑問を抱いていなかっただろう。("yes,absolutely.")』)と伝えている。

Bardon Schaeffer:
(This isn't a loyalty test.It's a legitimate question.Up till recently,I'd have said the answer was"yes,absolutely.")

マネージャー
『大佐…?』

※ここはまだビクビクしながら、『シェーファー』の出方を伺っている感じ。

The Manager:
(Sir...?)

バードン・シェーファー
『これを聞け。ひとりの時に、誰にも聞かれないようにな。その上で答えを聞かせてくれ。』

※で、これが今回の通信(リクルート)の肝となる部分でもあるけど、この『シェーファー』から差し出された通信(You should listen to this.)が既出のものなのか、何か今後提示されるモノ(通信?)で、シェーファーを含む登場人物たちを『心変わり』させるにあたって、決定的な内容のモノであるのかは不明。

シェーファー:『これを聴いてみろ。──自分だけの時間に、誰にも知られない場所でな。それを踏まえた上で、お前がまだ“正義の側にいる(on the side of the angels)”と思えるかどうか……その答えを教えてくれ。』

Bardon Schaeffer:
(You should listen to this.On your own time.In private.Then come tell me what you think the answer is.)

マネージャー
『それで…もしそれが「ああ、もちろん」だったら?』

※で、ここは少しメタ的展開を含む部分。

プレイヤー視点からすると?

・『ディビジョン2』のプレイヤーは、後の展開を知っている。
→ 『マネージャー』は最終的に二重スパイとなり、『ブラックタスク』を内部から揺さぶる存在に。

・だから『Recruitment/リクルート(勧誘)』というタイトルを聞いた時点で、「ああ、これはその勧誘シーンだな」と理解できる。

通信内のマネージャー視点だと?

・しかしこの時点での『マネージャー』はまだ揺れている段階。

・『シェーファー』が差し出したデータを見聞してもなお、『ブラックタスク』や 『ナタリア』に従い続ける可能性はあった。

だから彼は『シェーファー』にこう尋ねる。

マネージャー:『もし自分がそれでも“やっぱり正義の側(on the side of the angels=ブラックタスク、ナタリア側)だ”と信じ続けたらどうなるんですか?』

The Manager:
(And if I decide it's"yes,absolutely?")

バードン・シェーファー
『いずれにせよ、興味深い会話になるだろう。』

※ここのシェーファーの最後のライン、これまで(過去にあったマニーとの会話などで表される)の通信であった『シェーファー』の穏やかで優しそうなイメージではなく、個人的には、肝が冷える感じがして、シェーファーのベテランの軍人らしさ、プロフェッショナルさを感じられて、シブかった。

ここには二重の含意が込められている:

・脅し的ニュアンス → 「Yesと言えば、お前は愚か者だ。面白い“結果”が待ってるぞ」

・試しのニュアンス → 「Noと言えば、俺と同じ疑念を抱いた仲間だ。そのときは面白いことになる」

シェーファー:『ああ、これを聴いた上で、そう判断するなら(ブラックタスクやナタリアに従うなら)、それはそれで構わんが、その場合、このデータをお前に聴かせている時点で、俺がお前をタダでは済まさんという事も分かるよな?』

Bardon Schaeffer:
(One way or the other,it'll be an interesting conversation.)

第3週目『スカウト3(3/10)』

情報

ハイエナの動きが活発化している。誰が主導権を握っているか、思い知らせてやれ。
(Something's got the Hyenas acting bolder than usual.Remind them who's in charge.)

アクティビティ

目標1

Q:『ハイエナの作戦を見つけ次第、妨害しろ。』(0/2)
(Disrupt Hyena operations wherever you find them.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:ハイエナのアクティビティを完了する。

目標2

Q:『ハイエナのエリートを一掃する。』(0/10)
(Clear out elite Hyenas.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:ハイエナのエリートを排除する。

目標3

Q:『ブラックタスクはハイエナを隠れ蓑にして、勢力圏を更に拡張しようとしている。奴らを排除せよ。』(0/2)
(Black Tusk are using the Hyenas as cover to seize more territory.Drive them out.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:侵略ミッションを完了する。

通信

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

『Reunion/再会』

・シェーファーとマネージャーが作戦基地で遭遇する。
(Schaeffer and the Manager run into each other at the BOO.)

※今回の通信は、現在の時間軸。

『シェーファー』が昏睡から目覚め、『マネージャー』が『ディビジョン』陣営にて、事情聴取を受けている所。

マネージャー
『ああ、シェーファー大佐。』

The Manager:
(Oh.Colonel Schaeffer.)

バードン・シェーファー
『今はただのシェーファーだ。』

※ここは、軽く自嘲と皮肉が混じったシェーファーらしい表現。
(※Pretty sure=確信度を表す副詞表現。ほぼ間違いないくらいのニュアンス。60~80%くらい?)

シェーファー:『いや、もう“大佐”じゃなくて、今やただのシェーファーだろ。』

Bardon Schaeffer:
(Pretty sure it's just Schaeffer now.)

マネージャー
『ああ、そうか。確かにな。ええっと、それで...どうしてた?』

※ここは久しぶりの『シェーファー』との再会で、少しの緊張と気まずさが表されている。(How... have you been?)

The Manager:
(Right.Yes.Of course.How... have you been?)

バードン・シェーファー
『眠ってた。そっちは?』

※この一文は和訳と英文で少しニュアンスが異なる所。

英文では(In a coma.)となっており、これだと『昏睡してた。』みたいな意味となる。で、ここの英文表現が、極端に短く(I was)などの主語が省略されており、ぶっきらぼうに聞こえる。

英語ではこういった主語が省略された形や、文法、文型が崩れた時は、そこに意図や意味を持たせている事が多い。

以前の主語省略のパターンは、話者の一人語りかのような印象を持たせていた。

【ディビジョン2】TU24 Year7 Season1『Crossroads/クロスロード』マンハントスカウト詳細(後半)

『The Division2』 TU24『Year7 Season1『Crossroads/クロスロード』 現在、TU24『Year7 Season1『Crossroads/クロスロード』が配信中の本 ...

