The Division 2

【ディビジョン2】TU24 Year7 Season1『Crossroads/クロスロード』マンハントスカウト詳細(前半)

2025年5月29日

『The Division2』
TU24『Year7 Season1『Crossroads/クロスロード』

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目次 WoNY(ウォーロードオブニューヨーク)▼ アップデート情報▼ スペシャリゼーション▼ 装備▼ SHDテックキャッシュ▼ ハンターマスク▼ その他▼ エクスペディションストーリー▼ 書籍▼ 動画 ...

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現在、TU24『Year7 Season1『Crossroads/クロスロード』が配信中の本作『ディビジョン2』。

ここでは、ゲーム内で用意されている『マンハントスカウト』の内容について、記載。
(合計11週の前半部分。)

※Year7 Season1『Crossroads/クロスロード』マンハントスカウト詳細(後半)については、こちら。

【ディビジョン2】TU24 Year7 Season1『Crossroads/クロスロード』マンハントスカウト詳細(後半)

『The Division2』 TU24『Year7 Season1『Crossroads/クロスロード』 現在、TU24『Year7 Season1『Crossroads/クロスロード』が配信中の本 ...

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※【ディビジョン2】『The Division 2 x Payday』のコラボイベントの詳細については、こちら。

【ディビジョン2】Year7 Season1 コラボレーションイベント『The Division 2 x Payday』開催‼

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※【ディビジョン2】TU24 Year7 Season1.2『Crossroads/クロスロード』パッチノート詳細については、こちら。

【ディビジョン2】TU24.2 Year7 Season1.2『Crossroads/クロスロード』パッチノート詳細について

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※【ディビジョン2】公式より次期アップデートとお楽しみについての報告は、こちら。

【ディビジョン2】公式より次期アップデートとお楽しみについての報告

『The Division2』 現在、『Year7Season1『Crossroads/クロスロード』と、新DLC『Battle for Brooklyn/バトル・フォー・ブルックリン』が配信中の本作 ...

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※【ディビジョン2】TU24 Year7 Season1.1『Crossroads/クロスロード』パッチノート詳細については、こちら。

【ディビジョン2】TU24.1 Year7 Season1.1『Crossroads/クロスロード』パッチノート詳細について

『The Division2』 TU24.1『Y7S1.1』 火曜日のメンテナンス(日本時間16時30分より、およそ4時間30分の予定)後から、適用される予定のTU(タイトルアップデート)24.1、『 ...

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※【ディビジョン2】コラム『エリス大統領についてのあれやこれや。』については、こちら。

【ディビジョン2】コラム『エリス大統領についてのあれやこれや。』

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※【ディビジョン2】新DLC『Battle for brooklyn/バトル・フォー・ブルックリン』詳細については、こちら。

【ディビジョン2】新DLC『Battle for brooklyn/ バトル・フォー・ブルックリン』詳細について

『The Division2』 DLC『Battle for Brooklyn/バトル・フォー・ブルックリン(ブルックリンの戦い)』 火曜日のメンテナンス後より、ついに『Year7Season1『Cr ...

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※【ディビジョン2】Year7 Season1『Crossroads/クロスロード』パッチノート詳細については、こちら。

【ディビジョン2】TU24 Year7 Season1『Crossroads/クロスロード』パッチノート詳細について

『The Division2』 TU24『Year7 Season1『Crossroads/クロスロード』』 火曜日のメンテナンス(日本時間16時00分より、およそ7時間の予定)後から、適用される予定 ...

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※新DLC『Battle for Brooklyn/バトル・フォー・ブルックリン/TU24 Q&A Stream』内容のまとめについては、こちら。

【ディビジョン2】新DLC『Battle for brooklyn/ TU24 Q&A Stream/ライブストリーミング放送』サマリー(まとめ)

『The Division2』 DLC『Battle for Brooklyn/バトル・フォー・ブルックリン(ブルックリンの戦い)』 ※【ディビジョン2】『The Division 2 x Payda ...

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※Year6Season3『Burden of Truth/真実の重み』マンハントスカウト(エージェント・ケルソ)通信、ムービー考察については、こちら。

【ディビジョン2】Year6 Season3『Burden of Truth/真実の重み』マンハントスカウト(エージェント・ケルソ)通信、ムービー考察

『The Division2』 TU23『Year6 Season3『Burden Of Truth/真実の重み(バーデン・オブ・トゥルース)』』 Y6S3『Burden of Truth/真実の重み ...

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※【ディビジョン2】次期DLC『Battle for Brooklyn/ブルックリンの戦い』の詳細と『Year7』の計画詳細については、こちら。

【ディビジョン2】5月27日 配信決定‼次期DLC『Battle for brooklyn/バトル・フォー・ブルックリン』

『The Division2』 DLC『Battle for Brooklyn/バトル・フォー・ブルックリン(ブルックリンの戦い)』   先ごろ、Youtubeにて、放送された『ディビジョン ...

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※【ディビジョン2】次期DLC『Battle for Brooklyn/ブルックリンの戦い』と『Year7』の計画については、こちら。

【ディビジョン2】次期DLC『Battle for brooklyn/ブルックリンの戦い』と『Year7』の計画について

『The Division2』 TU23『Year6 Season3『Burden Of Truth/真実の重み(バーデン・オブ・トゥルース)』』 ※【ディビジョン2】コラム『エリス大統領についてのあ ...

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※【ディビジョン2】プロパガンダを聴いてみよう『エヴァ・ガルシアの南よりの耳よりのお便り

【ディビジョン2】プロパガンダを聴いてみよう。『エヴァ・ガルシアの南よりの耳よりのお便り』

『The Division2』 TU23『Year6 Season3『Burden Of Truth/真実の重み(バーデン・オブ・トゥルース)』』 現在、TU(タイトルアップデート)23 Y6S3『B ...

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※【ディビジョン2】プロパガンダを聴いてみよう『ナタリア・ソコロワはかく語りき』

【ディビジョン2】プロパガンダを聴いてみよう。『ナタリア・ソコロワはかく語りき』

『The Division2』 TU23『Year6 Season3『Burden Of Truth/真実の重み(バーデン・オブ・トゥルース)』』 現在、TU(タイトルアップデート)23 Y6S3『B ...

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折り畳んではいるが、謎解きの回答部分も記載されているので、ネタバレ注意。

また今回のシーズンより、マンハントスカウトの仕様が変更となった。

これまで同様、新しいマンハント・スカウトが毎週配信されるが、クライマックスミッションに挑戦する為に、すべてのスカウトをクリアする必要はなくなった。

クライマックス・ミッションへのアクセスをアンロックするために必要なのは、ハイバリュー・ターゲットに指定された2つのスカウト・ミッションのみ。

それ以外のミッションについては、どのような順番でクリアしても構わないし、完全にスキップしても構わないとの事。

公式については、こちら
(一部加筆修正して、掲載)

『YEAR 7 SEASON 1: 『Crossroads/クロスロード』について:

エージェント、『ディビジョン2』の新シーズン「クロスロード」が5月27日に開幕します!

ディビジョンは、ソコロワの計画の真相に迫りつつあり、エージェントたちはブラックタスクと時間との戦いに巻き込まれていきます。

今シーズンは複数の新MODが登場し、懐かしの『ディビジョン』の装備システムを彷彿とさせる要素が取り入れられています。プレイヤーには新たに3つの特性「銃器」「スタミナ」「電子機器」が用意されており、スコアに応じたボーナスを得ることができます。

これはビルドの幅を広げる絶好のチャンスです!そして、チームプレイもお忘れなく。

他のプレイヤーの近くでMODを発動させると、スコアブーストが得られます。

「クロスロード」はイベントが盛りだくさん!

新たなコスチュームやタレットおよびハイヴ用の3色のスキルVFXを含むサマーイベントプロジェクト、ダークゾーンレベルをブーストする新たなXPイベント、ストレッチ目標、他にも多数のコンテンツが用意されています!

