Victor Vran Overkill Edition/ヴィクター・ヴラン オーバーキルエディション
発売日
2019年2月14日
希望小売価格
パッケージ版4,800円(税別)
DL版:3,800円(税別)
ジャンル
アクションRPG
プレイ人数
1〜4人(ローカルCO-OP:〜2人/オンラインCO-OP:〜4人)
対応機種
Nintendo Switch, PlayStation 4
レーティング
CERO_D
対応言語(Language)
日本語
英語(English)
開発元
Haemimont Games AD
発売元
株式会社3goo(パッケージ)
いわゆる『ディアブロライク』なゲーム。
(クォーター・ビュー(見下ろし型の視点)のハック&スラッシュゲーム)
DLCが2種入ったコンプリートセットの値段が安かったので、PS4版を購入。
価格もそう高価ではなく、次のゲームの繋ぎにでもと、内容にあまり期待はしていなかった。
しかし、これがなかなかの当たりだったので、紹介。
ゲーム紹介:
世界観について
・世界観はダークファンタジーでゴシックテイスト、そして、デーモンハンター。ヴァン・ヘルシングやブラッドボーンというと伝わるかな?
ストーリーについて
暗黒の軍勢に支配された街・ザゴラビアを救おうと立ち上がった女王の呼びかけで、ヨーロッパ全域のデーモンハンターたちが招集された。しかし一度ザゴラビアに足を踏み入れた者は、誰一人として生きて帰ることはできなかった。女王の呼びかけから1年。消息を絶った友人・エイドリアンを見つけるためザゴラビアへと入ったヴィクター・ヴランは、彼だけが使える暗黒のパワーで悪魔たちをなぎ倒していった。その特別なチカラのわけと、秘められた物語とは?
公式より引用
上記トレーラーでは、ノリの良い音楽が流れていたが、これはDLCの部分で、本編では、静かめな音楽が流れる。
なので、結構ダークなテンポで淡々と進んでいく。この辺りの好みは、人によりけりかもしれない。
2つのDLCについて
本作『ヴィクター・ヴラン オーバーキル エディション』は、中世ヨーロッパの美しい世界を舞台に繰り広げられるオリジナルの本編『ヴィクター・ヴラン』に加え、2つのDLCを収録し、全く異なる3つの世界を味わい尽くすことができます。
◆DLC 「砕けた世界」(Fractured Worlds)
世界のカケラから毎日生成される4つのダンジョンを舞台に、さまざまなミッションに挑戦。ストーリーや登場アイテムの随所に天文学や占星術といったスピリチュアルな世界観がただよい、思わぬところで状況が好転(もしくはその逆)。実力だけでは抗うことのできない大どんでん返しの連続に、時として精神的な疲弊を強いられることも。本編をやりこんだ熟練プレイヤーも音をあげるリスキーかつミステリアスなダンジョンをお楽しみいただけます。◆DLC 「モーターヘッド」(Motörhead: Through the Ages)
独裁者、宗教、貧富の差といった世の中のありとあらゆる不条理が詰め込まれた世界が舞台。イギリスの爆音ロックバンド「モーターヘッド」のアナーキーな創作世界が表現された俗悪きわまりないステージで、敵キャラとの壮絶なバトルを楽しむことができます。このDLC特有の新たなデーモンパワーと武器も登場し、迫力のアクションバトルを展開することが可能です。公式より引用
ローカライズについて
翻訳部分で気になった点は、そんなになかったが、それよりも戦闘中でもガンガン喋ってくる。
ストーリー部分の所も喋ってくる。
このゲーム、戦闘が結構忙しいので、字幕が読めないまま、流れてしまう事があった。この辺りは個人的な部分も大きいので、気になる人は気になるかも。
ロードや処理落ちについて
気になったロードはそんなに無かった。
大量の敵とエフェクトが発生しても、気になるような処理落ちは発生しなかったように思う。(PS4 Proの場合)
こういったゲームは爽快感が大事だと思うので、ここはグッドなポイント。
グラフィックについて
グラフィックは特に凄くはないが、十分にゲームを楽しめるクオリティ。
ただ、敵が湧いて、画面が色々と入り乱れると、ダメージ表記が独特の漢字フォントで埋め尽くされる事になる。
少し残念。
これはこれで、見慣れると妙な味わいがあって、不思議。
操作性について
操作性については、インベントリなどでの操作が少し分かりにくく、しづらかった。
延々と作業を続けるハクスラ系のゲームにとって、操作性と戦闘の爽快感、そして倉庫などのインベントリ関連のUI(ユーザーインターフェース)は、個人的には結構重要なチェックポイント。