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通信『The Pain/痛み』より、引用ー

マニー・オルテガ
『キーナーのチェリーウィスキーを奪おうかなと。』

※そして、『シェーファー』の発言を受けて、『マニー』は、『ご大層な鎮痛剤はないけども、『キーナー』秘蔵の『チェリーウィスキー』を、パクッてこようかなぁと思ってる。』と返している。

『spiced_cherry_whiskey』

『チェリーウィスキー』自体は、フレーバーのするウィスキーの事で、ヴィンテージとかではないんだろうけど、おそらく現在の『ディビジョン』世界の状況下では、貴重な『酒』だろう。

ここの英文(Was planning on commandeering Keener's cherry whisky.)は、主語である『I』が省略されているので、どちらかというと、『思っているんだけどなぁ…』みたいなボヤっとした表現に近いかな。

Manny Ortega:
(Was planning on commandeering Keener's cherry whisky.)

ー引用ここまで

そして、今回のこれは、深刻な事実を、さも何もなかったかのような、日常の一コマとして語るブラックユーモアとしての表現となっている。

『マネージャー』の少しの緊張と気まずさが表されている『How... have you been?/ええっと、それで...どうしてた?』という問い掛けに対して、『シェーファー』の返答は、「肩透かしのブラックユーモア」であって、聞いた側を一瞬固まらせる仕掛け。

・『マネージャー』としては、久方ぶりの再会で、
気まずさの中「まあ無難に『元気にしてた?』って聞くか…」くらいのノリ。


・そこに『昏睡してた。』と来る。

・普通なら重すぎる事実なのに、
『シェーファー』はあまりにも短く、淡々と告げる。

・マネージャー『そう...、え、こ、昏睡?』

で、ここの和訳の『眠ってた。そっちは?』や、英文の(“In a coma. You?”)のような極端に簡潔でドライ、自分の壮絶な状況を、冗談のようにそっけなく言うようなユーモアの表現を、『“gallows humor/ギャロウズ・ヒューモア、ユーモア(絞首台のユーモア)”』と言ったりする。

『“gallows humor/ギャロウズ・ヒューモア、ユーモア(死、絞首台のユーモア)”』って?

『Fort_Bravo_gallows_(Tabernas_-_Texas_Hollywood)』

Cambridge Dictionaryより引用ー

gallows humor

noun [ U ] US (UK gallows humour)

gallows humor /ˈɡæloʊz ˌhjuː.mɚ/

名詞 [U](不可算名詞)
アメリカ英語(イギリス英語では gallows humour)

jokes or humorous remarks that are made about unpleasant or worrying subjects such as death and illness
「死や病気など、つらく不安を伴う出来事について言う冗談やユーモラスな発言」
「悲劇的・絶望的な状況に直面しながらも、なお笑いを見出そうとするユーモア」

例文:
『Even in the trenches, soldiers shared gallows humor to keep their spirits up./→ 「塹壕の中でさえ、兵士たちは気力を保つためにブラックユーモア(ギャロウズ・ユーモア)を交わした。」

ー引用ここまで。

特に以下の領域でよく交わされたりする。

・1:『軍人や退役兵の会話』
→ 命がけの戦場体験を、冗談で軽く言い流す。

・2:『医療従事者(ER, ICU)』
→ 死に直面する日常で、心を守るためのジョーク。

・3:『刑務所や災害現場』
→ 絶望の中で「せめて笑いに変える」行為。

どの場面も共通しているのは、困難な状況や、極限状態を、笑いで表現する事によって、生き抜こう、耐え抜こうとする、一種の心理的防衛反応。

今回の『シェーファー』と『マネージャー』の会話は、まさに1のパターンだね。

『シェーファー』と『マネージャー』の場合

・二人は正義も悪も揺らぐ世界で、命をすり減らしてきた。

・その中での『In a coma. You?/眠ってた。そっちは?』や『Sounds restful./穏やかだな。』は、死をかすめた二人が、冗談めかして『泣くより笑うしかない瞬間を語りあう』。

・そして互いにその冗談を理解できるからこそ、言葉の裏で『戦友的な結束』が生まれている。

Bardon Schaeffer:
(In a coma.You?)

マネージャー
『ナットの業務を7つこなし、ポトマックイベントセンターでクローゼットに閉じ込められ、ナットの物流体制の件を1日8時間オルテガに報告してる。

※で、ここはさっきの『シェーファー』の(You?/お前は(どうしてた?))を受けての、今度は『マネージャー』のユーモア仕立ての表現。

『マネージャー』:『ああ、こっちもナット(ソコロワ)の為に、7つくらいの仕事を掛け持ちして、PEC(ポトマック・イベント・センター)じゃ物置に閉じ込められて、(ここに来てからは)毎日8時間、オルテガ(マニー)に、ナットの物流体制について事情聴取されてたよ。』

The Manager:
(Doing about seven different jobs for Nat,getting locked in a closet at the PEC,and spending eight hours a day debriefing Ortega about Nat's logistical operations.)

バードン・シェーファー
『穏やかだな。』

※ここも皮肉表現となっている。

また(restful)が『穏やか』とか『安らか』といった死や安眠といったニュアンスも兼ねているので、前述の(In a coma/昏睡)とも少し掛かっている。

シェーファー:『俺は俺で、ぐっすり眠っていた(In a coma)けど、お前(マネージャー)は、お前で、ゆっくりできたみたいだな?(皮肉)』

Bardon Schaeffer:
(Sounds restful.)

マネージャー
『2人ともこちらに揃ったな。正義の側に。』

※で、ここから最後までの2つの文節が、今回の通信『Reunion/再会』の肝となる所。

『マネージャー』は前回の通信から、『シェーファー』に出されていたお題に対する返答として、『ようやく、二人とも、同じサイド(On the side of the angels./正しい、善とされる側(今回はディビジョン側))で再会できたな』と言っている。

The Manager:
(So.Here we both are.On the side of the angels.)