ー上記Youtube概要欄より引用

(今回のY7S1)『Crossroads/クロスロード』では、エージェントたちは、ソコロワの計画に隠された真実を暴く機会を得る事となります。

(エージェントである)『ディビジョン』は、時間との戦い、そしてブラック・タスクとの戦いに身を投じる事に。

『バードン・シェーファー』が昏睡状態から回復した今、『ディビジョン』は『ソコロフ・コンツェルン』に潜入していた諜報員の存在を知ります。

この『ロジスティクス・マネージャー』に関しては、『コニーアイランド』事件後に救出されるはずでしたが、もう時間がありません。

『ソコロワ』が彼の真の忠誠心を暴けば、彼女は躊躇なく彼を抹殺するでしょう。

では、皆さん、これよりケルマンの最高級ジョッキを片手に、『クロスロード』の新情報をすべて解明する事としましょう。

『MANHUNT SCOUTS/マンハントスカウト』について

Year7Season1『Crossroads/クロスロード』では、これまで同様、新しいマンハント・スカウトが毎週配信されますが、一度配信されたスカウトを決まった順番でクリアする必要はなくなりました。

今シーズンでは、クライマックス・ミッションへのアクセスをアンロックするために必要なのは、ハイバリュー・ターゲットに指定された2つのスカウト・ミッションのみとなります。

これら2つのミッションは、情報収集とマンハントの進行には、欠かせないものとなっております。 それ以外のミッションについては、どのような順番でクリアしてもかまいませんし、完全にスキップしてもかまいません。

何を優先すべきかは、エージェント次第です。

第1週目『スカウト1(1/11)』

情報

シェーファーを尋問している間、街の安全を守ってほしい。準備を整えて、トゥルーサンズに対抗しろ。
(While we're interrogating Schaeffer,I need you to keep the streets safe.Get yourself ready for action and push the True Sons back.)

アクティビティ

アクティビティ1

Q:『ウォームアップにDC周辺で射撃練習を行う。』(0/1))
(First,warm up.Do some Target Practice around DC.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:射撃練習アクティビティを完了する。

アクティビティ2

Q:『ホワイトハウス周辺のトゥルーサンズの数を減らす。』(0/25)
(Reduce True Sons numbers around the White House.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:ホワイトハウスと周辺ゾーンのトゥルーサンズを排除する。

アクティビティ3

Q:『DCにあるトゥルーサンズの拠点を解放する。』(0/1)
(Liberate True Son's footholds in DC.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:トゥルーサンズのコントロールポイントを解放する。

通信

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

『The Code Name/コードネーム』

・マニーがシェーファーに報告する。
(Manny debriefs with Schaeffer.)

※冒頭の『情報』では、『interrogating/尋問』という語で表現されているが、ここでは『debriefs with』となっており、これはどちらかというと、緊張関係ではあるが、対等もしくは態度次第では、協調的なニュアンスもある表現。

部屋の張り紙の文言も『is still talking.』となっている。

マニー・オルテガ
『大丈夫なのか?』

Manny Ortega:
(Are you sure you're up to this?)

バードン・シェーファー
『(俺たちはすでに)2ヶ月も無駄にした。きつくなったら休憩を取ればいい。』

※ここは英文だと(We've already wasted two months)となっており、『we』と主語が一体であることが重要。
ここで、『シェーファー』は、明らかに『ディビジョン』と共に協力し、事態の収拾や解決にあたるという意思を表現している。

Bardon Schaeffer:
(We've already wasted two months,if it's too much we can take a break.)

マニー・オルテガ
『「鍵」と呼ばれるわけだな。』

※ここは『マニー』が『シェーファー』のコードネーム『The Key/鍵』を、いつから把握してたのかって事だけど、どうだろうか?
順当に考えると、パニックルームにいる『キーナー』か、ホワイトハウスに戻ってきた『ケルソ』の報告を受けて、把握したと考えられそうだけど。

Manny Ortega:
(I guess this is why you're "The Key".)

バードン・シェーファー
『おい、(あいつら)まだそんな事言ってるのか?』

※英文は(they still calling me that?)、ここの『they』は、おそらく『ローグエージェント』グループの事だろう。

Bardon Schaeffer:
(Oh god,are they still calling me that?)

マニー・オルテガ
『彼らはコードネームが好きだしな。お前は確かに強かったが…。』

Manny Ortega:
(They are very committed to the code names.I knew you were strong,but-)

バードン・シェーファー
『強かったのはフェイだ。』

※ここは、『シェーファー』の軍人らしい端的な表現ながらも、『彼女は、俺なんかよりも、ずっと強かった』という『フェイ』に対する敬意や悔恨が含まれている。

Bardon Schaeffer:
(Faye was strong.)

マニー・オルテガ
『すまない。知らなかったんだ。』

※で、それを受けての『マニー』の返答も(we didn't know)と言っており、この『we』は『ディビジョン』側、もしくは、この件に対して、気づく事のできなかった仲間全体を指している。

ニュアンスとしては、『すまない、真実を知っていれば、違う対応をしていた。』=判断を誤ったことへの痛みが表れている。

Manny Ortega:
(I'm sorry,we didn't know.)

バードン・シェーファー
『だから意識のある状態で俺を確保すべきだった。』

※ここは、先の『マニー』の謝罪を受けての返答。
『だからお前たち(ディビジョン)は、俺を生け捕りにするべきだったんだ。(『シェーファー』が、『ディビジョン』に真実を伝える為に)』

Bardon Schaeffer:
(That's why you were supposed to take me alive and conscious.)

マニー・オルテガ
『したさ。だが搬送中、昏睡状態になった。外傷性脳損傷の遅発性反応だ。』

※『a TBI/Traumatic Brain Injury(外傷性脳損傷)』

Manny Ortega:
(We did.But in transit you slipped into a coma.Figured it was a delayed reaction from a tbi.)

バードン・シェーファー
『医者が薬を盛ったとか?』

※ここは明らかに、そうと知ってて、発言している感じ。
『へー、だとしたら、お前の所(ホワイトハウス)にいた医者が、俺に薬を盛ったって訳じゃないんだな?』みたいなニュアンス。

Bardon Schaeffer:
(And not that your doc drugged me?)

マニー・オルテガ
『担当はサマーズ、ラボを管理してて、治療に疑問を抱くものはいなかった。』

※ここは英文(Summers was in charge of your care,so he controlled the labs.No one here questioned your treatment.)で、『he controlled the labs』となっており、『ラボ(=医療設備)を彼(サマーズ)が管理していた。(だから、任せていて、知らなかった、関与できなかった。)』となり、続く(No one here questioned your treatment.)は、誰も『シェーファー』の治療(取り扱い、処置、昏睡状態を含む)状況を疑うものはいなかった。』となる。

『ルーズベルト島での出来事の後、ドクター・サマーズがブラックタスクの二重スパイであった事が判明した。彼はホワイトハウスでエージェント・ケルソによって殺害された。』

【ディビジョン2】Year6 Season3『Burden of Truth/真実の重み』マンハントスカウト(エージェント・ケルソ)通信、ムービー考察

『The Division2』 TU23『Year6 Season3『Burden Of Truth/真実の重み(バーデン・オブ・トゥルース)』』 Y6S3『Burden of Truth/真実の重み ...

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※ここは前回マンハントスカウト(ケルソ)のクライマックスミッション後のムービーで、判明した事実。それを踏まえての展開。

Manny Ortega:
(Summers was in charge of your care,so he controlled the labs.No one here questioned your treatment.)

バードン・シェーファー
『彼の資格についても。』

※ここも前段の『シェーファー』の発言から引き続き、『マニー』に対する強い圧を感じる発言。
『へー、じゃあ、あいつ(サマーズ)の医療免許についても、まったく疑わなかったって事か?』みたいな。

Bardon Schaeffer:
(Or his credentials.)

マニー・オルテガ
『疑う理由がなかったんだ。間違いだった。』

※今回の通信、『マニー』は終始、居心地の悪そうなというか、バツが悪そうなというか、気まずい感じ。

英文では、(We were wrong.)となっており、ここは明らかに『我々(ディビジョン側)の非を認めている。』発言。

前段の『We didn't know』とは異なり、行動責任の所在を受け止めた上での『シェーファー』への告白。

Manny Ortega:
(We had no reason to distrust him.We were wrong.)

第2週目『スカウト2(2/11)』

情報

ホワイトハウスの西側エリアに集中しろ。キャンパスコミュニティはアウトキャストに対する最初の防衛線であり、来るべき事態への備えが重要だ。
(Focus on the areas west of the White House.The Campus Settlement is our first line of defense against the Outcasts,it's important that they are prepared for what's coming.)