なので、この辺りは少し残念な部分。
戦闘場面では、特に不便を感じる事はなかった。
最終的には、様々なボタンを使う事になるので、忙しい操作にはなるが。
コントローラーのカスタム設定はなし。
ボリュームについて
オーバーキルエディションの場合、ストーリー本編とDLC2種があるので、ボリューム的には十分かと。 ただ、装備の底はそこまで深くないように思う。
ディスティニーカードについては、少し沼かも。
ゲーム内でのオプションについて
・設定について
・ボタン変更はなし
・ゲーム内難易度について
最初はノーマルとハードを選択できる。
難易度や縛りによって、アイテムドロップ確率や入手経験値などが増大するのは、良い所。
高難易度に挑む意味が出てくる。
注意したいのが、最初から難易度ハードを選択する事。(ゲーム内でも、注意表記がなされる。)
筆者は最初からハードを選択したが、この縛りの一つに体力が減っていくというものがある。
スキルやお金が乏しい初期は、結構ツラいかもしれない。
ヒールポーションはそんなに高価ではないので、ガブ飲みで対処できるが。
固有アクションのジャンプについて
このゲーム、L1で行う回避アクションとは別に、〇ボタンでキャラクターがジャンプする。
主に謎解きの部分で活躍。チャレンジのシークレットを探すという所では、三角飛びを使う場面が多かった。
こういった所を三角飛びすると…宝箱がある。
この謎解き部分、いらないと思う人もいるだろうが、ゲームのスパイス的な要素にはなっていると思う。
チャレンジの細かい目標をクリアしつつ、アイテムの収集と厳選を行うという気持ちの良い流れにはなってる。
キャラの装備と強化方法について
・攻撃方法
武器種によって、固定。
最終的には、武器2つ、アイテムとデーモンパワー2種、それからタリスマンを使用して、戦闘する事になる。
ジョブ(職業)システムとスキルポイントを振り分けての成長システムではなく、武器と衣装、それからカード(ゲーム内ではディスティニーカードと呼ばれる)で、キャラを特徴づけていく形となる。
・衣装とディスティニーカードについて
衣装はそこまで必須ではないが、ビルドを組むうえで、気に入らない衣装でも、着用せざるを得ない部分(その効果の性質上)が少し気になったポイント。
まぁ、がっつり視認できるのは、ステータス画面の一枚絵くらいなので、そこまでは気にならないと思う。
戦闘中はエフェクトで紛れるだろうし。
そして、カードで強化していくという部分。ここが、なかなか面白かった。コストが設定されているので、強いものだけを装備するのは難しい。カードの効果は重なるので、特化型ビルドの作成も可能。
こういったゲームにはお約束の武器強化ももちろん可能。レシピというものから目当ての効果を見つけ、武器に効果を付与したり、変化させたりできる。ただ、ゲームが進行すると、カードやアイテムが増えてきて、インベントリUIの不便さが少し気になって、ストレスに感じる所があった。
このゲームの良かったポイント
・ダンジョンは大きいマップの中にいくつか小さいものが点在しており、各ダンジョンには、それぞれチャレンジが設定されてある。このチャレンジが個人的には良かった。『まだこのダンジョン、チャレンジ終わってないな、やってみよう』とか、『この武器を使わないといけないのか、よし、やってみるか』とスナック感覚でゲームをプレイできた。
ハクスラゲーにスナック感覚(お手軽感)、大事。
このゲームの気になったポイント
・インベントリなどの画面と操作(UI)について
少し分かりにくく、煩雑になってしまう部分があった。
例えばショップでの、アイテム選択画面。十字キーで動かすと、アイテムの移動になってしまうので、コントローラーのレバーで動かさないといけない。
そうすると、タブが移動してしまうといった感じ。
ハクスラ、トレハンゲームにおいて、インベントリはよく開く画面なので、ここの操作が煩雑なのは、少し残念。
でも慣れればそんなにかなという部分ではある。
以上を踏まえて、コストパフォーマンスはなかなか良いかと。
コタツ、ビール、ハクスラ。
このように、とてもシナジー効果の高い組み合わせを実現できるようになっている。
ディアブロライクなゲームを探している人には、おススメできる。
同様にエイリアンネイションもおススメ。
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ではまた。