バードン・シェーファー
『そう願う。もはや何とも言えない。』

※で、ここは、『シェーファー』が少し疲れており、現在の状況に戸惑いや、ある種の不安がある事を隠せていないといった様子が表現されている。

そういった思いが、この(I hope so. Hard to tell any more./『そう願う。もはや何とも言えない。』) の一文に込められている。

『シェーファー』のこれまでの歩み――裏切り、利用、昏睡、そして「正義」という言葉がどれほど空虚になってしまったか――

文意の層(レイヤー)について

1:表面的な意味として

・『そう願う。もはや何とも言えない。』

2:『シェーファー』の背景にある疲弊について

・彼はこれまでに『ブラックタスク』の“秩序”に仕えたが、裏切られた。・そして、『フェイ・ラウ』の真意を知り、『ブリジット・ダグラス』とも分かり合えたが、彼女らを失ってしまった。

・また『ハンターズ』や『ソコロワ』の「闇の真実」にも、直面した。 → 「正義の側(On the side of the angels./正しい、善とされる側)」という言葉が、
もはや安易に信じられなくなってきている。

3:文のニュアンスとして

『以前に俺(シェーファー)は、お前(マネージャー)に、『正義の側(on the side of the angels)』を問うたが、今となっては、一体、何が善で、何が悪か、何が正義なのかが、よく分からなくなってきた。』

Bardon Schaeffer:
(I hope so.Hard to tell any more.)

第4週目『スカウト4(4/10)【Hige-Value Target/重要ターゲット1】』

情報

ハイエナの副官ジッパーが、ブラックタスクに関係する何かを匂わせている。真相を突き止めろ。
(Hyena Lieutenant Zipper has been dropping hints about something to do with Black Tusk.We need to know what it is.)

アクティビティ

目標1

Q:『ダウンタウン・イーストのコントロールポイントからジッパーをあぶり出す。』(0/1))
(Flush out Zipper from a control point in Downtown East.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:ダウンタウン・イーストにあるMLK記念図書館のコントロールポイントを奪還する。

目標2

Q:『ジッパーがディストリクトユニオンアリーナ周辺で目撃された。すぐに調査に向かえ。』(0/1)
(Zipper was sighted in the vicinity of District Union Arena.Look into it.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:いずれかの難易度で「ディストリクトユニオンアリーナ」を完了。

目標3

『Teeth/ティース』

自分の名前は、
殺した連中を死体袋に詰めまくった事から来ていると、
ジッパーは言っているが、
実際はディストリクトユニオンアリーナのトイレでディーゼルと会った時に、
ズボンのチャックにアレを挟んだ事が本当の理由らしい。

(Zipper tells people his name comes from all the people he's zipped into body bags.
but intel suggests he caught himself in his fly on meeting Diesel in a men's room at the District Union Arena.)

Q:『ついにジッパーの居場所を突き止めた。奴を排除せよ。』(0/1)
(We've finally located Zipper.Take him out.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:懸賞金:ジッパー

通信

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

『Hyenas/ハイエナ』

・バードン・シェーファーがハイエナの同盟関係について話す。
(Baedon Schaeffer discusses the Hyena alliance.)

ハイエナは複数のギャングが休戦し、共同で評議会を作る事に合意してできた。ほとんどのメンバーは犯罪歴があるか、ドルインフルのアウトブレイク後に犯罪に手を染めたかだ。彼らは奪いたいものを奪ったら残りは破壊し、社会にとって深刻な脅威となった。

ハイエナは盗んだ警察の装備とガスマスクで見分けがつく。まとまりがなく、戦場での経験に乏しいが、情け容赦ない殺し屋であり、街で強い基盤を持っている。エージェントがハイエナの支配する地域に接近する際は、あらかじめ対策を講じる事が望ましい。

組織『ハイエナ』より

Rancid- Hyena

※通信の時系列が少しややこしくなっているが、今回の通信『Hyenas/ハイエナ』の時間軸は、過去の話。

正確には、『ハイエナ』の前身である『ローカルストリートギャング』たちがどのようにして、『ハイエナ』となったのかの辺り。

そして、『ブラックタスク』が『DC(ワシントン)』を急襲する前の話となる。

ブラックタスク通信『DCの説明』より引用ー

『DCの説明』:
バードン・シェーファーがDCにおける敵について説明を受ける。

バードン・シェーファー
『ハイエナだって?』

イライジャ・サムナー
『奴らがそう名乗ってる。理由は知らん。』

バードン・シェーファー
『へえ。』

イライジャ・サムナー
『複数のギャングの集まりだ。有力なグループの代表たちが議会を作ってまとめてる。』

バードン・シェーファー
『間抜けの同盟か。』

イライジャ・サムナー
『まあな。』

バードン・シェーファー
『トゥルーサンズはどうだ?』

ガルベストン
『JTFの元指揮官が道を踏み外し、私兵集団を作った。縄張りと火力の点で言えば、DCを支配していると言っていい。』

バードン・シェーファー
『アウトキャストは?』

ペトリュス・ブレナー
『イカれてる。』

バードン・シェーファー
『鋭い分析だ、ブレナー。』

ペトリュス・ブレナー
『奴らは矯正隔離エリアの生き残り。最悪な扱いを受けてきてご立腹。それで暴れ回ってるんだ。ほとんどは典型的なテロ型の戦術で、細菌兵器に手を出してる。』

バードン・シェーファー
『まったく、ロクな奴らがいない。』

ペトリュス・ブレナー
『言っただろう。イカれてるんだ。』

バードン・シェーファー
『まあ、差し当たりみな、ディビジョンの悩みの種だ。でも、今の力関係を少し崩す事はできるかもな。』

イライジャ・サムナー
『ハイエナに力を貸すのはどうだ?物的支援をすれば、他の勢力にとって、厄介な存在になる。力を付けても、長い目で見れば深刻な問題になるほどの組織じゃないしな。』

バードン・シェーファー
『いい提案だ、イライジャ。ボスに話しておく。』

ー引用ここまで。

長くなるが、ちょっと整理してみる。

時系列に沿ったおおよその流れ

通信『ハイエナ』の段階(過去)

・『シェーファー』、『マネージャー』、『ブラックタスク』在籍時。

・『シェーファー』は「代理戦争の駒」として、『ローカルストリートギャング/地域のならず者集団』を利用しようと画策する冷徹な軍人。

・『マネージャー』はそれに付き合いながらも「人を使い捨てにするやり方」に嫌悪感を示す。

・特に「子供を的にするのは嫌いだ」という発言は、彼の人間性の一線を表している。

その後の積み重ね

・こうした工作活動は、おそらく一度きりではなく、『ブラックタスク』の「日常的なやり口」として続いたはず。

・その中で、『シェーファー』自身も「俺たちは本当に正義の側なのか?」という疑念を深めていく。

・『マネージャー』もまた、自分の立場に揺らぎを覚える。

通信『リクルート』

・『シェーファー』は『マネージャー』に「正義の側にいると思うか?」と問いを投げかける。

・これは通信『ハイエナ』での作戦や、その他諸々の事で、芽生えた不安や嫌悪が結晶化し、言葉として現れたもの。

・『シェーファー』自身も「つい最近までは自分が正義の側だと信じていた」と吐露している。

現在(ゲーム内の進行状況)

・『シェーファー』も『マネージャー』も、既に『ディビジョン』陣営にいる。一応、対『ブラックタスク』、対『ナタリア』という状況ではある。

マネージャー
『シェーファー、我々はここで何をしてる?』

The Manager:
(Schaeffer what are we doing here?)