アクティビティ

アクティビティ1

Q:『キャンパスのショップが新しい装備を手に入れる助けをする。代金は支払ってもらえるはずだ。』(0/10))
(Help the Campus vendor get their hands on new gear.They should be able to pay for it.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:キャンパスのショップで装備か武器を売る。

アクティビティ2

Q:『ホワイトハウスの西側エリアをもっと掌握しなければならない。』(0/2)
(We need to gain more control in the areas west of  the White House.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:ダウンタウン・ウェスト、コンスティテューション・ホール、フォギーボトム、ウェストエンドまたは西ポトマック公園のコントロールポイントを奪還する。

アクティビティ3

Q:『ホワイトハウスの西側の拠点に物資を供給する。』(0/150)
(Ensure that our footholds west of the White House are stocked up.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:ダウンタウン・ウェスト、コンスティテューション・ホール、フォギーボトム、ウェストエンドまたは西ポトマック公園のコントロールポイントに材料を寄付する。

通信

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

『The Bunker/バンカー』

・マニーがバンカーについてシェーファーに報告する。
(Manny debriefs with Schaeffer about the bunkers.)

バードン・シェーファー
『奴らどこにでもいる。』

※ここの奴ら(They)は、ブラックタスクの事。

Bardon Schaeffer:
(They're everywhere.)

マニー・オルテガ
『文字どおりって訳じゃないだろ?』

Manny Ortega:
(But not like everywhere,everywhere?)

バードン・シェーファー
『ああ、カーマンズとは違う。あちこちにブラックタスクのバンカーがあるわけじゃない。だが半日も歩けばセーフハウスがあるし、車を使えばバンカーだって。ヘリなら、天候や着陸場所の必要性にもよるが、1、2時間で行き来できる。』

※ここは英文だと、(but less than a days walk to a safehouse,half a days drive between bunkers.)となっており、これだと『ブラックタスクのバンカーがそこらじゅうにある訳じゃない。だが、セーフハウスまでは歩いて一日もかからないし、バンカー間は、車だと半日だ。』みたいな感じになり、少しニュアンスが異なる。

また、後半のヘリ(a helo)のくだりも、『その場合、着陸地点が要るか、飛び降りるかだ。(パラシュートなどで)』

・『a helo』は、ヘリコプターの略称。『Helo operations』 
『US Air Force from USA』

『a chopper』もヘリコプターの略称だが、『Chopper landing』

『a helo』の語の方が、やや軍事的性格が強い言い回し。

(ここを少し丁寧に訳出しているのは、『The Bunker/バンカー』の戦略的性質や構造に関わっている所だと、個人的に考えているので。

・そんなに『バンカー』が、建造されているのに、ここまで隠し通せている(少なくとも『マニー』は『シェーファー』に教わるまでは、『バンカー』の存在に気づいてさえいない。)のは、地下に建造されており、必要な時だけ、ヘリポートを露出させているのか?

そして、レーダーには、映らないように、後述される『ナットの技術』で、ステルス的迷彩が施されているのだろうか?

ここまでを踏まえると、『The Bunker/バンカー』は、そのものが『戦術中枢を持つ閉鎖型都市要塞』もしくは、最小単位で移動可能な『移動型要塞』との混合と考えられるのではないだろうか?

推測される施設像は、

・地下に構造を持ち

・上空からのアクセスも受け入れ可能

・また周囲との短距離連携も可能

・そして、情報、人員、武力の中継地点としても、使用可能。

Bardon Schaeffer:
(No,it's not like Kermans.There isn't a Black Tusk bunker on every corner,but less than a days walk to a safehouse,half a days drive between bunkers.You've got a helo,you can get from one to the other in an hour or two,depending on weather conditions,but you need a landing site or can jump in.)

マニー・オルテガ
『対抗できるのか?』

※ここは『マニー』が、『シェーファー』から、『バンカー』という戦略的脅威を知らされて、動揺している様子が伺える。
『(そんなのに)どうやって、対抗すればいいんだ?』みたいな。

Manny Ortega:
(How do we compete with that?)

バードン・シェーファー
『無理だ。だからシャットダウンを試みてた。』

※ここは『シェーファー』の軍人らしいはっきりとした応答。
『You don't.』((対抗するのは、)無理だ。)。

続くラインが(That's why we were trying to shut them down.)となっており、ここの『we』はおそらく、『シェーファー』を含む『ブラックタスク』内の抵抗勢力だと思われる。(『ローグエージェントグループ』か?)

『だから、俺たちもシャットダウンを試みてた。』

Bardon Schaeffer:
(You don't.That's why we were trying to shut them down.)

マニー・オルテガ
『ダイアモンドネットワーク?』

Manny Ortega:
(The Diamond Network?)

バードン・シェーファー
『ああ。ネットワークを止め、バンカーを制圧し、ナットの技術を奪う。』

※ここは英文と和訳で、少しニュアンスが異なる。

英文だと、(Yeah.We take down the Network,we take out the Bunkers and all of Nat's tech.)となっており、文の構造は『Aを止め(take down)、B(the Bunkers)とC(all of Nat's tech)を排除する(take out)』になる。

これだと『ああ、そうだ。まず、『ダイアモンドネットワーク』を無力化し、その後で、『バンカー群(the Bunkers)』や『ナタリアのテック(all of Nat's tech)』を根こそぎ叩いて、潰すんだ。』となり、『制圧』し、『奪う』とはならない。(←どちらの語も日本語訳だと、残して、活用するというイメージ。)

『take out』 → 『物理的排除/殲滅』のイメージ。

Cambridge Dictionaryより引用ー

『take someone/something out』

phrasal verb with take verb
UK /teɪk/ US /teɪk/
took | taken

『to kill someone or destroy something/誰かを殺害したり、何かを破壊する』:
例文:
『The soldiers said that they were trying to take out the snipers./その兵士たちは、狙撃兵を排除しようとしていると言っていた。』

ー引用ここまで。

Bardon Schaeffer:
(Yeah.We take down the Network,we take out the Bunkers and all of Nat's tech.)

第3週目『スカウト3(3/11)』

情報

キャンパスがダウンタウン・ウェストの安全確保に支援を必要としている。味方との良好な関係維持は極めて重要だ。
(The Campus needs help securing Downtown West.Keeping good relations with our allies is critical.)

アクティビティ

アクティビティ1

Q:『ダウンタウン・ウェストにいるエリートの敵勢力の数を減らす。』(0/5))
(Let's thin out the elite enemy forces present in Downtown West.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:ダウンタウン・ウェストにいるエリートの敵を無力化する。

アクティビティ2

Q:『次のステップはダウンタウン・ウェストで敵の作戦を妨害する事だ。』(0/1)
(The next step is to disrupt enemy operations in Downtown West.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:ダウンタウン・ウェストでアクティビティを完了する。

アクティビティ3

Q:『銀行本部を掌握する。』(0/1)
(Take control over the Bank Headquarters.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:いずれかの難易度で銀行本部を完了する。

通信

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

『The Plan/計画』

・マニーが権限についてシェーファーに報告する。
(Manny debriefs with Schaeffer about the clearance.)

バードン・シェーファー
『ネットワークを葬り去るには、クレアが必要だ。”フットボール”と大統領権限も。この3つが揃えば完璧だ。』

※ここのネットワーク(the network)は、スカウト2の通信でも出てきた『ダイアモンドネットワーク』の事。

そして、シャットダウンするには、『クレア(・オルティス)』、『フットボール(これはおそらく核の発射コード、及び国家的、国家レベルのアクセス権を含むのだろう)』、『大統領権限』の3つが必要との事。

【ディビジョン2】Year6 Season3『Burden of Truth/真実の重み』マンハントスカウト(エージェント・ケルソ)詳細(前半)

『The Division2』 TU23『Year6 Season3『Burden Of Truth/真実の重み(バーデン・オブ・トゥルース)』』 現在、TU(タイトルアップデート)23 Y6S3『B ...

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※通信『Mission/任務』より内容を引用ー

アーロン・キーナー
『だが大統領だし、辞任して後任を指名するか死なない限りは、”アークプロトコル”にアクセスして、発動できる唯一の人物なんだ。』

※:ここの"アークプロトコル”のラインは、続く『ヴァイパー』の『call it the football?/フットボールって呼ばない?』という繋がりから考えて、恐らく『Nuclear football/核のフットボール』の事を指していると思われる。

『President Nixon,H.R.Haldeman,and military aide boarding Marine One』

『President Barack Obama is met by Sen.Chuck Schumer』
(カバンを持ったお付きの人が、後ろで控えているね。)

引用ここから

『nuclear football, a specially designed briefcase that accompanies the president of the United States when the president is away from the White House and whose contents would enable the president to decide upon and order the use of nuclear weapons in the event of a national emergency.

『Nuclear football/核のフットボール』とは、大統領が『ホワイトハウス』を離れている際に携行する、特別に設計されたブリーフケース(邦訳正式名称:大統領緊急カバン)の事を指し、その中身によって、大統領は、国家非常事態が発生したときに核兵器の使用を決定し、命令する事が可能となっている。

-上記英文、『Britannica』より一部引用、その上、意訳。引用ここまで

ー引用ここまで

次に何故3つ必要なのか?

おそらく、セキュリティ上の懸念や、独裁での使用を防ぐ為に、単独、単一認証ではなく、複合認証システムを採用しているのだろう。

そして、ここで、『システム』に、三重の封印が施されていると仮定すると、じゃあ、『ナタリア』(カルも含むか?)と、『シェーファー』たちローグ一派は、この鍵を先に得ようと、争奪戦を繰り広げていたという事になるね。

そして、『ディビジョン(マニー側)』は、その事情を呑みこむまでに、ここまでの通信のやり取りを振り返ってみても、かなりのタイムラグがあったと考えられる。

Bardon Schaeffer:
(If you want to take down the network for good,you need Claire,the"football",and the Presidential clearance.You have those three things you're golden.)

マニー・オルテガ
『どれも持ち合わせてない。』

※ここでもまだ『マニー』は、ピンと来ていない。

Manny Ortega:
(We don't have any of those things.)

バードン・シェーファー
『権限はある。』

Bardon Schaeffer:
(You have the clearance.)

マニー・オルテガ
『俺は大統領じゃない。』

※まだ気づかないよ、『マニー』は。

Manny Ortega:
(I'm not the President.)

バードン・シェーファー
『大統領である必要はないさ、マニー。』

※ちょっと優しく諭しちゃう、『シェーファー』。

Bardon Schaeffer:
(You don't have to be the President,Manny.)

マニー・オルテガ
『大統領じゃなきゃ大統領権限は持てない。』

※それでも気づかないよ、『マニー』。

Manny Ortega:
(How do you have presidential clearance without being the president?)

バードン・シェーファー
『おい、ケルソを行かせる前に、カサンドラの任務内容を聞かなかったのか?』

※で、ここまでの『マニー』のあまりの勘の悪さに、思わず『シェーファー』が問う形に。

その作戦名が『the Cassandra mission/カサンドラ作戦』。

Bardon Schaeffer:
(Jesus.Did you even ask kelso what the Cassandra mission was before you let her go?)

マニー・オルテガ
『お前を目覚めさせる事?』

※最後にとどめの英文(I thought it was waking you up.)、『お前を目覚めさせる事だと思ったわ。』

Manny Ortega:
(I thought it was waking you up.)

バードン・シェーファー
『俺はブラックタスクのバンカーの鍵。オルティス・ロボティクス・ネットワークの鍵じゃない。

フェイが任務を果たしてエリスが死んだなら、彼女に権限が渡ったはず。』

※ここから今回の通信の核心。

『ダイアモンドネットワーク=オルティス・ロボティクス・ネットワーク』をシャットダウンするには、3つ(クレア、フットボール、大統領権限)の要素が必要との事。

そして、現在、ディビジョン(ケルソ)に2つ(フットボールと大統領権限)。

『大統領権限(the clearance)』に関しては、『エリス』→『フェイ』→『ケルソのウォッチ』という流れ。

Bardon Schaeffer:
(I'm the key to the Black Tusk bunker,not the Ortiz Robotics Network.If Faye finished her mission and Ellis is dead,she got him to transfer the clearance to her.)

マニー・オルテガ
『腕時計か?フェイの時計に権限が。』

※やっとだよ、『マニー』。

Manny Ortega:
(The watch?Faye's watch is the clearance.)

バードン・シェーファー
『ようやく話に追いついたな、マニー。』

※そして、『シェーファー』もそう思っている。

今回の通信の『シェーファー』と『マニー』のやり取りは、どこか無骨で真面目な二人の会話が、少しユーモラスで、面白い。

『シェーファー』からしたら、命を賭して、真相を伝えようと、わざと捕虜になって、『ナタリア』の『アセット(サマーズ医師)』に昏睡させられた後に、覚醒後、ようやく意図が伝わったなら、こうも言いたくなるだろう。

『ようやくだな、遅かったな、でも、間に合ったよ、マニー』

Bardon Schaeffer:
(Thank you for finally joining the conversation,Manny.)

マニー・オルテガ
『時計はケルソが持って行った。ここじゃ危険だと。彼女はこちらの注意を引かせつつ移動を続け、俺たちを守る為に身を潜めた。』

※そして、ここのケルソもまた渋い。

クライマックスミッションのムービーでもあったように、『ホワイトハウス』の動向が、『ナタリア』に捕捉されていて、危険だと。

【ディビジョン2】Year6 Season3『Burden of Truth/真実の重み』マンハントスカウト(エージェント・ケルソ)通信、ムービー考察

『The Division2』 TU23『Year6 Season3『Burden Of Truth/真実の重み(バーデン・オブ・トゥルース)』』 Y6S3『Burden of Truth/真実の重み ...

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そして、『時計』と『カバン』が集まっている状況も危険だと。

英文(Put a bigger target on our back)は、直訳すると背中のターゲットマーク(標的)が大きくなるの意。

“(私=ケルソ)がここにいる限り、『ディビジョン』全体がより大きなリスクに晒されてしまう。

そして、『ナタリア』の関心も、自分が持っているもの『ウォッチ(大統領権限)』のはず。

ならば、自らが消息を絶ち、闇に潜んで、行動する事で、敵の“眼”を自身に集中させ、他の仲間たちの行動を守る。”
(she needed to keep moving and stay dark to protect us.)

→ これは、敵への陽動と自身の退避、
そして、仲間への信頼と戦術が重ねられた行動。

Manny Ortega:
(Kelso has it.She's gone.Said it wasn't safe here.Put a bigger target on our back and she needed to keep moving and stay dark to protect us.)

バードン・シェーファー
『通信を使えない場所で話したろうな?』

※ここの英文は(Hope she told you that in a comms free space.)

意味とニュアンスとしては、二通りに聞こえる。

まず一つ目は、

警戒の確認:

・通信や記録が敵に奪われれば、すべてが水泡に帰す為。

そして、次に

プロフェッショナルとしての期待:

・彼女(ケルソ)なら“当然そこまでやるだろう”という予測。

Bardon Schaeffer:
(Hope she told you that in a comms free space.)

マニー・オルテガ
『ああ。テックを持ち込み禁止で、Wi-FiキラーとEMPも用意し、記録が残らないようにしてた。』

※『ああ。(She did.)』

Manny Ortega:
(She did.Insisted no tech,wifi killers,EMPs,didn't want to be recorded just in case.)

バードン・シェーファー
『彼女は賢い。CIAの権限は取り消せても、訓練で培ったものは消せないんだな。』

※英文だと、(Smart.She's smart.)となっていて、『やはり』とか、『本当に、彼女はスマート(賢い)だな。』みたいな感じになる。

で続くライン(Guess you can revoke a girl's CIA clearance,but you can't revoke her training.)

“clearance” は制度上の資格、つまり外的な肩書き。

“training” は実践と生存の知恵、つまり内的な本質。

『形式は裏切っても、本質は彼女の中で生きている。』といった対比表現。
(根っから(生粋)のエージェントだな、みたいなニュアンス)

Bardon Schaeffer:
(Smart.She's smart.Guess you can revoke a girl's CIA clearance,but you can't revoke her training.)