バードン・シェーファー
『やるべき事だ。』

Bardon Schaeffer:
(What we have to.)

マネージャー
『ラジコン爆弾か?』

※ここは、先の『シェーファー』の発言を受けて、『(やるべき事って、)『ラジコン爆弾』か?』みたいなニュアンス。

The Manager:
(RC car bombs?)

バードン・シェーファー
『彼らが大量にドローンを持ってたら怪しまれる。DC潜入の準備は整ってない。敵を把握するには地上の兵士が必要だ。』

※ここの『彼ら』とは、『ハイエナ』の前身となる『ローカルストリートギャング/地域のならず者集団』たちの事。

彼らがハイテク機器である『ドローン』を大量に持っていたら、出処が怪しまれる(足がつく)だろ?みたいな話をしている。

で、残りの文、『敵を把握するには地上の兵士が必要だ。』というのは、『(ブラックタスクが)敵(ディビジョン側)を把握するには、地上の兵士(ハイエナたち)が必要だ。(奴らにやらせて、ディビジョンサイドの対応力や総戦力、システムやその穴などを、ブラックタスクが攻め込む前に把握しよう)』という事。

Bardon Schaeffer:
(If they had a legion of drones,it would be suspicious.We aren't ready to infiltrate DC,we need troops on the ground to help us understand what we are up against.)

マネージャー
『シェーファー、代理戦争の仕組みは分かってる。』

Cambridge Dictionaryより引用ー

『proxy war/代理戦争』(可算名詞)

noun [C]
/ˈprɒk.si ˌwɔːr/ (UK) /ˈprɑːk.si ˌwɔːr/ (US)

a war fought between groups or smaller countries that each represent the interests of other larger powers, and may have help and support from these:
『より大きな勢力の利益を代弁する小国や武装集団同士が戦う戦争のこと。しばしば、その背後の大国からの援助や支援を受けて行われる。』

The new nuclear superpowers fought their first proxy war for global supremacy in the Asian heartland of Korea.
例:『新たな核大国同士は、アジアの中心地・朝鮮半島で、世界覇権をめぐる最初の代理戦争を戦った。』

ー引用ここまで。

冷戦下における『CIA』工作と「代理戦争」の現実的イメージ

・『CIA/中央情報局(ちゅうおうじょうほうきょく、英語: Central Intelligence Agency』

・冷戦期、アメリカの『CIA』や、ソ連(現ロシア)の『KGB』は、自国が直接ぶつからず、第三国の武装勢力や民兵を支援することで戦った。
※ニカラグアの「イラン・コントラ事件」など。

上記「イラン・コントラ事件」について、Wikipediaより内容を一部抜粋して、引用。

引用ここからー

イラン・コントラ事件(イラン・コントラじけん、Iran-Contra Affair)は、アメリカ合衆国のロナルド・レーガン政権が、レバノンでシーア派テロリスト集団に捕らえられているアメリカ人の解放を目的としてイランと裏取引をした上に、アメリカ国家安全保障会議から同国へ武器を売却し、さらにその代金をニカラグアの反共右派ゲリラ「コントラ」の援助に流用していた事件。1986年に発覚するや、アメリカ国内のみならず世界を巻き込む政治的スキャンダルに発展した。イランゲート(Irangate)といわれた。

ー引用ここまで。

これらは「代理戦争」と呼ばれたが、実態は「大国が小国や地域を消耗品として使った戦争」の事。

都市部への適用:ギャング工作の影

冷戦型代理戦争は、海外での軍事介入や紛争、内紛支援工作だったが、都市内部でも似た構造があった。

例えばアメリカ都市部では、70〜80年代にかけて、黒人ギャング(ブラッズ、クリップスなど)の対立が暴力的に激化した。

※注:下に掲載している画像は、そんな時代を経て、黒人同士、互いに手を結ぼう、和平へというコンセプトとなる意味合いがある。なので、互いの組織の象徴であるバンダナを結んでいる。

『bloods-crips.jpg』

上記画像説明文より、意訳して掲載。

引用ここからー

クリップスとブラッズの名称の起源について

ギャング名「クリップス(Crips)」は、1970年にギャング創設者の一人である レイモンド・ワシントン(Raymond Washington) によって作られた。
「Crip」という名称そのものは、実際には “Community Restoration In Progress(地域再建進行中)” の略語でもある。

一方、「ブラッズ(Bloods)」というギャング名は複数の人物によって作られたが、その中でも特に有名なのは A.C.モーゼス(A.C. Moses)、通称 キング・ボバルーイ(King Bobalouie) で、1974年にこの名称を広めた人物とされる。
彼は実はクリップスの初期創設者の一人でもあった。

ーここまで。

一部では「CIAが麻薬(特にコカイン・クラック)の流通を黙認/利用し、ギャング間抗争を煽った」という告発も残っている。

事実として確認できる範囲

ブラッズ(Bloods)とクリップス(Crips)の抗争について

・両組織は、1960年代末〜70年代に、ロサンゼルスで形成された黒人ギャング組織。

・1980年代にはクラック・コカイン流通をめぐる抗争が激化し、都市暴力の象徴となった。

「CIAが関与した」という言説について

・1980年代後半から90年代にかけて、「CIAがコカイン流通を黙認・利用した結果、黒人コミュニティが荒廃した」という批判が広がる。

・特に有名なものは、ジャーナリスト『Gary Webb/ゲイリー・ウェッブ』の報道(1996年「Dark Alliance」)。

彼の記事は「中米のコントラ支援のための麻薬取引が、L.A.の黒人街にクラックを流入させた」という構図を描き、その結果ブラッズとクリップスの抗争に拍車をかけた、という内容。