第4週目『スカウト4(4/11)』

情報

次のターゲットはウェストエンドだ。攻勢を維持し、敵の作戦を妨害しなければならない。
(West End is the next target,Agent.We have to stay on the offensive and disrupt any enemy operations.)

アクティビティ

アクティビティ1

Q:『ウェストエンドで敵のアクティビティを妨害する。』(0/2)
(Disrupt enemy activity in West End.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:ウェストエンドでアクティビティを完了する。

アクティビティ2

Q:『ウェストエンドで敵オフィサーを排除する。』(0/5)
(Eliminate enemy officers in West End.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:ウェストエンドで名前付きの敵5人を排除する。

アクティビティ3

Q:『フェデラル・エマージェンシー・バンカーを奪取する。』(0/1)
(Take over the Federal Emergency Bunker.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:いずれかの難易度でフェデラル・エマージェンシー・バンカーを完了する。

通信

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

『The Recruiter/リクルーター』

・マニーがエージェント・ジョンソンについてシェーファーに報告する。
(Manny debriefs with Schaeffer about Agent Johnson.)

バードン・シェーファー
『ジョンソン?

Bardon Schaeffer:
(Johnson?)

マニー・オルテガ
『彼がハンターだと知ってた?』

Manny Ortega:
(Did you know he was a Hunter?)

バードン・シェーファー
『ああ。』

Bardon Schaeffer:
(Yeah.)

マニー・オルテガ
『それが伝えられなかった事のひとつか。』

※ここの伝えられなかった事とは、『シェーファー』があえて、捕まる事によって、『ディビジョン』に真相を伝えようとした事。

【ディビジョン2】Year6 Season3『Burden of Truth/真実の重み』マンハントスカウト(エージェント・ケルソ)通信、ムービー考察

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そして、その目論見は『ナタリア』の『アセット(サマーズ医師)』により、昏睡状態に陥らされて、失敗に終わった。

Manny Ortega:
(One of the things you were supposed to tell us but couldn't.)

バードン・シェーファー
『そうだ。』

Bardon Schaeffer:
(Yeah.)

マニー・オルテガ
『クソ、なんてこった。』

※ここの英文(fucked up)は、(We messed up)よりも遥かにストレートかつ“汚い”、荒々しい表現。

どちらも『やらかした』や、『失敗した』というニュアンスだが、(messed up)の方が、比較的ソフトでカジュアル。
歌詞などでも(fucked up)の言い換えに使用されたりもする。
((fuck)が放送コードに引っ掛かる為。)

ロングマン現代英英辞典より引用ー

『fucked ˈup』

adjective(形容詞)
taboo spoken(タブー・スポークン)

・非常に下品・粗野な言葉。(テレビやフォーマルな場ではNG)

・使う相手や場所を誤ると、不快感・トラブルを招く事がある。

・カジュアルな間柄や、ネイティブ同士の会話、SNS、映画・ドラマなどで頻繁に登場。

1:very unhappy and confused, so that you cannot control your life properly → messed up

After three years with Johnny, I was completely fucked up.

・意味: 非常に不幸で、感情的・精神的に混乱しており、自分の人生をうまくコントロールできない状態

・例文:
After three years with Johnny, I was completely fucked up.
 → ジョニーと3年間一緒にいた後、私は完全にボロボロだった。

2:(also fucked) completely broken or in a very bad condition

These speakers are fucked up.

・意味: 機械や物体、人の状態などが、完全に壊れている、ひどい状態

・例文:
These speakers are fucked up.
 → このスピーカー、完全にぶっ壊れてるよ。

3:American English having drunk too much alcohol or taken illegal drugs

・意味: 酒や違法薬物を摂取しすぎて、酔っ払っている・正常な判断ができない状態

・例文:
He was so fucked up, he couldn’t even stand.
 → 奴は完全にラリってて、立つことすらできなかった。

ー引用ここまで。

ただ、ここの(fucked up)のマニーのニュアンスは、『怒り・悔しさ・絶望』が滲む表現として、使用しており、『重大なしくじり・自責や取り返しのつかない失態』を表現している。

そして、この(We)は『ディビジョン側』を指す。
そして、やらかした事諸々は、『シェーファー』の事や、『アセット』、ハンター『エージェント・ジョンソン』の事などの諸々。

故に、続くバードン・シェーファーのラインで、『そう自分を責めるな(You can't beat yourself up about it)』と続く。

『クソみたいにやらかしたな』、『本当に終わってるよな』

Manny Ortega:
(We fucked up.)

バードン・シェーファー
『責めるな。ジョンソンはいい奴だったが、道を違えてしまった。間違った相手を信じたが、根っこでは正しい事をしてると思っていた。

誠実な奴だから、誠実な選択をした訳で、操られてたとは思いたくない。結局、みんな同じものを望んでる。

家族を育てられる安全な場所を。』

※ここの『道を違えてしまった』の英文は(He had the wrong end of the stick.)

これは慣用表現:「(物事を)完全に誤解していた」「真実を取り違えていた」のような表現。

Cambridge Dictionaryより引用ー

『get the wrong end of the stick』

idiom UK informal:
・イギリス英語の口語的イディオム(慣用句)

『to not understand a situation correctly/状況を正しく理解しない/誤解する』:

・直訳:「棒の間違った端をつかむ」
・暗喩:本来つかむべき端ではなく、逆の端(=意図と反対の理解)をしてしまう事。

つまり、「誤解する、勘違いする、取り違える」という意味になる。

例文:
『Her friend saw us arrive at the party together and got the wrong end of the stick./』
→ 彼女の友達は、私たちが一緒にパーティに来たのを見て、早とちりした(=何かを誤解した)。

・「付き合ってると勘違いした」
・「何か変な関係だと思われた」などの“誤解”が起きた事を暗示。

ー引用ここまで。

『シェーファー』としては、『エージェント・ジョンソン』は悪い奴ではなく、彼が従った先、進んだ方向が間違っていたという解釈。

で、最後の一節、結局、みんな同じものを望んでる。の部分は、(At the end of the day,everyone wants the same thing.A safe place to raise their family.)となり、ここはキリスト教的『やすらぎの家』発想っぽくもある。

なので、ここの『シェーファー』の節は、彼らしい皮肉も籠った表現。

で、そのまま、『マニー』に続く。

『正しい奴でも、従う相手や、進む方向を間違えれば、誰だって誤る事はあるし、誰しもが求める『家族を育てられる安全な場所』って、やつもまた千差万別だ。』

Bardon Schaeffer:
(You can't beat yourself up about it.Johnson was a good guy.

He had the wrong end of the stick.Trusted the wrong people but at his core,he thought he was doing the right thing.

He's trustworthy and honest,so you want to believe he is making choices that are trustworthy and honest and he isn't being manipulated.At the end of the day,everyone wants the same thing.A safe place to raise their family.)

マニー・オルテガ
『それがどんなものか共有できれば申し分ないんだが。』

Manny Ortega:
(And,now if we could just agree on what that looks like,we'd be golden.)

バードン・シェーファー
『牛乳を飲むか否かも意見が割れる。子供の安全についての議論は、どの文明も勝利した事がない戦争さ。』

※で、これもアメリカでは『牛乳を飲むかどうか』ひとつとっても、ヴィーガン//宗教戒律(ユダヤ教・イスラム教)/健康志向/政治イデオロギーなどが絡んだりする。

これは、本当は『牛乳』自体が問題なのではなく、『取るに足らない小さな事でさえ、互いに合意できない』社会の現実を皮肉っている。

『マニー』:『みんなの理想、イメージが同じだと良いのにな。』

『シェーファー』:『おい、そりゃ、難しいだろ、食卓に上るミルクですら、もめ事の1つなんだから。』

Bardon Schaeffer:
(We can't agree on whether or not we should be drinking cow's milk.

How to keep our kids safe and healthy,that's a war no civilization has ever won.)

マニー・オルテガ
『もういい。』

※ここで、マニーが少し投げやりに『もういい。』と話す。英文は(Heh,great.)