上記「Dark Alliance」の説明を、Wikipediaより、一部抜粋、引用し、内容を意訳して掲載。

引用ここからー

『ダーク・アライアンス:CIA、コントラ、そしてクラック・コカインの爆発』 は、ジャーナリストの ゲイリー・ウェッブ(Gary Webb) によって1998年に出版された書籍である。

この本は、ウェッブが1996年8月に サンノゼ・マーキュリー・ニュース に掲載した三部構成の調査報道「ダーク・アライアンス」に基づいている。
オリジナルの記事は、ニカラグアのサンディニスタ政権への対抗資金を調達するため、CIAがニカラグアの反政府組織コントラの幹部によるコカイン取引を支援し、その結果としてロサンゼルスでクラック流行を拡大させた、と主張していた。

書籍版は記事をさらに発展させる形で執筆され、ウェッブの暴露記事に対するメディアの反応も記録している。

『ダーク・アライアンス』は1998年に セブン・ストーリーズ・プレス から刊行され、序文はアメリカ下院議員の マキシン・ウォーターズ が寄せた。1999年には改訂版が出版され、同年に ペン・オークランド検閲賞 および ファイアクラッカー・オルタナティブ書籍賞 を受賞している。

また、この著作は2014年の映画 『Kill the Messenger/渇望の銃弾』(ゲイリー・ウェッブの生涯を描いた作品)の題材の一部にもなった。

ーここまで。

公式調査の結論について

・その後、CIA監察官や米上院の調査で「CIAが意図的に黒人ギャングに麻薬を流した証拠はない」と結論づけられた。

・ただし「コントラ支援に関わる組織や個人が麻薬取引をしていたのをCIAが知りながら黙認していた可能性」は否定しきれていない。

つまり国家は「直接は手を汚さず」、貧困層の若者を互いに争わせることで管理し、秩序をコントロールする。

この文脈で「proxy wars」と言えば、まさに「黒人ギャングを使った都市代理戦争の構図」を思い起こさせる。

以上を踏まえて、『マネージャー』の返答を考察してみると?

・ここで、『マネージャー』は、『シェーファー』に、「代理戦争の仕組みくらい理解している」と言う。

・そして、これは「自分を素人扱いするな」「どういうことをしているのか分かってる」という苛立ちや自嘲を含んでいる様にも聞こえる。

・という事は、『マネージャー』は、単なる物流担当ではなく、こういった作戦も理解できるような諜報員(スパイ)という事なんだろう。プロフェッショナルの。

・また、「代理戦争」が、ただの軍事用語ではなく、ここでは、「人を駒として使う卑劣な戦い方」というニュアンスで響いてもいる。

The Manager:
(I understand how proxy wars work Schaeffer.)

バードン・シェーファー
『嫌なんだろ。』

※ここは、『シェーファー』と『マネージャー』の間で、少しすれ違っている、食い違っているやり取り。

シェーファー:『……つまりお前は、代理戦争(proxy wars)そのものが嫌いって事か?』
 → ニュアンスとしては「仕組みは分かってるんだろ?じゃあ単純に、お前(マネージャー)がイヤってだけか?」みたいな。

ここらの表現は、『シェーファー』が『ブラックタスク』在籍時、『生粋の軍人だった感』が出ている所だね。
”何言ってる?命令は命令だろ。”みたいな。

Bardon Schaeffer:
(You just don't like them?)

マネージャー
『人を、特に子供を射撃の的にするのは好きじゃない。』

※で、ここの『マネージャー』は、先の『ラジコン爆弾か?』の時点で、使う道具が『ラジコン』なので、ここまで思い及んで、嫌悪感を示している。

『マネージャー』:(RC car bombs?)
 → 「……それがラジコン爆弾ってことか?」
 → 表向きは確認だが、真意は「そんな代物を誰に使うつもりなんだ?」という含み。

『シェーファー』: (If they had a legion of drones, it would be suspicious. … we need troops on the ground…)
 → シェーファーは作戦上の合理性(隠密・地上代理の必要性)を語っている。戦略的見地からの回答。
 → しかしこれは マネージャーの暗黙の懸念(民間人への利用) からは外れている説明。

『マネージャー』:(I understand how proxy wars work, Schaeffer.)
 → 「いや、仕組みは分かってるんだよ」
 → つまり「説明なんか要らない、俺が聞いてるのは“戦略”じゃない。”倫理”だ。」

マネージャー:『……いや、どう使うかくらい分かっている。(俺が聞きたいのは、誰に使うつもりなんだ?子供か?市民か?)』

The Manager:
(I don't like when we use people,especially kids for target practice.)

バードン・シェーファー
『子供は絶対にダメだ。』

※ここの『シェーファー』のセリフ(No kids.Never kids.)は、(Of course not)や(Don't worry)といった曖昧なフレーズではなく、かなり強い口調と拒絶、否定。しかも、二度否定を重ねている。

(だが、(use people/市民に対して、使用する)には、掛かっていないのでは…。)

シェーファー:『(子供を標的とする事)それはない!絶対にだ!』

Bardon Schaeffer:
(No kids.Never kids.)

マネージャー
『ラジコン爆弾は誰に渡すんだ?』

※ここは『(じゃあこの)ラジコン爆弾は誰に渡すんだ?』ってなる部分。

で、ここまで、会話を考察してきたけども、筆者としては、『マネージャー』が、単なる『ロジスティクス・マネージャー/物流や兵站担当要員』ではなく、いわゆる『(足のつかない)拳銃』を用意したり、『偽ID(パスポートや身分証明書)』などを用意する『道具屋』や、『即席爆弾』を拵えたりといった『技術屋』的側面をも持った『プロフェッショナルの諜報員』なのではないかと考えている。

(メッチャ、なで肩、ネコベストだけども…)

以下がその根拠。

根拠となる会話の流れ

・前段で、『マネージャー』は「代理戦争の仕組みは分かってる」と強調している。
→ これは理論だけでなく実地経験があると思わせる口ぶり。

・「子供を的にするのは嫌いだ」という発言。
→ 単なる一般論ではなく、そういう現場を実際に知っている人間の言葉かのように、聴こえる。

『シェーファー』の「No kids. Never kids.」という断固たる否定。

・彼は「そんなことはあり得ない」と鉄則を口にしている。
・もし二人が、これまでに同じ工作でそうした事例を共有していたならば、『シェーファー』は『マネージャー』が、こういった事例を嫌悪する事を知っていたはず。
→ つまり、このやり取りは 「二人の経験の齟齬」 を示している。

ここまでを整理すると

マネージャー

・諜報的な役割を担い、他の工作班や別任務で「市民や子供が犠牲になるようなオペレーション」に従事したか、少なくとも見聞した事があるのではないか?