Merriam-Websterより引用ー

『heh/へー』

『interjection/間投詞』

like eh

—used typically to indicate interrogation and often to express scorn, amusement, or surprise

-一般的に質問するときに使われ、軽蔑、愉快、驚きを表すこともある。

ー引用ここまで

ここでは、自嘲的な意味合いの乾いた笑いの感じ、『ハハっ』みたいな。

で、(great)も字義通りの偉大とか、最高というよりかは、ここでは、『はは、最高だな。まったく。(自嘲的)』のようなニュアンス。

で、ここから『シェーファー』の言に続く。

Manny Ortega:
(Heh,great.)

バードン・シェーファー
『どうした?』

※で、この英文(Hit a nerve?)が、どうした?何か痛い所でも突かれたか?(図星か?)、(気に障ったか?)』みたいな表現。

これも『ブリジット』の時にも、見せた『シェーファー』っぽい、皮肉めいたユーモアを込めた親愛の表現。

相手がちょっと反応した(="heh"と苦笑いした)時に、「ああ、これは何か核心だったんだな」と気づいて、“ちょっとからかい半分”で探りを入れてる感じ。

マニー:『やれやれ、やっぱりそうだよな……(苦笑)』
シェーファー:『お、どうした、なんか効いちゃった?』

Bardon Schaeffer:
(Hit a nerve?)

マニー・オルテガ
『父親になって、今までは知らなかったストレスを感じてる。』

※ここも結構、素直に自身の弱さや不安を『シェーファー』に吐露している。

『戦場よりも日常の方が怖い、不安』という静かで切実な本音。

『命を奪うこと』よりも、『命を守り続けること』の方が、ずっと尊く、そして何倍も難しい。

また、これは『シェーファー』の人柄がそうさせるのか、彼が『ディビジョン』ではないので、『マニー』も自身をさらけ出せるのか。
(役職や立場があるので。)

ただ、『マニー』と『シェーファー』に関しては、会話の言葉使いなどを見ても、結構、距離感は近づいている感じ。

Manny Ortega:
(You know,just new dad stress I didn't know existed until right now.)

バードン・シェーファー
『なんだって。おめでとう。嬉しいか?』

※ここもかなり砕けた表現で祝福している。(oh,shit.)

おお、マジか。おめでとう!それで、楽しみか?

Bardon Schaeffer:
(Oh,shit.Congratulations.You excited?)

マニー・オルテガ
『ありがとう。緊張してるよ。辞められない仕事だからな。』

※ここでも『マニー』は、素直に不安も述べている。(just nervous.)

ただ一人の「父親」として、「怖いよ」「緊張してる」「自分にできるだろうか」という気持ちを隠さずに、『シェーファー』に話している。

どんな危険な任務でも、時に「降りる」事はできる。

でも“親”という仕事は、一度引き受けたら、どこまでも続く「終わりなき責任」。

『マニー』は、その重さに正面から向き合い、「怖いけれど、それでも進む」という決意を『シェーファー』に告げている。

『テオ』の時もそうだけど、ここの『次代へ繋ぐ、繋げる』という事も、作品のテーマにはありそうだね。

(Thanks,yeah,just nervous.It's the one job you really can't quit.)

第5週目『スカウト5(5/11)』

情報

トゥルーサンズが街中を動き回っている。奴らをできるだけ多く見つけ、その活動を妨害するしかない…(少)なくとも今の所は。
(The True Sons are moving throughout the city.We need to find as many of them as we can and throw a wrench in their works-at least for now.)

アクティビティ

アクティビティ1

Q:『トゥルーサンズに戦いを挑む。』(0/30)
(Take the fight to the True Sons.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:トゥルーサンズを排除する。

アクティビティ2

Q:『トゥルーサンズに遭遇したらその活動を妨害する。』(0/2)
(If you come across True Sons,put a stop to whatever they are doing.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:トゥルーサンズのアクティビティを完了させる。

アクティビティ3

Q:『リンカーン記念堂を奪還する。』(0/1)
(Retake the Lincoln Memorial.)

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

A:いずれかの難易度でリンカーン記念堂を完了する。

通信

+ クリックして下さい(ネタバレあり)

『The Traitor/裏切り者』

・マニーがアンドリュー・エリスについて、シェーファーに報告する。
(Manny debriefs with Schaeffer about Andrew Ellis.)

バードン・シェーファー
『ホワイトオークからのECHOは?

Bardon Schaeffer:
(You got an ECHO from White Oak?)

マニー・オルテガ
『ああ、でも音声がない。『眼鏡』のデータ抹消が優秀で、ANNAも文字起こしの情報しか拾えなかった。』

※ここの『眼鏡』は、『テオ・パーネル』の事。

英文は("Glasses"did too good of a job scrubbing the data)

『彼(テオ)の仕事が優秀すぎて(too good)、全部の情報が拾えなかった。』(軽めの揶揄、皮肉っぽい表現)

Manny Ortega:
(Yeah,but the audio is missing."Glasses"did too good of a job scrubbing the data,ANNA could only reconstruct the transcript.)

バードン・シェーファー
『フェイに権限が。』

※これは以前の通信でも話していた『大統領権限』の事。

Bardon Schaeffer:
(Faye got the clearance.)

マニー・オルテガ
『ああ。彼(エリス大統領)が渡し、元に戻せないよう自分を殺させた。』

Manny Ortega:
(She did.He gave it willingly and asked her to kill him so he couldn't take it back.)

バードン・シェーファー
『ほう。』

Merriam-Websterより引用ー

『huh/は?』

『interjection/間投詞』

a grunt articulated as a syllabic m, or with a voiceless onset n, or as the syllable ˈhə or ˈhəⁿ, often ending in a glottal stop, and uttered with a range of intonations ; often read as ˈhə

—used to express surprise, disbelief, or confusion, or as an inquiry inviting affirmative reply

有声音の「m」として、または無声音の「n」で始まる音、あるいは音節「ハ」(ˈhə や ˈhəⁿ)として発音されるうめき声。

しばしば声門閉鎖音で終わり、さまざまなイントネーションで発せられる。
通常「ハ」と読まれる。

→驚き、不信、困惑を表したり、同意を求める問いかけとして用いられる。

・「えっ?」
(驚きや困惑、聞き返しを表すカジュアルな表現。)

・「は?」
(よりぶっきらぼうで、理解できない時や聞き返す時に使われることが多い。)

ー引用ここまで

『シェーファー』が『エリス大統領』の想定外の行動を知って、「意外だった」「考え直す必要がある」といった内面の反応を表現している。

Bardon Schaeffer:
(Huh.)

マニー・オルテガ
『何だ?』

Manny Ortega:
(What?)

バードン・シェーファー
『まさか”チキンホーク”に驚かされるとはな。最後には度胸を見せたわけか。

奴は嫌いだが、自分が招いた惨状の責任を取り、正しい事をした点には敬意を払う。』

『最後には度胸を見せたわけか。』に該当する英文は(Sounds like he finally grew a spine at the end.)で、直訳すると『grow a spine(『spine/背骨』を生やす)』となり、この『spine/背骨』が、欧米文化圏だと、『勇気』とか『覚悟』、『意思の強さ』を表している。

日本語だと、『芯』とか『一本、筋の通った』みたいな表現かな。

『今まで腰が引けていた男(エリス(チキンホーク))が、たった一度だけ、最期にして、己の命をもって、ようやく筋を通したんだな。(責任を果たしたんだな。)』

Bardon Schaeffer:
(Nothing,just...Never thought"Chickenhawk"would be the one to surprise me.Sounds like he finally grew a spine at the end.

I hate that guy,but you gotta respect someone who takes responsibility for the mess they've made and tries to do the right thing.)

マニー・オルテガ
『一体どのエリスの話だ?』

Manny Ortega:
(We talking about the same Ellis?)