・その経験が『(proxy wars/代理戦争)を嫌う』態度につながっている。

シェーファー

・ブラックタスクでは、生粋の軍人として冷徹な作戦遂行はしてきたが、これまでに「子供を標的にする工作」に関わった事はない。

・だから「絶対にあり得ない」という強い否定をするし、『マネージャー』の嫌悪感の根拠も共有していない。

結論

この通信『Hyenas/ハイエナ』から浮かぶのは:

・『マネージャー』は、過去に「子供や市民を巻き込む汚れ仕事」を見聞きしてきた。

・しかし、それは『シェーファー』と組んでいない場での経験。

・だからこそ、この会話で二人の立場に「ずれ」が出ている。

The Manager:
(Who the hell are we giving the RC car bombs to?)

バードン・シェーファー
『地元のストリートギャングさ。残っているものを使って準備できるはずだ。』

※で、ここは「代理戦争」での常套手段、”偽装”と”現地勢力の育成”がセットとなって、表現されている。

現実を振り返ってみても、過去、アメリカの『CIA』や、ロシア(ソ連)の『KGB』といった諜報組織が、敵対する国や勢力に対する工作として、現地の反政府組織や武装組織に、非公式に協力する際、

・「自身の仕業と悟らせない偽装」と「代理勢力が継続して戦えるよう技術・装備を与える」といった行為は、セットで見られる。

だから、ここでも『ローカルストリートギャング(ハイエナ)』たちに、『組織論』や『RCカーのプロトタイプ』と、その『設計方法』などを教えてやれば、あとは勝手に『ローカルストリートギャング(ハイエナ)』たちが、『ディビジョン』を襲うだろうという算段。

なぜ「プロトタイプ+技術移転」が合理的なのか?

物流リスクの削減

・毎回『ラジコンカー爆弾』を、『ブラックタスク』側から供給すれば、輸送ルートや関与の痕跡が残る(足がつきやすい)。

・一度『プロトタイプ(試作品)』を渡し、『組み立て方法』を教えてやれば、以後は地元資材で自作できるため、(ブラックタスク)関与の証拠を最小化できる。

現地勢力の自立化

・『ハイエナ』が自前で兵器を作れるようになれば、彼らの行動は「ブラックタスクが関与している」とは見えにくくなる。

・「勝手に暴れているストリートギャング」たちという外観が強まる。

『ブラックタスク』の人的リソース節約

・『ハイエナ』を、“安価な代理兵力”として放置できる。

・『ブラックタスク』は、別方面の工作やDC侵攻準備に集中できる。

代理戦争の典型的な手法

・実際、東西冷戦期も、『CIA』や『KGB』といった諜報機関は、「兵器供与+訓練」で、現地勢力を育成し、以後は彼らに戦わせていた。

・『シェーファー』の「Feasible they could rig these with what was left behind.」は、まさにその「代理育成モデル」の示唆。

最後に

と、ここまで長く語ってきたけども、今回の通信『Hyenas/ハイエナ』では、過去の『ハイエナ』たちの『ディビジョン』への攻勢の裏に、『ブラックタスク』の影がって話だったね。

で、じゃあ、現在の時間軸に話を戻して、『The Pact/協定(ザ・パクト)』では、一体だれが、何の目的で、敵勢力を結束させているのか?って事だよね。

Bardon Schaeffer:
(Local street gangs.Feasible they could rig these with what was left behind.)

第5週目『スカウト5(5/10)』

情報

ワシントンDC西部が脅威に晒されている。何か大きな事が起きる前触れかもしれない。
(The western side of DC is under threat.This could be the precursor to something big.)

アクティビティ

目標1

Q:『ホワイトハウスのすぐ西で敵の動きがある。該当エリアを守り切れ。』(0/2)
(We're seeing enemy action just west of the White House.We need to hold that area.)

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A:ダウンタウン・ウェストまたはコンスティテューション・ホールのコントロールポイントを解放する。

目標2

Q:『敵の物資供給路を妨害する。』(0/2)
(Disrupt enemy supply chains.)

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A:物資輸送隊のアクティビティを完了する。

目標3

Q:『キャンパスのショップで武器の在庫が底をつきそうだ。補給を急げ。』(0/15)
(The Campus Vendor is running low on weapons and needs a resupply.)

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A:キャンパスのショップで装備か武器を売る。

通信

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

『Networks/ネットワーク』

・ナタリア・ソコロワが現在のシステムの制限について話す。
(Natalya Sokolova discusses the limitations of the current systems.)

※今回の通信もややこしいが、過去の話。

ここの和訳『現在のシステムの制限について話す。』とあるが、英文は(the limitations of the current systems.)となっており、時制を『現在』に限定せず、『当時の現行システム』という解釈に。

Weblio英和辞書より引用ー

『current』とは
意味・対訳
今の、現在の、現在通用している、現行の、流通している、流行している

コア
現在流れている

ー引用ここまで。

なので、『(通信『ネットワーク』当時)の現行(ネットワーク)システムについて、ナタリアがマネージャーと話す。』となる。

これは『現在のシステム』は違う、違っているという可能性も含んだ表現。

そして、追々説明していくが、『ナタリア』が『無線の脆弱性』に気づき、後任に『元NSA分析官を据える』となった辺りの話になる。 これを踏まえると、『マネージャー』が『ブラックタスク』に在籍しており、上記の条件に符号するのは、
『キャンプ・ホワイトオークのリクルーター』ミッションの後辺りになると思われる。

ナタリア・ソコロワ
『無線はもう禁止。』

※ここは前述の通り、『無線の脆弱性』を知り、敵方に無線が傍受され、利用されていた事実を知って、こう命令している。

収集物『マンハント:最初のローグ』『ブラック』よりー

マリ・シング
『ジャックとウォーリーにモバイルSHDサーバーをチェックさせて、それかバーディにブラックタスクの通信を傍受させるか。

ケルソがハンターなら奴らの話題にあがるかも。』

マニー・オルテガ
『試したがダメだった。ホワイトオーク以降、通信は静かだ。バーディのセキュリティ侵害の事もあったからな。』

マリ・シング
『ブラックタスクが警戒を?笑えるわね。』

マニー・オルテガ
『奴らの無駄話を傍受するのは好きだったが、今はまるで何もなく、モバイルSHDサーバーはキーナーと[削除済]って場所の情報を拾ってる。』

ー引用ここまで。

Natalya Sokolova:
(No more radios.)

マネージャー
『分かった。なら、どうやって連絡を取る?』

The Manager:
(Understood.How would you like us to communicate?)

ナタリア・ソコロワ
『固定電話。』

※英文だと(Landlines)となっており、これだともちろん『固定電話』も含まれるが、『有線通信』も含まれる。

収集物『マンハント:バンガード』『ケルソ1』よりー

”通信は危険よ。ブラックタスクやローグの監視網があるうえに、ハンターがそのすべてにアクセスできる。現在地を教えたいところだけどリスクが大きい。危険な状況よ。

私たちが一緒にいると脅威になってしまう。特にここではね。あなたは賢い。もしこれを見つけたなら、正しい方向へ進んでるという事。

私のところまで来たら、カサンドラについて分かった事をすべて話す。”

ー引用ここまで。

ナタリア:『無線はもう使わない。あれは敵に覗かれる。これからは有線でやり取りする。』

Natalya Sokolova:
(Landlines.)

マネージャー
『盗聴される心配は?』

The Manager:
(You're not concerned about wiretaps?)

ナタリア・ソコロワ
『国家安全保障局の元分析官がいる。ISACのシステムから通信を遮断できる。』

※ここは、新たなブラックタスクの通信担当として、NSAの元分析官を雇ったとしている。

また英文では、『She』なので、この元分析官が女性であると言う事も分かる。

Natalya Sokolova:
(We've got someone who can handle that.Former NSA analyst.She can keep those comms from reaching ISAC's system.)

マネージャー
『そうか、やっぱりな。

※ここは、語感としては、『そうか、あの話はホントだったんだ。』みたいな響き。

なので、噂レベルで(ブラックタスクの)現場内では、知っていたのか、マネージャーが噂レベルの話として、匂わせているのか。

The Manager:
(So,it's true.)

ナタリア・ソコロワ
『何の事?』

※で、ナタリアはあまり良く分からない風に装って、話を聞き出そうとしているのか。

Natalya Sokolova:
(What's true?)

マネージャー
『クレアがダイアモンドへのバックドアを作った。』

※ここは、以前にも考察で書いた『バックドア』というものへの懸念と、その話。

通信『The Diamond/ダイアモンド』より、内容を一部引用ー

マニー・オルテガ
『ナットはダイアモンド?』

※ここは、『ダイアモンド』というのは、『ナット(ナタリア)自身』を指すのか?と『シェーファー』に尋ねている。

Manny Ortega:
(Is Nat Diamond?.)

バードン・シェーファー
『は?ダイアモンドは彼女のサーバーだ。ブラックタスクのテック、情報、通信、AIを制御してる。』

※で、それを受けて、『シェーファー』が『いや、違う。『ダイアモンド』というのは、『ナタリア』のサーバー(システム)の事だ』と答えている。

Bardon Schaeffer:
(What?No.Diamond is her server.It's what controls all the Black Tusk tech,intel,comms and AI.)

マニー・オルテガ
『SHDネットワーク…』

Manny Ortega:
(Like the SHD Network.)

バードン・シェーファー
『SHDネットワークと同じシステムが基盤だ。DCのノードを除去したら、通信、ドローン、ホバークラフトが止まった。』

※そして、ここはブラックタスクの当時の出来事を語っているので、この(we)はブラックタスクの事。

『シェーファー』は、『俺たち(ブラックタスク)がワシントンD.Cのノード(the node)を、排除、破壊(took out)した時、こちら側(ブラックタスク)の通信等、すべても止まってしまった。』と言っている。
(we disabled all our comms,drones and hovercrafts.)

・ノード(the node)=システム上の結束点、結節点。

収集アイテム『Network Sabotage/ネットワークの破壊工作』よりー

敵3人がSHDネットワークのハブを襲う。
ジャック・ボニー、ペトリュス・ブレナー、イライジャ・サムナーが
SHDネットワークのハブを破壊する。

ー引用ここまで。

ここのクレアとは『クレア・オルティス』の事。

The Manager:
(Claire built a back door from SHD into Diamond.)

ナタリア・ソコロワ
『同じドアだからバックドアという訳でもない。バンカーを頼んだら、カルに売ったのと同じワンルームを売られたのよ。』

※上記のナタリアの回答は、比喩表現を用いた内容。

ナタリア:『“バックドア(裏口)”というよりか──もともと同じ扉だったのよ。私は彼女(クレア)に、“バンカー(シェルターのような特注のもの)”を頼んだのに、彼女(クレア)は、『カル(カルヴィン・マクマナス)』に売ったのと同じ(the same studio apartment)、“ワンルーム(既製品の使いまわし)”を私に渡した。』

ここから話が少し入り組んでくる。

バーディ:『事態は悪化する。私は舞台裏を見て、魔法使いがどんなおもちゃを持ってるか知ってる。』

上記画像バーディの発言は、
おそらく『オズの魔法使い』のオマージュだね。
『Under the Spell of the Poppies(1904,Wizard of Oz)』

その『魔法使い』とは、
『クレア』を指すのか、はたまたって所。

収集物『マンハント:黒幕』『兄妹』よりー

バーディ
『大丈夫よ。ナットはあらゆる極秘プロジェクトに入れてくれた。奴ら、退屈な”バーディ”は危険だって知ってたし。』

ヴィクラム・マリク
『極秘プロジェクト?』

バーディ
『そう、核で崩壊した世界から逃れる為の地下都市、見た事ある?』

ー引用ここまで。

後の伏線かもしれないので、少し丁寧に考察してみる。

まずは『クレア・オルティス』について。

事実としての前提

・『クレア・オルティス』は、オルティス・デザイン・グループ(Ortiz Design Group, ODG)の創設者であり、
SHD(Strategic Homeland Division)のISACアーキテクチャ開発にも関与。

・彼女の技術は、自律通信AIと環境シミュレーション制御を中核とする。

・パンデミック後、民間契約として『カルヴィン・マクマナス』及び『ナタリア・ソコロワ』(ブラックタスク)の双方に技術提供を行っていた。

・両者に提供した通信システムは、結果的にISAC構造と同一規格のものであり、相互に干渉・傍受が可能であった。

では、次に、なぜ『クレア・オルティス』は、同一規格を渡したのか?