バードン・シェーファー
『悪魔と契約し、権力を追い求めた下院議長。』

※ここの下院議長に該当する英文は(Speaker of the House)

アメリカでは、「the House」は、通常「the House of Representatives(下院)」の略称として使用される。

『United States House of Representatives chamber.』jpg

なので、「Speaker of the House」 = 下院議長となる。

またそれに対し、「the Senate」は、上院を表す。

ロングマン現代英英辞典より引用ー

『sen‧ate, Senate /ˈsenət/ ●○○ noun』

1
a) the Senate the smaller and more important of the two parts of the government with the power to make laws, in countries such as the US, Australia, and France
a) the Senate:
アメリカ、オーストラリア、フランスなどの国において、法律を制定する権限を持つ議会のうち、より小さく、より重要な上院。

The Senate approved the bill.
例:上院はその法案を承認した。

b) [countable] a similar part of the government in many US statesb)
[可算]アメリカの多くの州に存在する、同様の役割を持つ議会の一部。

the California state senate
例:カリフォルニア州上院

2 → the Senate
(※通常、特定の「上院」を指す場合に使われる)

3 [countable] the governing council at some universities
[可算]一部の大学における、運営評議会(上院)。

ー引用ここまで

そして、『シェーファー』は、『ナタリア(ナット)』を『the devil/悪魔』と表現している。

Bardon Schaeffer:
(Speaker of the House,the chaser of power who made a deal with the devil.)

マニー・オルテガ
『ナットは悪魔じゃない。』

※ここも今回の通信タイトル『The Traitor/裏切り者』の伏線となる描写。

Manny Ortega:
(Nat is not the devil.)

バードン・シェーファー
『悪魔の最大のトリックを知ってるか?』

※ここの英文(You know the greatest trick the devil ever played?)、これ自体が欧米のキリスト教文化圏では、比較的用いられてきた表現。

Quote Investigator® Tracing Quotationsより引用、抜粋し、その上、意訳。ー

「The greatest trick the Devil ever pulled was convincing the world he didn’t exist.」は誰の言葉?

この有名なセリフは、映画『The Usual Suspects/ユージュアル・サスペクツ』(1995年)でキャラクターのヴァーバル・キント(演:ケヴィン・スペイシー)が言う印象的な一言。

脚本は『クリストファー・マッカリー』。

でも、実は元ネタは19世紀のフランス詩人『シャルル・ボードレール』。

『Charles Pierre Baudelaire』

『寛大な賭博者(Le Joueur Généreux)』で「悪魔の一番巧妙な策略は、自分が存在しないと思わせることだ」という内容で出現。

更にそれ以前、1836年の『ジョン・ウィルキンソン』の本や1856年の『ウィリアム・ラムゼイ』の本にも、同じようなアイデアが登場している。

つまり、この「悪魔の最大のトリック=存在しないと思わせること」という考え方自体は19世紀初めからあるものとなっている。

このフレーズを有名にしたのは、映画となるが、発想の起源は、ボードレール以前からの宗教書などに遡る。

映画『The Usual Suspects/ユージュアル・サスペクツ』(1995年)のセリフは、こうした過去の引用をオマージュしたものとなる。

ー引用ここまで

で、ここでも『the devil/デビル、悪魔、サタン(蛇)』というような表現が出てくる。

Bardon Schaeffer:
(You know the greatest trick the devil ever played?)

マニー・オルテガ
『資本主義?』

※で、ここの『マニー』が、先の『シェーファー』の言を受けて、切り返す部分。

捻りとスパイスが効いていて、個人的には好きな返し。

・ここでは「悪魔の最大のトリック」を「資本主義(Capitalism)」だと皮肉で返している。

・つまり「資本主義というシステムこそが、悪魔の“現代的な詐術”であり、人々を欺く巧妙な罠」という現代批評的ジョークになっている。

・貨幣経済や資本主義が、人々に“悪”を自覚させずに搾取・操作する仕組みだという暗示的な表現。

Rage Against The Machine - Sleep Now in the Fire (Official HD Video)

「悪魔の最大の罠――それは“自らの姿を隠しながら世界を操ること”。
現代の“悪魔”は、もはや赤い角も黒い翼も持たず――株式市場や仮想通貨の背後で、
人間の欲望そのものに姿を変えている。」

Manny Ortega:
(Capitalism?)

バードン・シェーファー
『ルシファーは堕天使、神のお気に入りの息子。ナットは父親に追放させられる前に王国を乗っ取ったんだ。』

【ディビジョン2】プロパガンダを聴いてみよう。『ナタリア・ソコロワはかく語りき』

『The Division2』 TU23『Year6 Season3『Burden Of Truth/真実の重み(バーデン・オブ・トゥルース)』』 現在、TU(タイトルアップデート)23 Y6S3『B ...

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で、ここの節は、『聖書』をベースとし、『堕天使』、『王国(楽園)からの追放』、そして、『父』という表現を用いているので、ジョン・ミルトンの『パラダイスロスト(邦題:失楽園)』を想起させる。

【ディビジョン2】野良でもできるもん『インカージョン・パラダイスロスト』【攻略】

『Incursion/インカージョン・侵略』 『Paradise Lost/パラダイスロスト(失楽園)』 ※Year5シーズン2『Puppeteers/黒幕』のパッチノートについては、こちら。 目次 ...

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父(アレクセイ・ソコロワ)にもっとも愛された存在は、神の息子である『ルシファー(フィリックス)』。

『ナタリア』は、父から追放される前に自ら“王国(=権力、組織)”を奪った。

『シェーファー』の英文では、前半は『Lucifer,son』と語り、後半は『She,banish her』と語っているので、ここは”姉弟”の対比表現。

上記リンクプロパガンダ放送より引用ー

父がアメリカで新しい家族と暮らす為にロシアを離れると、母は精神的にひどいショックを受けました。

父が死ぬまで義理の弟フィリックスに連絡する事も禁止されていました。皆さん、私は決して天使ではありません。亡霊でも怪物でもありません。

『KESTREL/ケストレル(チョウゲンボウ(小型のハヤブサ))』
『Felix Sokolov/フィリックス・ソコロワ』

『フェリックス・ソコロフ、コールサインはケストレル。
戦闘時の医療支援と護衛任務の専門家。
大学(a top-tier school/一流の大学)で医学の学位を取得。

家業のおかげでディビジョン内でも影響力を持ち、
それを最大に活かした。ブラックタスクが彼を欲しがるわけね。』

Felix Sokolov,callsign Kestrel.
Specialized in combat medical support and escort duties.
Medical degree from a top-tier school.

His family business gave him enough clout to make the Division ranks,--
-- and he's made the most of it.Black Tusk jumped at the chance to recruit him.

ーレガシー・マンハント 『エンドオブウォッチ』 ブリーフィング映像より

父の死後、私が医学部に通わせました。幼い頃の弟の事は知りませんが、彼がああなった一因は私にあります。

しかし、彼がディビジョンにいた事はまったく知りませんでした。弟は若く、多感で、過ちを犯しました。でも私は弟を傷つけたり、危険な目に遭わせたりはしていません。

大切に思っていました。今でもそうです。

大切な弟を殺したディビジョンのエージェントには、罪のない男を殺したという事実を知っていてほしいのです。』

ー引用ここまで

『ナタリア』の思惑とは?

で、ここまで進めてきて、『フィリックス』がどうであれ、『ナタリア』は、自分の地位を脅かす存在としても『フィリックス』が邪魔だし、父親(アレクセイ)が、自身(ナタリア)と、その母親を捨て、築いた『アメリカの新家族(父とフィリックス)』そのものも面白くなかったのではないか?

また『ナタリア』の中に、その捨てられた体験、経験、母が次第に壊れて行く様は、かなり根深いトラウマになっていたとしても、不思議ではないだろう。

そして、それは『ナタリア』の中に“恐怖”“怒り”“権力への執着”として、形を変えて、宿ったとしても。

なので、英文(she took his kingdom before he could banish her.)、このラインは、彼女のこれまでの経験や想いも含めた被害妄想的発想なのかもしれない。

『私たち(ロシアの母とナタリア)を捨てたあの父親(アレクセイ)なら、(『banish/抹消、追放、勘当』をも)やりかねない。』と。

Bardon Schaeffer:
(Lucifer is a fallen angel,God's favorite son.Nat?She didn't wait for her father to replace her,she took his kingdom before he could banish her.)

マニー・オルテガ
『フィリックス。』

※通信『マンハント:フェイ・ラウ』『本物の忠誠心』より

フェリックス・ソコロワとフェイが彼の家族と忠誠心について話す。

ケストレル
『他の候補者にも家族の事を聞くのか?』

フェイ・ラウ
『関連がある場合は。』

ケストレル
『他に何が知りたい?』

フェイ・ラウ
『お姉さんと仲はいいの?』

ケストレル
『ちょっと複雑でね。姉貴はロシアで育った。親父が死ぬまで存在さえ知らなかった。』

フェイ・ラウ
『ひょっとして、6、7年前の話?』

ケストレル
『6年前。それが何だ?』

フェイ・ラウ
『彼女がブラックタスクを起ち上げたのが、その頃だったから。』

ケストレル
『それで?』

フェイ・ラウ
『いえ、ただ言ってみただけ。でも、お父様が亡くなった後で、あなたと繋がったのは興味深いわね。

彼女が会社を引き継いでPMCを作ったのは、まるで…何でもない。こんなのはありもしない陰謀論ね。』

PMC(private military company/民間軍事会社)、ここではBT(ブラックタスク)を指している。

ケストレル
『姉貴は俺を愛してる。』

フェイ・ラウ
『きっとそうね。』

ケストレル
『親父の葬式に出る為に、姉貴はロシアを出る事を許されたんだ。

それ以来、いつも俺を助けてくれたし、この仕事も与えてくれた。
エージェントの過酷さを知って、部下を犠牲にしてまで俺を守り、迎え入れてくれたんだぞ。俺を他人だと思ってたら、そこまでするか?』

フェイ・ラウ:『あの女(ナタリア・ソコロワ)は、どうも怪しい。』

Manny Ortega:
(Felix.)

バードン・シェーファー
『彼はどこに?』

※ここは、彼が昏睡している間の話なので、『シェーファー』としては、

情報・戦力としての『フィリックス』の存在

・『フィリックス』は『ナタリア』の異母弟であり、ブラックタスク内部や『ナタリア』の本心を知りうる貴重な存在。

・ローグエージェントの一人として、敵味方どちらにも“情報・戦力”として重宝される立場。

・『シェーファー』自身も、「ナタリアに対抗する駒」として、“『フィリックス』を味方にできるかもしれない”と思っていた可能性。

または『ナタリア』の手が及ぶ前に接触したい

・『フィリックス』が『ナタリア』の“次の犠牲”になるのを防ぎたかったのかもしれない。

・または、もし彼が「利用可能な状態」であったならば、『ナタリア』打倒の為に、“最後のカード”として使える、少なくとも、敵側に回らないよう確保したい、そうした計算もあったかもしれない。

Bardon Schaeffer:
(Yeah.Where is he?)

マニー・オルテガ
『フェイを追う前、ナットに騙されて殺してしまった。ブリジットも。』

そして、ここが『ナタリア』を『ナタリア』たらしめている最大のポイントというか、『キーファー』をして、『悪魔』と表現させるような、彼女の『人心掌握術』が全開となっている所。

ナタリアの“人心掌握術”

・自身は、「直接手を下さず」「計略・情報操作」によって、『ブリジット』も『フィリックス』も、敵側=マニーたち自身の手で“処理(排除)”させている。
・まるで自分の手は汚さず、“王国”の障害を消す“意志”だけが背後で働く。
・「最後のカード」すら、気づけば相手の意志と手で消えていく――
これが“簒奪者”ナタリアの真骨頂。

『大切な弟を殺したディビジョンのエージェントには、罪のない男を殺したという事実を知っていてほしいのです。』

ー上記プロパガンダ放送より

「マニー(ディビジョン)たちが処理したという」事実は、『ナタリア』の責任を曖昧にし、逆に“正当性”や“利用価値”までをも生み出す。

こういった“人をして人を殺さしめる”策略、計略というものは、物語だけでなく現実社会の権力構造でも、『真の支配者(黒幕)』がよく使う技法として、存在している。
(火のない所に、煙を立たせて、ターゲットを閑職へと追いやったり、排除したり。)

Manny Ortega:
(She tricked us into killing him and Bridgette Douglas,before we went after Faye.)

バードン・シェーファー
『今でも彼女が悪魔でないと?』

※ここもまた『シェーファー』は、『ナタリア』を(the devil/悪魔)と表現している。

・“悪魔”というのは「絶対的・超越的な悪」「人間の手に負えない存在」の象徴。
・つまり「この女の悪辣さ・手際の見事さは、もう“人間”の範疇を超えてるだろ?」という煽り。

『これで良く分かっただろ、あの女(ナタリア)のやり口が。』

Bardon Schaeffer:
(You still sure she's not the devil?)

マニー・オルテガ
『悪魔じゃない。裏切り者だ、裏切り者は責任を問われるか殺される。』

※ここのニュアンスが正直、少し掴みづらい。

『シェーファー』の『the devil/悪魔』という言葉を、『マニー』があえて否定する理由というか。

・まず、シンプルに考えると、「彼女(ナタリア)を悪魔扱いしたら、人間社会での責任を問えなくなる。(“裏切り者は法で裁ける/殺して決着をつけられる”=“責任追及・制裁の対象”。)」

ただそうすると、通信タイトルである『The Traitor/裏切り者』の意味は?となる。

では、次に考察する点として、文の構造的な対比として、前段での会話と構造が同じという所が挙げられる。

構造的な対比

「悪魔の最大のトリック」→「資本主義?」

・『シェーファー』: 神話的・普遍的な“悪”の抽象として、表現している。
・『マニー』: それを現代社会の具体的な「制度(資本主義)」に落とし込んで皮肉っている。

「彼女は悪魔か?」→「いや、裏切り者だ」

・『シェーファー』: ナタリアの“超越的な悪”=悪魔化・象徴化
・『マニー』: それを「法的・倫理的に裁ける人間=裏切り者」として具象化

で、次に英文(She's a traitor)という表現、これだと、『裏切り者』だから、『マニー』はかつて、彼女の言を信じ、誤った人物を排除してしまった事へ憤っているのか?

通信タイトルの『The Traitor/裏切り者』について

そして、最後に通信タイトルの『The Traitor/裏切り者』なんだけど、ここまでの『聖書的文脈、表現』(悪魔、堕天使、王国、父など)があると、この定冠詞『The』が付いた『Traitor』は、

『Judas/ユダ』だとか、『Judas betrays Jesus with a kiss.jpg』

『Lilith/リリス』、『Lilith(John Collier painting)FXD.jpg』

『The serpent/蛇』みたいな存在を思い浮かべるわな。

逆に不定冠詞『a』が付いた『Traitor』だと、「数ある裏切り者の一人」「誰かが裏切った」「個人の行為」、もしくは「裏切り」という行為にフォーカスしている印象を受ける。

聖書における『Judas/ユダ』

Lady Gaga - Judas (Official Music Video)

余談:このPVでは、『Judas/ユダ』を、先ごろ発売(6月26日)された『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』
の主役俳優である『
Norman Reedus/ノーマン・リーダス』が演じている。

・キリスト十二使徒の一人にして、「30枚の銀貨でイエスを売った裏切り者」。

・“Traitor(裏切り者)”の代名詞・象徴であり、西洋文化圏では“究極の裏切り者”という強烈な意味を持つ。

ユダは“裏切り”の責任を取らされたのか?

・キリストを裏切った後、ユダは激しい罪悪感と後悔に襲われる。

・そして『自ら命を絶つ(自殺)』という結末を迎える。(マタイによる福音書 27章3-5節)

ここは英文(traitors can be held accountable or killed.)に相当するね。

だから自身としては、ここの『Traitor/裏切り者』という表現は、共闘、協力関係を壊したというよりも、

「共同体の秩序・信仰・主(神/リーダー)を裏切る」
=“絶対に越えてはいけない一線”を越えた存在への断罪。
――キリスト教的な「罪と報い」の観念に直結するニュアンスのように思える。

そして、『マニー』は、そんな彼女(ナタリア)を、『a traitor/裏切り者』と呼ぶ事で、

・ナタリアに“報い”や“裁き”という「人間のルール」を適用する余地を確保する。

・『奴は神話的な悪ではない、“ただの人間”であり、“人間としての罪”を問う(える)べき存在』

・これは「赦し」や「諦め」ではなく、“必ず責任を取らせる”という宣言。

マニー・オルテガ:『あの女(ナタリア)は禁忌を犯した。必ずその報いを受けてもらう。』

Manny Ortega:
(She's not the devil.She's a traitor and traitors can be held accountable or killed.)

※Year7 Season1『Crossroads/クロスロード』マンハントスカウト詳細(後半)については、こちら。

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