仮説:なぜ同一規格を渡したのか?(考えられる線)

① 「管理一元化」説

『クレア』は、複数の顧客に異なる設計を渡すことを避け、全システムを自社の標準規格で統一した可能性。

理由:保守・監視を自分たちで簡略化できる。
効果:すべてのシステムを「自社の言葉」で制御可能。
結果:顧客同士が互いに干渉できるバックドアではない、“同一の扉”が生まれた。

→ 『ナタリア』の「同じワンルーム」という皮肉はここに直結する。

彼女(ナタリア)は、“安全な地下要塞(バンカー)”を望んだのに、『クレア』は“リモート管理可能な住宅モジュール”を渡したと。

② 「監視維持」説

『クレア』が、自らISAC由来の管理網を維持していた可能性。

・目的:全ネットワークの状態監視、データ収集、制御のバックドアを確保。
・つまり、彼女(クレア)自身が「神の目」であり続ける為に、同規格を採用した。
・この場合だと、“裏口”は『ソコロワ』や『マクマナス』が利用できるものではなく、『クレア』自身が両者を覗くための窓となる。

→ 『ナタリア』の怒りは『カルと同一の扉を共有させられた事』よりも、“覗かれていた”屈辱(クレアに出し抜かれた事)に由来する。

③「倫理的実験」説

『クレア』は、あえて同一構造を二つの陣営に与え、“ネットワークの自己進化”を観測していた可能性。

・SHD=秩序のAI(ISAC)
・DIAMOND=企業による模倣AI

→ 両者が干渉すれば、「自律的選択」を起こすかもしれない。また『ANNA』システムにも絡んでくる説ではある。

これは人工生命・社会シミュレーション的実験だった可能性。

→ この説の場合も、『ナタリア』の怒りは、自分がその実験の一サンプルに過ぎなかったという事実と屈辱となる。

④「保険」説

『クレア』は、世界のどこかが崩壊した際、他方のネットワークを通じて復旧できるように設計した可能性。

・彼女(クレア)にとって『ISAC/DIAMOND』は双子の心臓。
・一方が止まれば、他方が再起動できるような構造となっている。
・結果として両方が「同じ扉」を共有してしまう。

→ 技術的には善意の設計であっても、『ナタリア』からの視点では『自身の支配、統率の障害、ノイズ』となる。

Natalya Sokolova:
(It's not so much a back door as it's all the same door.I asked for a bunker and she sold me the same studio apartment she sold Cal.)

マネージャー
『彼は知ってたと?』

※ここの『彼』とは、『カルヴィン・マクマナス』の事。

で、『カルヴィン・マクマナス』と『クレア・オルティス』は『グル(共犯的関係)』なのだろうか?と聞いている。

The Manager:
(Do you think he knew?)

ナタリア・ソコロワ
『クレアがしてた事なんて知らなかったと思いたい。』

※ここは、『ナタリア』は、『彼の為にも、クレアの思惑なんて、知らなかったと思いたい。』なんて、上品な言い方をしているが、実際はかなりピキっている表現。

ここでの (he better not have known) は、文法的には (he had better not have known) の省略形と思われる。

で、(had better)だとすると、これは「~した方がいい」ではなく、直接表現の一歩手前の婉曲表現となる。(had better = do this, or else)(〜しなさい、さもないと)的なニュアンスになる。

ナタリア:『カルの為にも、知らなかった事にしておきなさい。でなければ、彼もクレアと一緒に裁かれる事になるわ。』

Natalya Sokolova:
(For his sake,he better not have known what Claire was up to.)

マネージャー
『それはお互い様だろう?』

※で、ここは『同一規格で同じ扉なんだから、相互に影響しているし、干渉するんじゃないか?』みたいな事を言っている。=上述の『カル』も知っているのでは?って事。

The Manager:
(That works both ways,right?)

ナタリア・ソコロワ
『何が?』

Natalya Sokolova:
(What?)

マネージャー
『こっちが知ってる事はすべて、向こうも知ってる可能性がある。つまり、反対もしかりだ。

カルがネットワークが繋がってる事を知ってたなら、向こうも知ってたはず。すまないナット。ひとり言だ。』

※ここは、通信タイトルでもある『Networks/ネットワーク』の回収というか、説明。

ここでのこっちは『ブラックタスク』。向こうはSHD(ディビジョン側)を指している。

『カル』、『SHD』、『ブラックタスク』、三者三様でそれぞれのネットワークを構築したり、ワチャワチャしているけど、結局、『クレア・オルティス』の構築したシステムの上(彼女の掌の上でもある)であり、その全ては互いに筒抜けで、おまけに『クレア・オルティス』には、全て把握されているという事。

The Manager:
(Everything we know,they potentially could know.So,theoretically,we could know everything they know,

and they would know if Cal knew about the networks being interconnected.Apologies,Nat.I'm just thinking out loud.)

ナタリア・ソコロワ
『謝らないで。的を射た意見よ。うちの分析官に昔のスキルを引っ張りだせないか聞いてみるわ。』

※ここの『うちの分析官に昔のスキルを』って所が、少し掴みづらいんだけど、恐らくはNSA時代に行っていたであろう通信系のスキルを指していると思われる。

そして、ここでは『ナタリア』らしく、今度はその脆弱性を逆手に取って、こちらから仕掛けてやろうとしているようにも見える。なので、グレーなハッキングや、少々ダーティな通信系のスキルを指しているとも。

(brushing off some of her old skill sets.)で古いスキルセットの埃を払う。=技術的に古い(モールス信号のような)というよりかは、封印している、せざるを得ないようなスキルセット(グレーやブラック寄りの技術(暗号・傍受・トレース解析のような))。

ナタリア:『謝る必要はないわ。いい指摘ね。──じゃあ、彼女(元NSA分析官)に、少し“昔の勘”を取り戻してもらいましょう。』

Natalya Sokolova:
(No apology necessary.You make a good point.I'll need to see if our analyst won't mind brushing off some of her old skill sets.)

 

 

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